Nixonとは別物【GAS MODS】G.R.1(ジーアールワン)レビュー

Nixonで有名になったGas mods

一時期、怒涛の勢いで販売数を伸ばし、どのショップでも売り切れが続出したアトマと言えば、Gas modsから発売されたNixon。

RDTAのくせにスコンカーに乗せることができ、ほぼ実質無限パフが可能な「ダメ人間製造機」でした。

そんなGas modsからRDAが発売され、こちらも欠品が相次ぎました。

その話題のG.R.1をレビューしていきたいと思います。

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付属品

  • ステッカー
  • 六角×2(コンタクト交換用、イモネジ用)
  • G.R.1本体
  • 付属品バッグ
    • Oリング(多数)
    • イモネジ×2
    • 通常コンタクト
    • よく分からないネジ
    • エアフローパーツ
    • エアフローパーツに使うOリング×7

少し気になるのが、エアフローパーツのOリングの数が奇数というところ。

普通は偶数で合わせてくると思いますが、これだけあれば何回でも交換できますよね?

この不思議なネジは…

ネガティブポールを固定するネジということが判明。

なぜネガティブも外す必要があるのかというと…

こちらのエアフローパーツの交換のためですね。

右にある2つ穴のものがデフォルトでついているもの、大きく1つ空いているものの二種類が付属します。

この上なくシンプルなのですが、設計的には味が出そうな予感。

ではでは、詳細を確認してまいります。

ポジティブピン

ポジティブはそれなりに飛び出ている様子。

メカスコンカーで使っても、通常のポジピンに付け替えて使用しても問題なさそうです。

BF運用時ですが、ある程度上に出っ張っているのですが、、リキッド戻りが気になるリキッドはボトル内に戻っていきやすくなるパターン。

好みが分かれる部分ですが、その辺りは各人ご確認ください。

トップキャップ裏

キャップが黒いのとか影の関係でちょっと見にくいかもしれません。

ドリチがツライチというわけではありませんが、背を低くするために限界まで頑張ってくれたのでしょう。

若干の段差はありますが、これくらいの段差は仕方ないと思います。

エアフロー

エアーの取り込みはサイドから。

トップキャップを回転させて全閉にすることも可能です。

サイドから取り込んだエアーは、特殊なエアフローパーツを経由してダイレクトにコイルに当たります。

コイルを置く目安となる切り欠きも付いています。

目安をそのままに置くと、まさにドンズバの位置にコイルが来る設計になっています。

デッキ構造

何度も同じ写真で申し訳ありませんが、デッキを中心にご覧ください。

イモネジを緩めるとこんな感じ。

イモネジの直径の方が、コイル固定のベースよりも大きい設計になっています。

こうすることで、コイルレッグの逃げるスペースを潰しているのですね。

幅広コイルが使いにくくなるかもしれないのがデメリット。

ただし、このアトマイザーでゴリゴリのコイルは向いてなさそう。

単線のみという訳ではありませんが、ゴツいコイルは別のアトマで使いましょう。

こんな感じに組んでみました

両方のイモネジを付けたままだとコイルレッグを入れるのが大変なので、諦めて片方のイモネジを取り外しましょう。

両方取り外してもいいかもしれませんが、1つは付けたままでもビルドできます。

やや締め直すときに面倒に感じますが、こちらの方が圧倒的に楽です。

アトマの溝に合わせるとエアホールとツラツラになります。

これでパーツが溶けたらシャレにならないので、ちょっと修正。

ちょっとだけ上に持ち上げました。

デッキのポールベースの高さを目安に引き上げました。

あまり上に引き上げると今度はキャップとのクリアランスも考えないといけなくなりますので、ある程度でいいと思います。

コイルレッグの処理は比較的簡単です。

トップキャップが金属でないので、(油断は禁物ですが)そこまで神経質になる必要はありません。

焼入れをして0.62Ω

これくらいコットンを残して下に垂らしておきましょう。

やはり小さなアトマは小さなMODと相性がいいです。

実際に使ってみて

Nixonを持ってないVAPERの戯言と思っていただいて結構なのですが、G.R.1をNixonと比較するのは違うような気がします。

これを比較するのにちょうどいいと思うのが、Wasp Nano RDAだと思います。

安くて美味くてBF対応で…。一昔前はHadaly一択だったかもしれませんが、今はその1/4以下の値段(2000円以下)でそれが買えるというコスパ最強アトマイザーです。Oumierから発売されたWasp Nano(ワスプナノ)をレビューしていきます。

同じコンパクトサイズの22mmアトマでシングルコイル。

味はというと、G.R.1の方が単線でも味が出ます。

Waspは小さいくせにエアホールが大きく、クラプトン系のコイルで焚きながら味を出すという印象。

その点、G.R.1は大人しめのミスト量をDLで楽しむVAPER向けという印象です。

ドローは重くはないですが、ある程度抵抗感があります。

なので、あまりにもゴリゴリのコイルを使うのは冷却が間に合わなくなってしまうかもしれません。

Waspは色々なカラバリがありますが、G.R.1も様々なカラバリがあります。

好きな色のパーツを購入して組み合わせていくスタイルですね。

ただ、コスパのことを考えると、アクセサリーを購入する金額でWaspが買えちゃうというね。

どこにどんなお金の掛け方をするかは個人の自由ですが、個人的にはオリジナルのままの黒で全然いいと思います。

ここで買えます

FastTech(約$26:5/28現在)

色違いトップキャップ(約$12)

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