Nautilus Primeがマイナーアップデート
少し前にはなりますが、AspireのNautilus Primeをレビューしました。
いわゆる出力変更が可能なAIOというNautilus Primeでしたが、今回のPrime Xはそこから少しだけアップデートされたものとなります。
大きく何が違うんだと言われれば…
Nautilus Prime | Nautilus Prime X | |
バッテリー | 内蔵2000mAh | 外付け18650 |
液晶 | 白黒 | カラー |
液晶サイズ | 0.69インチ | 0.96インチ |
コイル互換性 | △ | ◎ |
価格 | 5000円ぐらい | 6000円ぐらい |
こんな感じとなります。
Nautilus Primeを触ったことのある人であれば、だいたい想像がつくかなと思います。
ただ、最大の肝である値段だけがNautilus Primeに軍配があがりますので、それぞれの差を見比べながら自分にあった方を選択できればと思います。
Nautilus Prime X付属品
- Nautilus Prime X本体(NautilusコイルPOD搭載)
- 交換用POD(BPコイルPOD)
- 充電用USBケーブル(Type C)
- マニュアル
本体としてはこのような内容になっています。
本体とバッテリーだけのセットもありますが、Special Versionという交換用コイルが大量に入っているセットもあります。(競争率が高いようで、予約販売がメイン)
その分お値段が張っているようですが、たくさんのコイルが試せるという楽しみと、相当量のコイルが入っているので、しばらくはコイルの買い替えの心配がないというのもメリットとしてあります。
気になる人は今のうちに予約しておくのがベター。
Nautilus Prime X本体詳細
コイルパーツ
使用できるコイルが多数ありますので、Nautilus系コイルとBP系コイルで使用するPODが違います。
- Nautilus系
- BP系(PnPコイル含む)
脱着方法は同じなのですが、コイル装着部の金具の形状に違いがあります。
Nautilus系コイルはMTLに近い吸い心地のものが多く、BPコイルはDLに近い吸い心地のものが多い印象。
そういう色々なものを試したい人は、さっき紹介したSpecial Versionを購入してみることをオススメします。
本体部分
スクリーンが大きくなったことにより、サイドにUp/Downボタンが移動してきましたが、見た目に大きな変更点はありません。
無印Nautilus Primeと異なるのは、電池交換式になったということ。
バッテリーが劣化したらフレッシュなものに交換すればいいので、この点も嬉しい人には嬉しい変更かもしれませんね。
個人的にはテクニカルMOD(?)の寿命は、バッテリーがどうであれ1年ぐらいだと思っていますし、1年の間にもっとかっこいい、機能のいいものが出ていると思います。
なので、バッテリー内蔵かどうかでMODを決めるのは私にはあまりない感覚ですが、このあたりも好み次第。
モード選択
Up/Downボタンの同時押しでメニューに入ります。
両手で押していますが、頑張れば片手で押せるかな?って感じ。
他のMODみたいに3回クリックでメニューは難しかったのかな?
メニュー選択は、「Mode(モード)」「Color(カラー)」「Brightness(明るさ)」の三種類です。
今回はモードについて簡単にご紹介。
使えるモードは「Auto(オート)」「Watt(ワット)」「Voltage(ボルテージ)」「Bypass(バイパス)」の4種類。
オートってことは勝手に出力を調整してくれるってことなのか!?
なんて思いながら、「それだとBypassと何が違うんだ?」っていう心の声を聞かないふりしていました。
試しにオートモードでコイルを付けたり外したりしても、ワッテージが自動で調整されることもありませんでした。
「あれ?初期不良?」と思いながら表示をよく見ると、ちょっとだけ表示が変わっている部分がありました。
出力の上に「Best 15-25W」と書いてあります。
なるほど、オススメの出力を表示してくれながら、その範囲内で出力を調整しながら吸えるってことなのね!
これは初心者にとっては非常に嬉しい機能だと思います。
出力の高い・低いというものの基準が分からないままVAPEしていて、何度コットンを焦がしながらムセたことか…。
オススメの出力を教えてくれながらも最終的には微調整できるという、機械と人間の共同作業となるモードでした。
リキチャ方法
一般的なリキッドチャージ方法と同じで、ラバーキャップを開いてリキッドを補充するだけ。
まとめ
「Nautilus Primeのマイナーアップデート版」という一言に付きます。
レザー調になったりだとか、ディスプレイがカラー&サイズアップしたりだとかはありますが、基本的には同じといえば同じです。
じゃあどっちを選ぶんだと聞かれたら、Nautilus Prime Xを選ぶ人が大半だと思います。
大きな差こそありませんが、本体単体であれば1000円程度の違いですし、やっぱりレザーからは高級感が漂いますし、ディスプレイはカラーで大きい方ががいいです。
決められたコイルしか使えなくて困るのが、生産終了になってしまった場合です。
専用コイルの生産が終了=買い替えが確定となってしまいます。
ですが、Nautilus Prime Xであれば、色々な互換コイルを使い回すことができるので、その時その時にあったコイルを使いながら、長い間使用することができます。
「本体は数百円でも安い方がいい、専用コイルよりもコスパのいいRBAコイルを使って長く使う!」という方は、Nautilus Primeでしょうが、大多数の方にはNautilus Prime Xをオススメします。