電池もリキッドも高燃費【DIGIFLAVOR】Siren 2(サイレン)レビュー

今、流行りのMouth To Lung RTA

最近のRDAは、低抵抗お化けのようなコイルの付いた爆煙型RDAが非常に多く発売されています。

全てそうだというわけではありませんが、かなりの割合を占めていると思います。

その点、RTAの方は完全に二極化が進んでおり、爆煙を楽しむもの味を楽しむものにきれいに枝分かれして言っている印象を受けます。

最近のRTAはシングルコイルのものも非常に多いですしね。

シングルコイルにすれば味が出るかというわけではありませんが、やはり細かな味の表情を楽しむのであればシングルコイルになると思います。

さらに味を楽しみたい方は、MTLというタバコの煙ようにVAPEを楽しむ方法があります

本日は味を楽しむことにだけ特化したMTLタンク、Siren V2をレビューしていきたいと思います。

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付属品

  • Siren V2本体
  • スペアグラス
  • T字レンチ(マイナス×2、プラス×1)
  • 説明書
  • 交換用品
    • 交換用Oリング(色々)
    • 交換用イモネジ×4
    • スペースドコイル×2

付属しているコイルはマイクロコイルかと思いましたが、よく見るときれいにスペースドになっています。

クラプトンなどのゴリゴリコイルをつけないあたりからも、味を追求するタイプのアトマイザーなんだということが分かります。

さて、能書きはこれくらいにして、さっそく本体をバラしてレビューに取り掛かっていきましょう!

おっと、これはイカン

と、出だしから躓いてしまいました。

分解を始めてみると、ガラスパーツとOリングが癒着してしまっていました。

ゴムの性質上仕方ないと言えば仕方ありませんが、ここまでガッツリと癒着しているものは初めてです。

数分間格闘の上、Oリングを何とか外しました。

ですが、完全にきれいには取り外すことはできませんでした。

綺麗に洗って使っていますが、今のところここからリキッドが漏れたり、垂れてきたということはありません。

性能にはあまり関係のない部分かもしれませんが、気になる方はご注意ください。

ポジティブピン

MTLはワット数の調整がミソみたいなところがあるので、メカで使用する人はすくないかもしれませんが、意外としっかり飛び出ています。

メカでの運用も問題ないレベルかと思います。

チムニー裏

きれいなドーム状になっている…のに、最後のチャンバーに謎の段差!

…とまぁ粗探しのような口調になりましたが、だから味にどれほど影響しているか分かりませんし、そもそもそんなに大きな影響はないかと思います。

エアフロー

左から右に向けて大きさの異なる5つのエアホールがあります。

大きい方から順に閉めていって、エアホールの数を調整することができます。

冒頭からMTLタンクと言ってきましたが、エアホール全開だとDL運用もできなくはないドローの抵抗感です。

ですが、やはりデッキ構造(下記掲載)を考慮に入れると、素直にMTL運用で楽しむべきかと思います。

そして、本気でエアホールを絞りたい方は、エアホールを選んで一つ開けという選択方法もあります。

私は、2番目に小さい穴か、真ん中のエアホールのみの1つのみがちょうどタバコ吸いとドローが近いかなと思いました。

タンク構造

トップキャップは、ネジ式というか圧入式です。

タンク側とトップの裏側に切欠きが入っているのがお分かりになりますでしょうか。

この二つを上手いこと組み合わせて、90度回転させて固定します。

今のところ勝手に開きそうという感じは受けません。

また、トップキャップ裏に樹脂のようなものでリキッド漏れを防ぐ加工がされています。

ただ、これは柑橘系のリキッド(リモネンという物質)との相性がすこぶる悪く、たちまち溶けてしまうようですのでご注意を。

リキチャ時の注意点

ご覧のように、トップキャップを本当に圧入して固定しますので、締める際はゆっくりと、そして、エアホールを完全に閉じた状態で行ってください。

そうしないと、タンク内と外の圧力の関係でどんどんリキッドがコットンを通じてチャンバー内に押し込まれていくことになります。

その結果、チャンバー内がリキッドでいっぱいになり、そして、エアホールからのリキッド漏れに繋がります。

しっかりエアホールを閉じた状態でトップキャップを締めれば、一晩横にして置いておいても漏れてきたりということはありません。

デッキ構造

アトマイザーの肝でもあるデッキ構想をみていきましょう。

シングルで大人しいビルドで楽しむようなデッキサイズです。

狭いですが、ビルドが困難になるほどの狭さではありません。

真ん中にエアホールが3つ空いていて、左右にはコットンの置き場所があります。

コットンホールのサイズからするに、あまり小さい内径のコイルは置かない方がいいかもしれません。

内径2mmだとコットンの量的に厳しそうなので、最低でも2.5mmは欲しいですね。

付属しているT字ドライバーからも分かるように、マイナスのイモネジです。

コイルレッグの行場なのかワイヤーカッターが入りやすいようになのか、イモネジの横に切り込みがあります。

何のためについているのか想像できませんが、実際に組んでいきましょう。

こんな感じに組んでみました

みんな大好き、カンタル26Gスペースドで内径3mmのコイルを組んでいきます。

さて、問題のイモネジ横の切り込みですが、ワイヤーカッターにはあまりに小さすぎますね。

おそらくは、ワイヤーカッターで処理しきれなかったコイルレッグを入れ込んでおくスペースなのかと思います。

こんな風に残ってしまったコイルレッグを横に流しておくスペースだと想像します。

違っていたらスイマセン…。

狙い通り約1Ω。

コットンはこれぐらい残してコットンホールに落とし込んでおきます。

難しければ、使用予定のリキッドなどで癖をつけて置いてあげればやりやすいです。

かなり全長の高いタンクになりますので、ステルスMODで運用するのがいいと思います。

24mm径のタンクが乗るステルスMODというのが見つけるのが難しいですが、RofvapeのWitcherが手元にあったので合わせてみました。

かなりいいマッチングに仕上がっているような気がします!

実際に使ってみて

味は最高にいいです。

DL(ダイレクトラング、直肺)では味わえなかったリキッドの細かな風味がより一層際立つ感じがします。

基本的にVAPEはDLで楽しむものですが、MTLではDLとは違った一面を見せてくるリキッドが登場してくるかもしれません。

そして、MTLはどうしてもその性能上、高抵抗・低ワッテージで運用すると思います。

高抵抗・低ワッテージの恩恵として、リキッドと電池の持ちがとてもいいです。

DLでバカバカ爆煙を吹いて楽しむのも一つですが、電池が一瞬でなくなってしまった経験はありませんか?

ミストの量=リキッドの量なので、リキッドの消費量もバカになりません。

Siren V2はリキッド容量4mlですが、かなりのハイペースで吸っても全然なくなりません。

少ない電力で電圧をかけることができるので、電池の消費も段違いです。

そしてなにより、人を困惑させるほどの煙がでないというのもありがたいですね。

MTL派VAPERだけでなく、VAPEショップ以外でVAPEを楽しむ際にはちょうどいい製品だと思います。

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