曲線美からの23mmシングルコイルRDA
スレンダーな女性とポッチャリな女性で、どらが好みかと聞かれれば、迷わずポッチャリと答えるポッチャリな私です。
そんなポッチャリ好きの私の元に、ボン・キュッ・ボンなRDAが嫁に来ました。
見た目の好みはあるでしょうが、とても個性的な見た目のRDA。
発売メーカーは、なんとあの(どの?笑)RSQを発売しているHotcigです。
正直、Hotcigと言われてもピンときませんが、RSQやCastleを皮切りに飛躍していくかもしれません。
そんな彼らの新作RDAをレビューしていきたいと思います。
付属品
- Castle RDA本体
- クリアキャップ
- ユーザーマニュアル
- クラプトンコイル
- 交換用イモネジ×2
- Oリング×2×2
- 通常ポジピン
- ミニドライバー(-)
一般的な付属品ですね。
クリアキャップが付属しているので、好みに応じて使い分けられます。
Castle RADの上の「ボン」の部分は22mmですが、
下の方の「ボン」の部分は23mmになっています。
ビューティーリングの役割も果たしているように感じますが、好みが分かれそうなのは事実です。
ポジティブピン
↑これがデフォルトで付いてきたBFピン。
↑そしてこちらが通常のコンタクトピン。
どちらも過不足なく飛び出ているのがお分かり頂けるかと思います。
肝心のBFピンのデッキ内での構造ですが、デッキの底とツラツラです。
BF MODのボトルの形状にもよるかと思いますが、余ったリキッドは全て吸い戻す感じです。
トップキャップ裏
若干ドリチがはみ出ている感じを受けますが、それなりにきれいなクリアランスというところ。
そして、特筆すべきはきれいなカーブがかった形状です。
キャップが分厚そうに見えますが、これはボン・キュッ・ボンな形状のせいで、特にデッキが異常に狭いということもありません。
エアフロー
トップキャップとデッキ側のエアホールを組み合わせてエアの調整を行うスタイル。
かなり小さめのエアホールからも分かる通り、若干抵抗のあるDLという感じです。
RDAを色々知っている人は、この時点である疑惑の念が生まれてきているかも。
エアはこのように下向きに吹き込む構造になっています。
こうすることで、リキッドの漏れを最小限に抑えてくれています。
このエアフローの構造は、ものすごくアレに似ています。
デッキ構造
外観はオリジナリティーあふれていましたが、デッキはこのような感じ。
分かる方には分かる、O-attyに激似のデッキです。
いや、似ているわけではありませんね。
インスパイアされてのこのデッキなのだと思います。
イモネジを開放すると、このような感じ。
コイルレッグが逃げないようなエッジの効いたワイヤーホールです。
実際にビルドしてみないと分かりませんが、そこまでレッグが逃げるというわけではなさそうです。
こんな感じに組んでみました
マイクロコイルを作って滑り込ませます。
コイルを順巻にしたり逆巻にしたりすることで、エアの当たり方も調整できます。
コイルレッグの切断ですが、デッキがえぐれてくれているので、かなり楽にカットすることができます。
シングルコイルですし、デッキの構造的にもビルドはとても簡単です。
私はコイルにエアを直接当てたいタイプなので、焼き入れの際にセラミックピンで挟みながら少し下に落としました。
抵抗値は0.87Ωとやや高めの設定にしてみました。
コットンも適当にいれてあげて、吸ってみたいと思います。
実際に使ってみて
使用しているセットアップは、Cascade One PlusのMODと何でもスコンカーMODにしてしまうBeretです。
これで非常にお手軽持ち出し用スコンカーが出来上がります。
注目してほしいのは、24mmとの相性です。
23mmRDAであるにも関わらず、その形状のおかげで24mmとの違和感がありません。
肝心の味はというと、しっかりと味を出してくれています。
0.87Ωで使用するなら、ドリップチップを違うものに変更した方がいいです。
付属のドリチは510ですが、結構ワイドボア気味な510ドリチ。
その大きさを考慮して、2度目のビルドではクラプトンコイルを使用してみたところ、バッチリとハマりました。
O-attyや似た形状のビルドを参考にしてみると、それぞれのRDAにあったビルドが見つけやすいですね。
小さくて味もよくでるボン・キュッ・ボンなRDA、Castle RDAのレビューでした。