3FVAPEで見つけたシングルBF RDA
ボンビーVAPER、ならびにお小遣いVAPERの味方である3FVAPEを徘徊していると、ものすごく安いRDAを見つけました。
安いと言っても、しっかりとしたオーセンティック品であり、メーカーもEhproという比較的名の知れたメーカーです。
仕組みとしても面白そうな点に加え、安さにも惹かれて嫁に迎えることとなりました。
しかし、これまた非常にヨロシイRDAでございますこと。
今度、何か3FVAPEで買い物をすることがあれば、試しにポチって見てほしい激安RDAです。
付属品
- Iguana RDA本体
- 交換用Oリング×2
- 六角
「本当にこれだけ!?」と思ってしまうほどの内容物です。
というのも、本当はこのOリングも六角もありませんでした。
「付属品入ってないけど、これで合ってる?」と3FVAPEに問い合わせてみたところ、『合っている』との返答が。
「でも、しっかり商品詳細に”Accessory Bag”って書いてるよ?(現在は削除されています)」と言ってみたところ、ご丁寧に送ってくれたのがOリングと六角。
律儀なのか、面倒だからそれっぽいものを送っておこうと思ったのかは不明ですが、おそらくは後者の対応なのかと思います。笑
RDAそのものは3ピース構造となっており、特に変わったものはありません。
ポジティブピン
こちらのIguana RDAはBF専用となっているため、通常コンタクトピンは付属しません。
ということは、スコンカー以外では利用できませんのでご注意を。
BFピン
メカスコで使用するには若干心もとないポジピンの出方です。
ポジティブそのものは出ているのですが、インシュレーターが見えないのが少し心配。
それに、ポジピンは圧入されているのか、どのサイズの六角でもピッタリと合うものがありませんでした。
エイヤッと使ってしまう人もいるかもしれませんが、個人的にはあまりメカでは使いたくはないかな。
テクスコや、セミメカスコでの使用をオススメします。
リキッドの出口
左右にある2つの小さな穴からリキッドが出てきます。
このリキチャホールは取り外しができるようになっており、リキッドの硬さによって直径を変更することができるようになっています。
トップキャップ裏
美しいニュルンとしたドーム型のトップキャップ。
かなり肉厚なトップキャップとなっているのが確認できると思います。
ゴリゴリのクラプトンなんかで吸っていると、結構熱くなってしまいそう。
その代わりと言ってはなんですが、できるだけアトマ内の空間を狭くしようとする意志が感じられます。
エアフロー
エアは底の2か所から取り込むスタイル。
デッキへは真ん中の丸い穴からコイルに当たるようになっています。
結構大き目なコイルを乗せることを想定しているようなエアの出口です。
デッキ構造
2ポール4ポスト?ポストレス?
何と表現していいのか分からないデッキですが、4点で固定することができます。
写真では見にくいですが、左手前の2ポストがポジティブ、右奥の2ポストがネガティブです。
ビルドはこのポール間を橋渡しするような格好でビルドしましょう。
ポストがイモネジを包み込むような形になっていますから、コイルの逃げ場所がありません。
コイルレッグが間違いなく固定されるので、非常にありがたい設計になっています。
ビルドしてみました
それぞれのポールがポジティブとネガティブになっているので、向かい合うポストを渡すようにビルドしましょう。
コイルレッグの処理ですは、十分隙間が空いていますのでワイヤーカッターで難なく切ることができます。
しっかりとツラで切れているかの確認はしっかりしておきましょう。
コイルの高さはデッキの縁の関係もあってこの高さが限界です。
ジグのガイドこそありませんが、高さ的には十分いい感じの場所にコイルが来るようになっています。
抵抗値は大体いつもの0.5Ω。
エアホールの形状的に、もう少し低めの抵抗値やクラプトンビルドでも問題ないかと思われます。
ウィッキング
コットンはこれくらいの長さがあれば十分です。
コットンはもちろんジュースホールの上にかぶさるように置いてあげるのがIguana流。
まぁ普通にコットンを落としてあげれば自然とジュースホールの上にコットンが来ます。
実際に使ってみて
圧倒的に少ない予備パーツ
そもそもですが、予備パーツが付属していなかったということは冒頭でお話しました。
そして、送られてきたものもOリングと六角のみ。
つまり、ほとんど予備パーツと呼べるものはないということなります。
まぁそもそもの本体価格が破格なので、予備パーツのつもりで本体をもうひとつ持っていてもいいのかもしれません。
漏れにくいDL向けボトムエアフロー
さすがに『漏れない』というのは無理がありますが、漏れないような工夫はされています。
ものすごいボトルの押し方をしなければ、漏れることはないでしょう。
味には定評がありますが、漏れの心配があるボトムエアフローの弱点を考慮した設計となっています。
今回のビルド(Ni80、24G単線、内径3mm、0.48Ω)では、コイル熱量が足りない感じがしました。
ですので、もう少し低い抵抗値で組んであげるか、クラプトンコイルなどでビルドしてあげるのがIguana RDAの生きる道なのだと思います。
地味に嬉しいシンプルな見た目
トップキャップにエングレービングも、ロゴも何もありません。
エアフローコントロールリングに多少の彫り込みがありますが、目立たないので良しとしましょう。
ツルンとしたトップキャップは、どんなMODにも問題なくフィットします。
同じシングルコイルBF専用アトマでも、Gokon RDAとは違った魅力のIguana RDA。
見た目の好みに応じて好きな方を選んでください。