スナイパーと言えば、この男
スナイパーと言えば、日本屈指の腕を持つゴルゴ13を思い出します。
天涯孤独でありながら、ミッションを淡々とこなしていくその男臭い姿に憧れを抱く男子は少なくないハズ。
それはそうと、床屋さんってなんでゴルゴ13を置いている可能性が高いんでしょうね?
さて、話はそれぐらいにしておいて、Demon KillerのSniper RDAに話を戻しましょう。
Demon Killerと言えば、まず最初に思い浮かべるゴリゴリのコイルたち。
その次に思い浮かべるのが、めちゃくちゃ小さいTiny RDAです。
今回紹介するのは、Sniper RDAという一般的なサイズのRDAです。
どういった特徴があるRDAなのか、詳細を確認していきたいと思います。
付属品
- Sniper RDA本体
- 交換用Oリング
- T字レンチ
- 510ドリップチップアダプター
- コイル×4
- BFピン
- イモネジ×4
緩衝材に紙テープが使われていて、何となくプレゼント感が漂います。
スポンジの方が確実にショックを吸収しますが、紙テープの緩衝材の方が嬉しくなっちゃいます。
RDAにしてはパーツ点数が非常に多いです。
細かく分解できて隅々までクリーニングできる反面、面倒くさいと感じてしまう方もいるかも?
ポジティブピン
これはおとなしくテクニカルのみで使用した方がいいかもしれません。
「ガンバってメカで使う」というのであれば、違う点で頑張りましょう。
BFピンではこんな感じ。
先程よりは少し飛び出るようになりましたかね?
デッキ内のピンは、かなり上の方まで飛び出でいます。
ここの飛び出しより、ピンの飛び出しの方で頑張ってほしかったなぁ。
スコンカーでリキッド戻りを嫌う方にとっては、嬉しい仕様でしょう。
トップキャップの組み立て
パーツ点数が多いと言いましたが、ほとんどがトップキャップ関連です。
まずはエアホールコントロールリングから。
コントロールリングにも上下がありますのでご注意。
そしたらまず、白いOリングがきっちりとハマっていることを確認します。
その次に、真ん中にOリング(元々付いています)を「乗せ」ます。
そうです、溝が掘ってあったりそこに押し込むとかではなく、「乗せ」ます。
その状態でトップキャップを締め込んでいきます。
そうすることで、ドリップチップをホールドするOリングが2重になります。
やりたいことは分かるんですが、もう少しユーザーフレンドリーな仕組みにしてもらいたかったですね。
トップキャップ裏
そうしてようやく完成したトップキャップは、苦労の甲斐あってか(?)キレイな仕上がりになっています。
エアフロー
極小ではありませんが、小さな穴から8つ空いています。
この穴から直接コイルにエアが当たるのかと思いきや…
1つにまとまって、横長のエアフローとして機能する仕組みになっています。
エアの量は調整できるかもしれませんが、エアの当たり幅は調整できなくなってしまいますので、これはこれで良し悪しですね。
デッキ構造
トップキャップとデッキには凹凸がついており、アトマを外すときに引っかかるようになっています。
どこかで見たことあるデッキです。
そう、Radar RDAと激似、というか、全く一緒と言っても過言ではないレベルです。
まぁ確かに組みやすそうなデッキではありますが、ここまで似てたらGee○vapeに怒られませんかね?
こんな感じに組んでみました
エアが当たるのは、エアフローコントロールリングの下弦当たり。
と言うことは、デッキの縁の高さに合わせる感じで組めばちゃんとエアが当たるでしょう。
コイルを置いて締めていきます。
Radar RDAのとき同様、非常に組みやすいデッキです。
引っ張ってウェルの高さに合わせます。
こんな感じでしょうか。
ここら辺はお好みで高さを調節するなり、外に寄せるなりしてあげましょう。
大体いつもと同じくらいの0.5Ω。
コットンの長さもお好みで。
今回はデッキの下に巻き込むように置くことで、漏れずに保持できる量をアップさせてみようという試みでこの長さです。
通常はこの半分の長さでもいいくらい。
実際に使ってみて
トップキャップの洗浄は慎重に
パーツ点数の多くがトップキャップ関連となっています。
何も考えずに流水でバババッと洗ってしまうと、Oリングが下水という大海へ巣立ってしまいます。
Oリングは小さいですがジワ漏れを防ぐという大変貴重な仕事を担っていますので、無くさないようにご注意を!
値段がお手頃、$12.5!
2018年11月末時点でのお話になりますが、現在の価格はFastTechで$12.5。
ものすごい人気が出たWasp Nanoに迫る価格です。
これほど安い価格で購入できるAuthenticは他にはあまり見かけません。
Demon Killerコイルと相性バツグン
ちゃんとドローの抵抗感が変わっていますので、エアフローコントロールは効いています。
しかしながら、肝心のエアの出口が広すぎて、単線ビルドでは使いにくい。
このエアの当たり方は、Demon Killerコイル向けの当たり方です。
エアの出口の幅は変えられないので、必然的にコイルの幅を広げてやる必要があります。
単線ではなくクラプトンやエイリアンコイル、少なくともパラレルコイルビルドなどで、使ってあげるのが向いているような気がします。
単線でも味はそれなりに出てるんですけどね。
ただ、やや薄く感じてしまうのはそういう点からだと思われます。