あれ?何でこのアトマイザーは人気がないんだろう?
そう疑問に思ったことはないでしょうか。
私自身がRDAやRTAに手を出したときには、何が自分に合っていて、何が自分に合わないか手探り状態でした。
そこで、色々な人のレビューを見たり聞いたりしていたのですが、使い勝手の良し悪しは人それぞれ。
ただ、個人的にはそれらよりももっと高く評価されるべきアトマイザーがいくつか思いつきます。
完全独断と偏見でご紹介していきますので、参考になるかどうかは分かりません。
ただ、私の意見に賛同してくれるあなたとは美味しいお酒が飲めそうです!
VLS RDA by Oumier
私がこの記事を書くに至ったRDAです。
色々な方のVLS RDAレビューを覗いてきたのですが、衝撃のレビューが並んでいました。
「え?なんでそんな辛口なの?こんなに使いやすいし美味しいよ?」って反論したくて一番最初に持ってきました。
ドローがスカスカと言う声や、爆煙RDAという声が聞こえますが、それは何かの間違いではと思ってしまいました。
評価ポイント
シングルでもデュアルでも
まず、シングルコイルでもデュアルコイルでも組むことができます。
デュアルビルドは上下にコイルが重なるような形になりますが、大きな弊害はありません。
バーチカルでも簡単ビルド&ウィッキング
バーチカルコイル(縦置きコイル)ビルドだってお手の物。
さらにバーチカルビルドの難点であるウィッキングもしやすくなっています。
単線コイルビルドでフレーバーチェス
ドローが軽い部類ではありませんので、「超低抵抗コイルをデュアルで爆煙!」みたいな使い方には向いていません。
私はビンボーVAPERですから、使うコイルは基本的には単線コイル。
さらにビルドが楽で、リキッドの消費が大人しいシングルコイルを好みます。
私のアトマイザーレビューはほぼ全てのアトマイザーで抵抗値は0.5Ωを目標にビルドしています。
これは私の好みなのでそうしているだけですが、単線シングル0.5Ωでバッチリ味を出してくれるのがVLS RDAなのです。
Anglo RDA by Hellvape
Dead Rabbitでスマッシュヒットを飛ばしたHellvape。
その後もいくつかアトマイザーを出しているのですが、さすがにデドラビを越える名作はない様子。
ですが、個人的にAnglo RDAはデドラビを余裕で越えてくる名作RDAです。
爆煙大好き海外VAPERが好まないのは分かるのですが、味を求める人が多い日本人VAPERにピッタリだと思うんだけどなぁ。
評価ポイント
810規格の「抵抗感のあるDL」な吸い心地
思っている以上にタイトなドロー。
かと言ってMTLではない、まさに「タイトなDL」という表現がピッタリなアトマイザーです。
タイトなDLなだけならMTLアトマイザーをエアフロー全開で吸えばいいのです。
このアトマイザーが優れているのが、810ドリチであること。
510規格のドリップチップはリキチャの際にトップキャップを外さねばなりません。(まぁスコンカーで使うという方法もありますが、やっぱりドリップしたいときってありますよね)
810規格のドリップチップはトップキャップを外さなくてもドリップできるという楽チンさも人気の秘訣。
シングルコイルのためのRDA
シングルでもデュアルでも組めるというのが、デッキを見ていただくとお分かりいただけると思います。
デュアルコイルビルドには少し狭いのですが、組めなくはありません。
ただし、前述のようにドローが重た目ですのでものすごい低抵抗には不向きです。
このRDAが輝くのはシングルコイルビルドのときです。
コイルレッグが片方にまとまっていても、双方向に開いていても問題ありません。
コイルを固定するクランプに特殊な処理がされており、コイルの固定方法に死角はありません。
合わせやすいシンプルな見た目
アトマイザーにロゴを入れたりしたくなる企業の気持ちは痛いほど分かります。
いわゆるハンチェだったり、何らかのメディアにチラッと映ったときなんかに目立つからです。
だけれども、消費者目線から見たときに、邪魔者以外の何者でもありません。
ぶっちゃけ、エングレービングやプリントロゴは、ダサい場合がほとんどです。
