コットンにプロもアマも無かろう
大前提として申し上げておきますが、VAPEにプロもヘッタクレもないと個人的には思ってます。
もし仮に「VAPEプロ」という存在があるとしたら、クラウドチェイス大会やトリック大会の優勝賞金でご飯を食べている人をプロと呼ぶのでは?と思います。
今回レビューさせてもらうCoil Master Pro Cottonですが、これを使ったからと言ってアトマイザーが爆煙仕様になるわけでは無いですし、急にトリックをビシビシ決められる訳ではありません。
さらにもう一歩踏み込んだ言い方をすると、リキッドの味が劇的に向上するわけではないですし、ドライヒットと無縁になるわけでもありません。
とはいえ、初めてのVAPE専用コットンですので期待してしまいます。
先に値段から発表しておくと、$5.99/パックですので非常にお高いコットンとなっています。
VAPE専用なのでコスパは度外視になりますが、コスパ追求型コットンは以下のページでまとめています。
各社のコットンにメリットデメリットがありますので、コットンを選ぶヒントになれば幸いです。
外観
ちらっと本家サイトを覗いてみると、パッケージが変わっていました。
送られてきたものには、右上に「Made in Indonesia(インドネシア産)」と書かれていますが、本家サイトのものには右下に「Made in USA(アメリカ産)」と大きめに書かれています。
さて、外観はこれぐらいにして、実際のコットンを見ていきましょう。
実際のコットンは
いつも使っているのはシート状になったコットンなので、この状態のコットンを初めて見ました。
なんとなくですが、製品化される前のコットンを触っている感じになります。(製品化されたものなんですけどね…笑)
触った感じは、モフモフフワフワなコットンです。
成形されていないコットンですので、引っ張ったり捻ったりすると元に戻ることなくそのままの形を保ってくれます。
薄く引き伸ばしてみましたが、コットンの繊維が揃っているというわけではありませんでした。
色々な方向に繊維が向いているということで、フワフワでモフモフなコットンに仕上がっているのだと思います。
スコティッシュロールしてみた
内径3mmのコイルに通すので、幅の約半分ぐらいを引きちぎりました。
写真でいうところの横長に繊維方向が走っているので、それにしたがって伸ばしていきます。
そのままクルクルと回して、手を放すとこの状態でまとまってくれます。
言うことをよく聞く子だこと。
使ってみた感想
コットン臭というものに関しては、私はズブの素人です。
コットン臭を感じたことはありませんが、このコットンからもコットン臭は感じませんでした。
リキッドの味ですが、コットン臭がない(私が個人的に感じない)ということからもお分かり頂けるように、劇的な変化は感じられておりません。
リキッドが減ってくるとミストの量も減ってきて、味も薄くなってきます。
いつも使っているコットンがクレドポーという非常に性質も品質も高めのコットンですので、Coil Masterコットンがどれだけいいのか判断しかねる部分はあります。
ただ、一点だけこのコットンが優れているなと思うのが、フワフワ具合です。
今まで触ったコットンの中で、群を抜いてフワフワしています。
このフワフワ具合が、たくさんのリキッドを保持してくれそうです。
ただ、RTAならリキッドの保持力は考えなくていいですし、RDAならリキチャは避けて通れないので、コットンのリキッド保持力はさほど気になりませんが。
色々言いましたが、コットンとしてはいいコットンであることは間違いありません!
初めてVAPE専用コットンを使用させてもらいって改めて感じたことは、クレドポーが最強だということですね。(Coil Masterさん、ごめんね)
ここで買えます
オススメのクレドポーコットンも紹介しちゃう