もはやiQOSな互換機、Kose
iQOSやgloなどの「加熱式タバコ」が世間を賑わせています。
タバコ葉を蒸すことで、燃焼による有害物質を極力まで減らすことが可能となっている加熱式タバコ。
原理さえ分かれば、誰にでも作れてしまうので、互換機が出てくるのも頷けます。
むしろ、互換機の方が入手経路や機能面で優れていたりすることもあります。
そんなiQOS互換機1つKoseですが、これを「互換機」というカテゴリーに入れてしまっていいのかというぐらいiQOSチックです。
見た目はiQOS、ではその実力は?
早速レビューしていきましょう。
スペック&付属品
- Kose本体
- ホルダー
- 交換用トップキャップ
- 説明書(英語)
- 充電用USBケーブル
- 説明書(日本語)
バッテリー容量(本体) | 2200mAh |
バッテリー容量(ホルダー) | 140mAh |
USB充電 | 可能 |
温度管理 | なし |
ファームウェアアップデート | なし |
今回、ご提供いただいたNSマーケットさんから購入すると、日本語で書かれた説明書のコピーが添付されます。(上が英語、下が日本語)
カラーコピーになりますので、若干薄くて小さい字になってしまっていますが、目を凝らせば読めます。
ちょっと面白いなと思ったのがトップキャップ。
好みに応じて付け替えることができるようです。
…あくまで、好みに応じて付け替えることができるということです。
使わなければいけないというものではありませんので、ご紹介まで。
基本操作&特徴
本体とホルダーのそれぞれの操作について触れていきたいと思います。
基本的にはiQOSと同じなんではなかろうかと思いますが、iQOSを持っていないため分かりません。
説明書を読みながら使用すれば、きちんと使うことができました。
Kose本体使用法
使用法も何も、これはホルダーを充電するためのバッテリーという立ち位置と考えてくれればいいかなと思います。
2200mAhの電池なので、単純計算で2200/140=15.71回充電できます。
ホルダーが毎回容量0になることはないと思いますので、20回ほどは十分に利用できるものと思われます。
使い方などには何にも関係ないですが、肌触りがすごく良く、マットな質感で高級感があります。
本体底部に充電用USBポート。
ファームウェアアップデートのようなものはありませんので、充電さえできればどんなコードでも大丈夫。
いざ付属のコードが使えなくなれば、百均で大量に売ってますし、お家にも複数個あると思います。
ボタンを押してフタを開けるとこんな感じ。
ホルダーを差し込む部分は基盤むき出しっぽくなっていますが見ることはないですし、ゴミが入らないようにだけ気をつけましょう。
本体のバッテリー残量を確認するには、横にあるボタンをクリック。
ライトの数で残量を示唆します。
4つ点灯 | 75%以上 |
3つ点灯 | 50%以上 |
2つ点灯 | 25%以上 |
1つ点灯 | 25%未満 |
で、おおよそのバッテリー残量が確認できます。
ホルダー使用方法
こちらがホルダーと言われる部分。
iQOSのヒートスティックを実際に加熱するパーツになっています。
キャップを外すと、加熱ブレードが確認できます。
他のCiggo製品は槍のようなニードルで加熱してましたが、この製品は本家と同じブレードを使用しています。
ボタンをクリックして白点灯なら使用可能。
もし赤点灯なら充電が必要ですので、本体に差し込んで数分待ちましょう。
クリーニング機能搭載
iQOSなどの加熱式タバコの面倒な部分として、クリーニングメンテナンスがあります。
私はiQOSを利用していませんので、どの程度でクリーニングされているか分かりませんが、いちいち面倒なのは分かります。
このKoseは、VAPEで言うところのドライバーンを行うことができます。
ヒートスティックを差さずに、ホルダーのボタンを3回高速クリックします。
すると、ブレードを加熱して余分なカスを焼き飛ばすクリーニングが始まります。
これで全くメンテナンスが必要なくなるかというとそうではないかもしれません。
ですが、回数は減らすことはできるでしょうし、何より外出先で「うわ、クリーニングしたい」となったときの応急処置として行うこともできます。
実際に使用してみた
①ヒートスティックを入れます
タバコ葉の向きとブレードの向きを確認しながら、ヒートスティックを差し込みます。
ホルダーのボタンを長押しすると、本体が震えて赤いライトが点灯し、加熱が始まります。
②吸います
ライトが白くなれば喫煙可能です。
このあたりに関しては他の製品と同じだと思います。
蒸気の量は少ないですが、ニコチンの強度としては結構強めに感じました。
加熱温度と密接に関わりがあるのだと思います。
③ヒートスティックを抜きます
ズッポシ!
あ、やっぱりタバコ葉が残りますね…と思ったその瞬間!
キャップに十字の切れ込みが入っており、詰まったタバコ葉を触れずに取り外すことができます。
これは画期的。
タバコ葉が詰まっても、ストレスフリーにタバコ葉を取り外すことができます。
何ならヒートスティックを抜く際は、キャップで抜いてやった方がいいのかもしれません。
この互換機を選ぶ理由
正直、見た目はiQOSそのままなので、その点で差別化はできないと思います。
ググってみたところ、似たような機能は既にiQOSには実装済みな様子。
となると、ほぼiQOSということになります。
ただ、ドライバーン機能は新型iQOSからは取り除かれていたりと、その機能を使いたかった人にもオススメ。
最後に1点だけ本家iQOSに勝っている部分を挙げるなら、価格でしょう。
6500円でiQOSとほぼ同機能の互換機が手に入ります。
iQOSはユーザー登録などが必要になりますが、この製品に関しては特に必要ありませんので、プレゼントなどにもいいかもしれません。