2回目のメカデビュー
2回目のデビューという華々しく矛盾するタイトルから始まりましたが、とうとうしっかりと通電するメカニカルMODをポチしましたので、ご紹介していこうと思います。
以前にも少し触れましたが、クリスマスセールで実質無料状態で手に入れたMage Mech Kitです。
遂にポチを実行するときがきた。
アトマとMOD合わせて3000円だから、実質タダ。
(送料かかるけど、送料は必要経費だから、実質タダに変わりはない。)https://t.co/Hamk3scvaZ pic.twitter.com/tIS77VgiOH— Vapin’ On (@Ko_from_VapinOn) 2017年12月4日
そして、届いたのがこちら。
側面のMulti-color(マルチカラー)というものにチェックが入っています。
表面の箱には、血便…失礼、赤黒い色をした趣味の悪いMODが印刷?シールで貼られています。
「まさかこの色!?」と思いましたが、実際はもう少し血色がいい感じでしたので安心しました。
クリスマスセールでポチしたものが届いてから、少し使ってみましたが、メカニカルの楽しさというものが理解できてきたような気がします。
初めてメカニカルMODを利用するにあたっては、以下の記事でも少し触れています。
その中で、MODとアトマがセットになっていて、24mmとまだ一般的なサイズ感のMage Mech Tricker Kitがやはり至高のコスパ最強メカデビューキットなのではないかなと感じています。
ではでは、さっそく中身を見ていきましょう!
付属品
↑開けると本体とアトマイザーと付属品が見えます。
↑血色がよくて安心しました。色々と付属品がついていますが、付属のプラスドライバーは精度がよくないので使わない方がいいと思います。
一緒についてくる付属品の中身は、VAPEバンド、アトマイザーのOリングと予備の磁石です。
MODとアトマイザー、それぞれを見ていきましょう。
アトマイザー
こんな注意書きが書いてありました。
リキッドで濡れてないと、すぐにOリングが切れてしまうようなので、優しく回しながらトップキャップを外しましょう。
ポジティブピン
さすがメカニカルMODとセットでついてくるアトマイザー、十分にプラスが飛び出ています。
安心してハイブリッド接続でも利用できますね。
トップキャップ裏
なんの変哲もないトップキャップです。
エアの取り込みは3方向から。
対面についているのがデュアルコイル用で、その間についているのがシングルコイルで運用するときに使用するものです。
トップキャップ側にOリングの付いているGoonスタイルというものなのでしょうか。
810ドリップチップが使用できます。
デッキ構造
ベロシティータイプを横にしたようなポールが2つあります。
ネジはプラスネジです。
ウェルがとても深く、実測で7mmほどありました。
大きくしっかりと開きますので、クラプトンでもドンと来いという感じ。
こんな感じに組んでみました
26Gカンタルを9巻だったかな?をデュアルで組んでみました。
ちょっぴり高くなったのですが、低すぎるよりはましでしょう。
ウェルが深いので、これぐらいのコットンを残します。
洗浄後に使う際は、このあたりにリキッドをちょっとだけ濡らしてあげてくださいね。
そうすることで、Oリングの滑りがよくなって摩耗防止になります。
短絡(ショート)防止のため、一応トップキャップをかぶせた状態でも抵抗値を測るようにしましょう。
MOD本体
これは趣味が分かれそうな色をしていますが、こういう毒々しい色は嫌いではありません。
こういうレジン的なMODを購入するのは初めてですが、オンリーワンって感じがして愛着が湧きます。
スペック
使用バッテリー/本数 | 18650/1本 |
重量(本体のみ) | 122g |
全長 | 90mm |
直径 | 24.5mm |
持ってみた感じは、意外とズッシリ重いです。
特にスイッチ周りに重みを感じるので、磁石が重たいのだと思います。
スイッチ
その重みを感じるスイッチ部分です。
↑これがロック状態。
↑この部分を持って、反時計回りに回してアンロックします。
↑この隙間ができた状態で初めてファイヤできる仕組みになっています。
↑見てわかると思いますが、黒い絶縁体よりスイッチが凹んでいます。
なので余程のことがない限り勝手にスイッチが入ってしまうというとはないかと思いますが、使わない時はバッテリーを抜いておきましょう。
本体部分
↑ハイブリット接続部分。
見えないところまでオシャレに仕上げてくれています。
↑この半透明の黒い物体は、絶縁体のようです。
これがあるおかげで、MOD本体とバッテリー側面が直接触れ合うことがありません。
なので、万が一バッテリー被膜に欠損があっても大丈夫なようになっています。
ですが、過信は禁物。
自分で責任を持ってバッテリーの確認をしましょう。
【欠点】ちょっとこれだけ言わせて!
①ボタンの柄
なぜだーーーーー!!
ボタン部分と本体部分のロットが別ラインで製造されているのかもしれませんが、もうちょっとこう…ねぇ?
②スイッチボタンが回る
それはそうなんですが、押してるうちにドンドン回っていってしまいます。
吸っているうちに、ドンドン締めこんでいく or 解放していくことになってしまいます。
締める分にはいいですが、何も考えずにVAPEしていて、スイッチ全開放→マグネット破損という悲劇にはご注意ください。
実際に使ってみて
メカニカルの良さとして、立ち上がりがよく記述されますが、個人的にはテクニカルMODと大差はありません。
あるのかもしれませんが、誤差の範囲です。
メカニカルMODの最大のメリットは、持ち運びの容易さとセッティングのしやすさだと思います。
よく言われるのが、メカニカルMODは「電池を抜けばただの筒」と表現されます。
だからこそ、精密機械(テクニカルMOD)を持ち運ぶような緊張は全くしません。(電池は別です)
また、ワット数の調整が不要という点もメリットです。
細かい話は以下の記事で確認してもらうとして、抵抗値に応じた出力が電池から直接流れてくれます。
あとは、単純にカッコイイというのもあります!
なんとな~く、もう一歩VAPEの奥深さを知った気になります。
テクニカルが好きな人も、メカニカルが好きな人もいるかと思います。
ただ、どちらも使ったうえで、好き嫌いを判断できればいいと思います。
なので、必要な知識を身に着けてから、自分にピッタリなMODを見つけてみてください。
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なんとなくレジンVer.を購入してみましたが、スペック的にはCopper製の方がやや通電性能がいいようです。
ですが、そのあたりは見た目の好き嫌いでいいと思います。