そんな中で、Angelo RDAはロゴも何もないシンプルな見た目。
どの方向から見てもシルバーに光り輝くアトマイザーで、どんなMODにも合わせやすくなっています。
Kensei RTA by Vandy Vape
RTA勢としては唯一のご紹介となるKensei RTA。
このRTAは、2018年を代表するRTAと言っても過言ではありません。
この記事を書いている令和の時代になってもなお、輝きを放ち続けるでしょう。
今後のRTAやRDAの進化の行方はどうなるか分かりませんが、今後も長い間愛されるであろうRTA、それがKensei RTAです。
評価ポイント
これで味が出なければ、VAPEの歴史がひっくり返る
調整幅のあるドロー、細かい穴のハニカムエアフロー、ミストの動きを邪魔しないドーム型チムニー…
これで味が出なければ、ビルドに問題があるかVAPEの歴史を根底から覆す何ががあるハズです。
味を出す仕組みだけでなく、持ち運び時に開け締めできるジュースフローコントロール。
ここのOリング強度というか、回転させるときの抵抗感が大変素晴らしい。
「硬すぎず、緩すぎず」のモデルとなれる抵抗感が、持ち運び時のリキッドダダ漏れ問題を解決してくれます。
ポールの指示に沿って組めば、ウィッキングがレベルアップ
一風変わっているように見えるデッキ。
外側が高く、内側が低くなっていて、見た目には少しいびつな形をしています。
ところが、この形であることによって、ウィッキングが非常にスムーズに行えるのです。
外側のポストが遠いところにある場合、コイルレッグが邪魔をしてコットンをスムーズに落とすことができません。
ですが、Kylin RTAのようなデッキですと、コイルレッグがコットンの邪魔をするということが起こりません。
この違いと良さに気づけた人なんかは、他のデッキでのビルドやウィッキングにも変化が生まれそうです。
BTFC RDA by Augvape
YouTuberコラボ製品の中で、一番完成された状態でいるのではないでしょうか。
どのYouTuberコラボ製品でも、一か所や二か所ぐらいは「ここは〇〇しないといけないけど、それは△△のためで、仕方ないけど我慢してくれ!Thank you!」みたいな部分があります。
ですが、このBTFC RDAにはそういった構造上の弱点のようなものはありません。(見た目がダサいというのはひとつ難点か…)
デカい≒爆煙機だと思い込んでいるあなた、このBTFCがその常識を覆してくれます。
今までいろんな製品のYouTuberコラボがありますが、このRDAだけは初心者から上級者まで全員にオススメできるものとなっています。
評価ポイント
この世で一番簡単なビルドデッキ
未だかつてここまで簡単なビルドデッキはあっただろうか。
ポストにコイルを入れるのですが、高さの調整や長さの調節などはほぼ不要。
どんな不器用な人でも、BTFC RDAのデッキでなら、それなりの形にはビルドできるはずです。
25mm RDAなのに、味の出方が素晴らしい
直径が大きいアトマイザーって、味重視か爆煙重視のどちらだと思われます?
私のイメージは、直径が大きければ大きいほどミスト量重視の爆煙アトマイザーというものでした。
なのにBTFC RDAときたら、大きいくせに味重視のアトマイザー。
コイルと口の位置が近いからなのか、本当にいい味を出してくれます。
このアトマイザーで吸ってみれば、あなたのお気に入りリキッドの味がさらにいい味になるのではないでしょうか!?
あなたに合ったアトマイザーが最強のアトマイザー
…とまぁ、気にあるアトマイザーを列挙してきました。
構造上の欠陥があるアトマイザーを除いては、100人いたら100人に好かれるアトマイザーなんてモノはありません。
VAPERがアトマイザーに求めるものは、VAPERによって異なります。
なんなら自分自身もどんなアトマイザーを欲しているのか分からなくなってしまったり、気分や体調によっても求めるものが変わります。
だからこそ色んなアトマイザーを手に取って試してみたくなるわけです。
新しいからいいとか、高いから味が出るというものでもありません。
皆さんが自分にピッタリなアトマイザーが見つかりますように。