紙巻き煙草1本で4回吸える…らしい
最近のワイドショーなんかで盛んに叫ばれているのが、物価の上昇。
特にこの10月からは、とんでもない数の品数が値上げになったとかならなかったとか。

※PR TIMESより引用
この中に紙巻きたばこは入っていないようですが、iQosやグローなどの加熱式タバコは値上がりをしてしまったみたいですね。
気になって調べてみたら、最近のタバコは一箱500円後半~600円ぐらいになっているということに衝撃を受けました…。
かつての私は1日に1箱吸っていましたので、単純計算で16000円程度はタバコ代に消えていっている計算になります。(無理無理無理…)
とは言え、愛煙家にとってはタバコは趣味のひとつに数えられるものですし、生活とは切っても切り離せないもの。
そんな煙草を少しでも安く(コスパよく)楽しんでいくためのひとつの方法として、今回はDM-PAXというヴェポライザーというものを紹介させてもらいます。
DM-PAXスペック&付属品
設定温度範囲 | 180~255℃ |
使用バッテリー/本数 | 内蔵2,000mAh |
USB充電 | Type-C |
大量に付属品がありますが、主要なものを紹介していきたいと思います。
マウスピース
まず目につくのがこの大きなガラスの塊ではないでしょうか。
実はこれ、本体にネジ式で固定するマウスピースとなります。
でもって、こちらの電球のようなマウスピースは一体どのように使うかと言うと…
なんと、上から水を入れて水煙草(シーシャ)のように喫煙するという代物です。
シーシャほどコポコポ音はしませんが、実際に煙が水中を通ってきますので、シーシャに近い感覚で吸うことができます。
ただこれ、水の入れ方には注意が必要で、このように本体から分離して水を灌ぐ場合には特に注意が必要です。
マウスピース内に液体を留めておくには、本体に接続する側の空気圧も必要で、本体から外した状態で水を入れると当然ながら水が漏れます。(角度によっては大丈夫な角度もあるのですが、それは実際に手に取ってやってみた方がいいと思います。)
本体にタバコ葉を詰め、マウスピースを本体に接続し、本体側からの空気圧が漏れないようにしてから、水を入れるようにしましょう。
また、水を入れるときだけではなく、タバコ葉の交換の際にも上下逆さまにして漏れても本体側に水が入っていかないように…などの注意が必要になります。
…とまぁ、所々で手間がかかるのは事実です。
シガーカッター
この器具は実際には葉巻(シガー)の吸い口をカットする際に利用するものだと思います。
実際にはこれを使って紙巻きたばこをカットします。
下の画像を参考にするのであれば、1箱で4箱分吸うことができるという神アイテムということになります。

※ベプログショップより引用
基本操作&特徴
電源On/Off | 3回高速クリック |
加熱開始 | 長押し2秒 |
VAPEを使ったことのある人であれば難なく電源ONすることができると思います。
そして、このヴェポライザー、良いor悪いは置いておいて、電源を入れただけでは加熱は始まりません。
電源を入れた後に、電源ボタンを長押しで加熱が開始されます。
加熱温度の設定方法
温度の設定方法ですが、電源が入っていさえすればどのタイミングでも上げ下げすることができます。
最高は255℃まで上げることができますが、そこまで高い温度で加熱することは無いのかなと思います。
大体は200℃前後で事足りると思いますが、温度の設定は低い→高いで調節しましょう。(高い→低いという調節の仕方は考えれば悪手なのが分かると思います。)
タバコ葉(シャグ)の入れ方
通常の紙巻きタバコであればカットしたものを入れてしまえばいいのですが、せっかくのヴェポライザーなのですから、シャグといわれるタバコ葉を使ってみるのもありだと思います。
付属の耳かきみたいなものでタバコ葉を本体に詰め込んでいきます。
葉っぱの詰め具合の度合いが慣れるまでは大変かもしれませんが、逆さまにしてもタバコ葉が塊で落ちてこないぐらいの詰め具合で試してみてください。(逆さまにすると小さな細かい葉っぱがパラパラ落ちてきてしまいますが、それは仕方ないことです。)
DM-PAXを使ってみた感想
物価上昇&タバコ代節約に一役以上の活躍
仮に手元に1カートンのタバコストックがあるとしましょう。
計算しやすいように500円/箱だとして、5000円分のタバコストックです。
これが4倍になるわけですから、20000円分のタバコストックになる、つまり、15000円分の差額が生まれるわけです。
DM-PAXの値段が約10000円なので、タバコが1カートン以上ストックがある人は買わない手はないわけです。
それ以上のストックを持っている人は言わずもがな。
ただ、紙巻きには紙巻きの良さがあるのも事実なので、どういった運用の仕方をするのかは自分次第でしょう。
紙巻煙草も使えるけど、やっぱりシャグがオススメ
紙巻きたばこのストックが4倍(紙巻1本で4回吸える計算)になるというのは魅力的ではあるのですが、せっかくヴェポライザーを使うのであれば、シャグを使うことをオススメします。
シャグと一口に言っても、それこそかなりの種類があります。
個人的には、コルツのグリーンティーやライチが好みなんですが、まずはベーシックなものから入って味付きのものとかも試してみるというのが王道。
シャグは町のタバコ屋さんで購入できるのですが、最近はかなり数を減らしている印象です。
ドン・キホーテでも取り扱いがあるようなのですが、田舎の人はそう簡単にドン・キホーテにもアクセスできないですよね。(私もどちらかと言うと田舎に住んでいますので…)
「近くにそんな店がないよ」という方は、送料の250円が掛かってしまいますが、クロードという通販サイトでシャグを購入することが出来るようですので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
水タバコ体験はできるが、持ち運びには不向き
確かに魅力的な機構ではあるんですが、これは実用的ではなかったです。
まず、「漏れる」の一言に付きます。
こうやって縦に持っている間は漏れないですが、不意に横にしたり、このままカバンの中にしまうというのは自殺行為にほかなりません。
しかも、吸うときも横に倒せないので、ヴェポライザーに真上から吸いに行くという不自然な仕草になってしまいます。
家の中ならまだしも、外での利用は考えない方がいいでしょう。
通常のドリップチップでも、このネジ式というのも一長一短。
カバンの中でスポスポ外れたりすることがない反面、吸うたびに毎回ねじって取り外しするのが面倒だと感じてしまう人もいるかもしれません。