純国産リキッド、幕末 – 花魁 –
「この桃の香りをどうともしなんし」というフレーズがボトルに印字されています。
おそらくですが、このセリフを考えるのはかなり大変だったのではないかと想像します。
なぜなら、花魁というのは人名ではなく役職(?)の呼び名だからです。
「花魁」を現代風に訳すとするならば、「夜の女」というところでしょうか。
そんな妖艶な名前から少し離れたピーチティーリキッド、花魁をレビューしていきたいと思います。
リキッドスペック
VG/PG | 不明 |
メンソール/清涼剤(無0 ←-→5強) | 0 |
容量/価格 | 15ml/872円 |
メーカー説明 | 純国産リキッドの幕末ピーチティは紅茶の風味に後からくるピーチの甘い香りが心地いいフレーバーです。すっきりとした味わいながら、濃厚。ピーチの後味で至福のひと時を感じらます。 |
※VG/PG比率が不明となっていますが、粘度的に70/30か60/40ぐらいかと思われます。
こういった果物やお花の香りの付いた紅茶をフレーバーティーと言うのでしょうか。
女性が好みそうな紅茶のような気がします。
ピーチティーは過去に海外メーカー(The sauce LA)のものを吸ったことがありますし、結構たくさん発売されているようです。
それでは、実食!
香りチェック
香りはバッチリとピーチティー。
桃の香りも感じながら、紅茶特有の渋みまで感じるような香りです。
味チェック
香りの時に感じた紅茶感はいったん身を潜め、全面にピーチの風味を感じます。
果汁グミのピーチ味と説明するのがピッタリ。
本物というわけではないのですが、我々一般庶民が慣れ親しんだ桃の風味です。
VAPER側(Ko)の感想
コイル | シングル |
コイルの種類 | Ni80単線 |
抵抗値 | 0.5Ω |
ワット数 | 27W |
ピーチティーのピーチの部分をしっかりと感じることから始まります。
ミストを吐き出し始めると感じる紅茶。
吐くにつれてどんどん紅茶感が増していき、紅茶特有の渋みまで丁寧に再現さてれいます。
他の幕末リキッドは総じて若干薄い気がしましたが、花魁に関しては薄い訳ではなく【薄味】です。
これくらいの濃さでちょうどいいという感じです。
ガンクの付きやすさ(約5ml使用後)
パッと見はガンクが付いていないように見えますが、よく見るとガンクの端くれみたいなのがコイルに付着しています。
まぁこれをガンクと呼ぶかは人それぞれですが、他の幕末リキッドと比べると付きやすいと言う感じ。
でも、全然大丈夫クリアロでも使ってもらえるレベルだと思います。
Non VAPER側(嫁)の感想
(スンスン)ん~、桃の匂いはするかな
あ、その感覚は正解。
ピーチティーでしたとさ。
そんな女子みたいな味吸ってんの?
オッサンが吸っててゴメンやけど、これが結構美味いんだわ。
確かに美味しいんですが、しっかりと桃の香りもするみたい。
やっぱり女性的な香りを連想させるようですので、女性が吸うならモーマンタイ。
男性が喫煙所などで吸うときには、変な目で見られないような工夫が必要かもしれません。
こんな人、場面にオススメ!
安くて美味しいピーチティーをお探しの方にオススメできるリキッド。
他のメーカーでもピーチティーリキッドがあるかもしれませんが、味の点でいえば遜色ないと思います。
この辺りは好みや環境に応じて変化があるので一概には言えません。
ただし、値段の観点から言えば、かなり安い部類に入ると思います。
これだけ安くてこれだけ味が出ていれば、十分にコスパよしといえる1品でした。