はじめに
昨日のコイルレッグの記事は、本当にたくさんの方にシェア&いいねをしていただきまして、ありがとうございました。
無駄な義務感を感じて書いた成果があったというものです。
さて、前々からYouTubeで見て気になっていた動画を実践してみようと思いました。
そう、ego AIOコイルのリビルドです。
海外ではこういったクレイジーなこともしちゃう人もいるようで、好奇心からやってみました。
結果から先に申しあげますと、新しいものを買った方がいいです。笑
いざ、リビルド!
まずは、分解から
今回はこのSS 0.6Ωのコイルを分解していきます。
下のコンタクト部分を引き抜くと、ゴムの部分が露出します。
これがインシュレーター(+と-の絶縁)になっていますね。
こんな感じになりました。
(コットンが焦げ焦げですね…。お恥ずかしい…)
コイルの内径は2mmで10巻でした。
コイルのゲージ数は不明でしたが、見た感じから28Gと予想。
ということで、いざリビルドしていきましょう!
Let’s リビルド!
内径2mmで11巻。
そして、両方のコイルレッグを秘技を使って一方方向に曲げます。
ライターなどで焼き入れをしてもかまいませんが、マイクロコイルではなくスペースドコイルなので、ホットスポットはほぼないといっていいと思います。
Let’s リウィック&復元
コットンはなんでもかまいませんが、多すぎても少なすぎでもいけません。
なので、薄手のコットンということで、お料理コットンを使用することに。
(お料理コットンについては以下参照)
一方のコイルレッグをインシュレーターの外に、もう一方のコイルレッグをインシュレーターの中に通して、コンタクトの部分をかぶせます。
その時の注意点が2つ。
- 外側のコイルレッグはしっかりと外周の金属に触れるように、かつ、インシュレーターの淵できっちりと切る。
- 内側のコイルレッグがしっかりとインシュレーターとコンタクトの金属で挟まれている、かつ、コンタクトの端からはみ出ないようにする。
それぞれのコイルレッグの長さが非常に大事です。
万が一、コイルレッグが対極の部分に触れてしまうと、「ショート(短絡)」という状態になってしまいます。
ショートの意味が分からない方は、ちょっとだけググってみてください。
分かりやすく言うと、電池が爆発します。
実際に吸ってみる
オームメーターに乗せてみたところ、しっかりと計測してくれました。
(これはクリアロマイザー(Cubis tank)ですが、コイルはego AIOと同じものが使えますのでご安心を。)
0.98Ωなので元よりは高い数値になってしまいましたが、抵抗値が低すぎるより全然マシ!
ということで、吸ってみます。
…
……
………吸えるっちゃぁ、吸える。
ただし、ジュルジュルにジュルってくれます。笑
コットン量が少なかったのでしょうか、リキッドが過剰供給気味になっています。
どういう感じかといいますと、他のレビュワーさんのアトマレビューで「リキッドを飲んでいるような」という表現があるでしょ?
アレを地で行く形といいましょうか、コイルから跳ね上がってくるリキッドの量が圧倒的多さです。
まとめ
コスパのためならと思いリビルドしてみましたが、諦めて既製品のコイルを買いましょう!笑
ego AIOのコイルは楽天でもAmazonでも簡単に手に入りますし、価格も高くはありません。
また、世界で一番安くこのコイルを手に入れるには海外での通販になりますが、到着まで1か月(またはそれ以上)かかります。笑
リキッドを(実際に)飲むような吸い方をするぐらいなら、300円払った方がコスパはいいと判断します。
なので、私はもう二度とこのコイルをリビルドすることはないでしょう。
するとしたら、まずはこちらの方法から試してみるのもひとつです。
なにかの緊急事態のときに、どうしてもego AIOのコイルが必要なんだ!!という際には、活用してみてくださいね。
※リビルドの際には、細心の注意をもって完全自己責任でお願いします。