PODの優秀機種が多いAspire
こういうブログを書いていると、嬉しいことに色々なメーカーさんの製品を触る機会があります。
最近はたくさんのPOD製品をレビューしていく中で、実際に継続的に利用しているPODというのがいくつかあります。
そういったPODをよくよく見ていると、AspireのPODの多いこと。
Favostixだったり、Minican+だったり、私の机の周りにAspireのPODが幅を利かせています。
似たようなPODは他社からも出ているのですが、なんだかんだ手元にあるPODはAspire製品が多い気がします。
オートパフの精度だったり、ドローの重さが良かったり、いい製品を生み出し続けるAspireの新作PODはどのような特徴があるのでしょうか。
Flexus付属品
- Flexus本体
- Flexus Q コイル (0.6Ω、1.0Ω)
- Type-C ケーブル
- ユーザーマニュアル
以前からいくつかありますが、交換用コイルが2つあるように見えて、実は本体に未装填というものです。
PODということでサラッと箱から取り出してみたのですが、なんと本体がメタリックボディーなんですね。
プラスチック本体に慣れていたので、ズシッとくる重量にちょっとテンションが上りました。
「ズシッと」と記載していますが、重いというわけではなく、しっかりとした重厚感があるという意味で捉えておいてくださいね。笑
Flexus本体詳細
コイルパーツ
こちらが新開発されたというAF(Aspire Flexus)コイル。
見た目には違いも分かりませんし、公式HPに行って確認もしてきましたが、内部構造について言及されていませんでした。
下部のこの小さい穴からエアが入ってくるのだと思います。
こう見ると結構コイルからマウスピースまでの距離がありますね。
コイルの装着は簡単で、下からコイルを押し込むだけ。
特に方向なども気にする必要はないようです。
この構造上、中にリキッドが残っている状態ではコイルの交換はできないですね。(まぁ普通はしないですが)
本体部分
表にはパフボタンとインジケーター(LED)、裏も特に変わった点はありません。
パフボタンがありますが、ボタンパフでもVAPEできますし、押さずに吸う(オートパフ)でも動作します。
本体下部に充電用ポート。
ちなみに、Flexusの売りの1つに急速充電機能があります。
なんとわずか10分で本体バッテリーの80%(700mAhなので、約560mAh分)を充電することができるらしいです。
そこまで生き急いでいるわけではないですが、メリットと言えばメリットかも。
本体とPODは爪のようなもので固定されています。
本体が金属でできていますので、使用していく中で爪のホールド力がなっていくということはなさそうです。
ギッチギチMTLも可能なAFC
最近のPODにはエアフローコントロールがよくついています。
個人的にはあってもなくてもどっちでもいいかなという感じなのですが、FlexusのAFCはかなりの調整幅があります。
全開だと緩いMTLという感じなのですが、全閉だと本当にタバコの吸い心地やアメスピのドローぐらいまで絞ることができます。
ただ、付属のコイルが1.0Ωなので、全閉だと流石に冷却が間に合わないでしょう。
激重ドローでも大丈夫な抵抗値のコイル(1.5Ω以上)が出てきたら、日の目を見るドロー調整かなと思います。
リキチャ方法
PODの横からキャップを開いてリキチャするスタイルですね。
特に変わった点もありませんし、難しくもないと思います。
まとめ
…正直、Flexusならではの機能というのはありませんでした。
Aspireからは色々なPODが登場していて、それぞれに何かしらの特徴めいたものがあったような気がします。
Flexusはメタリックな本体が醸し出す重厚感があるぐらいで、操作性や味に関して大きく差別化できるような点はありません。
Aspire的には10分で80%充電ができる急速充電を売りにしているのですが、そもそもPODの充電に何時間もかかるということはありません。
加えて、実は急速充電ってバッテリーに負荷を与えるようなので、POD本体の寿命も短くなりがち。(まぁ1つのPODをずっと使い続けるわけではないでしょうが…)
新開発のコイルの味もいいのですが、現状のコイルでも十二分に美味しいミストが味わえていることから、ちょっと他のPODから乗り換えるにはインパクトに欠けると思います。
Flexusならではのポイントとしては、メタルボディーというところ。
プラスチックなチープな感じは一切なく、メタリックボディーが大人の嗜好品という印象を与えてくれる、そんなPODでした。