純国産リキッド、幕末 – 松陰 –
「この味を塾生たちに伝えねば!」と意気込む吉田松陰先生。
藩に断罪されながらも日本に聞きが迫っていることを伝え広め、また自らも日本の外との接触を試みていた暴走系熱血教師。
そんな先生の教えを受け、日本開国に奔走した志士も多かったのではないでしょうか。
偉人の恩師という点においては、この人が文明開化の礎となったと言っても過言ではないでしょう。
さて、ゴタクはそのへんにしてリキッドのお話をば。
ご覧になって分かりますように、このリキッドは少し白濁しています。
さらにリキッドの味がレモンとライム。
これは確実に(いや、詳しく調べてないから分からんけど)リモネンが入っていると考えていいでしょう。
樹脂パーツのクラックやゴム製品の劣化には十分ご注意ください。
リキッドスペック
VG/PG | 不明 |
メンソール/清涼剤(無0 ←-→5強) | 0 |
容量/価格 | 15ml/872円 |
メーカー説明 | 幕末時代の息吹をこのボトルに詰めました。ほどよいレモンライムの酸味と爽快感が口内に心地いい、純国産リキッドの松蔭レモンライム。当店イチオシです★ 爽やかなレモンとライムの香りの相性が非常によく、飽きない定番リキッドとして仕上げました。 |
※VG/PG比率が不明となっていますが、粘度的に70/30か60/40ぐらいかと思われます。
当店イチオシのリキッドのお墨付きをもらっている松蔭レモンライム。
その名の通り、レモンとライムの柑橘系サッパリリキッドのようです。
実は神戸Liz(提供元)の担当者の方が言うには、なぜかこのリキッドはネガティブな意見が多いそう。
そんなこと言われると、一口目がすごく心配になりますが、実際に吸って確かめてみたいと思います。
それでは、実食!
香りチェック
問答無用の酸っぱい系柑橘系の香りがします。
どちらかというと果実の香りではなく、酸っぱい系柑橘系の皮の香りが漂ってくる感じ。
味チェック
酸っぱさよりも、ラムネのような甘さの方を感じます。
決して酸っぱくないというわけではなく、ほのかな酸っぱさが甘さを強調しているような感覚に襲われます。
VAPER側(Ko)の感想
コイル | シングル |
コイルの種類 | Ni80単線 |
抵抗値 | 0.5Ω |
ワット数 | 27W |
一口吸って直感的に感じた感覚は、ハイレモンの味です。
あの誰もが食べたことのあるハイレモン。(受験シーズンであるこの時期になると、ハイレルモンという名前に変わりますよね。)
そのハイレ(ル)モンの子ども向けの雰囲気を排除し、柑橘系の苦味をプラスした大人なハイレモンという感じです。
苦味と言っても不快に感じるものではなく、柑橘系の良さを引き立てている苦味です。
そしてわずかに感じるヨーグルトの後味が全体を上手くまとめています。
ガンクの付きやすさ(約5ml使用後)
コイルの真ん中にカスのようなものが付着している様子が見て取れます。
吸っている分には味の変化は感じませんでしたが、ガンクがついていないとは言い難いです。
リキッドの味が繊細な柑橘系であることと、リモネンのことを考えると、RDAやRTAでの運用がオススメ。
※洗浄後のリキッドの残り香が結構すごいです。クリアロコイルで別のリキッドを吸おうと思う場合も味がケンカしてしまうかもしれません。
Non VAPER側(嫁)の感想
(スンスン)あ~、うんうん、レモンとかそっち系じゃない?
そうそう、レモンライム
うん、ちゃんとそんな感じだわ
そういうのならまぁ不快ではない、匂いとしては。
「匂いとしては」とは?
その煙の量はいつまで経っても心地よくはない
まぁミストの量はNon-VAPERの人からすれはものすごい量に感じるでしょう。
香りはそこそこOKなようですが、問題はミストの量のようです。
お外でのVAPEには気をつけましょう。
こんな人、場面にオススメ!
担当者の方が心配していたのとは正反対で、しっかりと美味しく吸えるリキッドでした。
リキッドには多少なりとも合う合わないがあるにせよ、少なくとも私には不味いと感じるようなリキッドではありませんでした。
まだ幕末リキッドを全種吸ったわけではありませんが、それでも上位には入ってくるものだと思います。
そんなこんな言っても、私の感想も一個人の感想ですので、話半分に聞いておいたほうがいいです。
美味しいという人もいれば不味いという人もいます。
色々なレビューの「どこがどう不味いか」「どこがどう美味しいか」をよく読んで、リキッドを選ぶ際の参考にしてくださいね。