親が偉大だと子は…【DIGIFLAVOR】DROP SOLO(ドロップソロ)RDAレビュー

2017年最高のRDA、DROP RDAの後継機

年間、何百という単位で新作アトマが生み出されています。

その中で、2017年最高のRDAの称号を手にしたのがDigiflavorのDROP RDA。

コイルを置いて締めて完成というビルドの楽さ、味の良さ、デザインの良さと、それはそれはVAPE業界に一石を投じるアトマイザーでした。

そんなアトマイザーの後継機という位置付けのDROP Soloをレビューしていきたいと思います。

シングルコイルになってビルドの手間も半分になり、レビュー前からヘビーローテーションの予感がしております。

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付属品

  • DROP Solo本体
  • 交換用PEIキャップ
  • DIGIFLAVORからのお手紙
  • 取扱説明書
    • 交換用Oリング×たくさん
    • 510変換アダプター
    • BFピン
    • イモネジ(マイナス×3、六角×3)
    • T字レンチ

疲れてしまうくらいたくさんの付属品です。

スペアパーツがたくさんあるのは、長く使ってねというDigiflavorからのメッセージでしょう。

こういった企業姿勢はとっても好感が持てます。

付属のPEIトップキャップを装着してみました。

私個人の感想としては、ものすごく「これじゃない感」が漂っています。

好みや味の出方によって、使用される方もいらっしゃると思います。

分解すると全部で4ピースになります。

早速、それぞれの細かな部分を見ていきましょう。

ポジティブピン

Digiflavorのアトマイザーは、ほぼ全てメカニカルで使用できそうなポジピンの出方をしてくれています。

BFピンに付け替えてみても、その点は変わりません。

しっかりと飛び出ています。

デッキ側はというと、こちらもピンがガッツリと飛び出ています。

デッキ内に相当量のリキッドを残すことができます。

コイルまでのコットンの長さが生まれそうなデッキですので、コットンの浸透時間などや保持量を考えると、これでも問題ないのかも。

個人的には、残ったリキッドを全部吸い上げてしまうよりも好きな構造です。

トップキャップ裏

22mmあとまなので、810ドリチを使用するとトップキャップがほぼ埋まります。

一応申し訳程度のドーム型をしています。

PEIトップキャップ

こちらも大きくは変わりません。

トップキャップそのものには大きな違いはなさそうです。

エアフロー

本家DROPとほとんど同じT字型エアフロー。

DROP RDAが大成功した理由のひとつは、ビルドの簡単さもありますが、エアの構造も一役買っているのではないかと思います。

よく見ると一番上のエアホールは下向きに角度が付けられています。

一番上のエアホールが真横だと、コイルへのエアの当たり方が微妙になってしまうからでしょう。

この辺りもメーカーや The Vapor ChroniclesのBrian(ブライアン)さんの飽くなき探究心を感じます。

トップキャップに段差がついているので、回していくと上から順に閉まっていきます。

全開だとスッカスカですので、シングルコイルですが爆煙向けコイルでも対応できそう。

逆にチューチューしたい方には向いていないシングルコイルアトマだと思われます。

PEIトップキャップ

やや背が低くなっていますが、特徴のT字エアホールの上の部分がなくなっています。

エアホールそのものに関しては、上の一列が無くなっただけで、構造面での違いはほとんどありません。

デッキ構造

DROPがDROPである所以のポストです。

左がDROP Soloで、右がDROPです。

24mmだったものが22mmになったことでデッキスペースが狭くなったこともありますが、コイル位置も本家24mm DROPとは違う様子。

公式のビルド方法では、上からギュイーンと真ん中に倒して使用しています。

もしくは、下からすくい上げるようにして、グイーンと上に持ち上げるパターン。

「ベロシティーデッキみたいに普通のポールを2本立てておけば倒したりすくい上げたりしないで良かったのでは?」なんて野暮なことは言ってはいけません。

だってDROP Soloなんですから、DROPに似せておかないと売れないじゃないですか。

どうにかして本家DROPにあやかりたいという気持ちが全面に出ているポストです。

こんな感じに組んでみました

コイルを上からDROPして、後ろからドライバーで固定します。

対面のポールがなくなったことで、コイルレッグの処理が非常に楽になりました。

楽で簡単ですが、DROP式ポールだから特別簡単かと言われるとそうでもありません。

そして、公式にもあったように、立ち上がっていたコイルをニュイーンと横に倒します。

これくらいの高さのものを…

ギュイーンと前に倒します。

エアがコイルの前後から吹き込む形になってあるので、どちらかに寄せるわけでもなく、真ん中に設置しましょう。

高さは一番上のエアホール辺りに。

高さはもう少し低くてもいいかなぁと思いますが、色々調整してみてください。

いつもの0.5Ω。

コットンの長さもこのくらい。

まぁデッキの下に付けばいいんです。

実際に使ってみて

心地がいいドリップチップ

デフォルトで付属するドリップチップの形状が大きすぎず、小さすぎずでいい感じの仕上がりになっています。

シングルコイルのミスト量に合ったサイズですし、形状も唇の形にフィットします。

単線だと物足りないが、遊べるデッキ

最近のシングルコイルアトマイザーは、シングルコイルでもクラプトンコイルなどの使用を前提としている気がします。

ゴリゴリのコイルをビルドしてシングル爆煙モクモクも楽しいかもしれません。

でも、それならデュアルでもいいんじゃないでしょうか。

「そういう遊び方もできる」ならいいのですが、「それしかできない」のなら問題です。

やっぱりシングルコイルでも味が出るシングルコイルアトマイザーが嬉しいです。

残念ながらDROP Soloは、シングルモクモクで楽しまざるを得ないアトマイザーなようでした。

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