パッケージとメーカー名から滲み出る清涼感

まずはパッケージをご覧ください。

もう見るからに清涼剤が効いてそうなラベリングとパッケージ。

リキッドメーカー名が「Ice Blitz（アイスブリッツ）」ですよ。

Ice（アイス）はその名の通り『氷』ですし、Blitz（ブリッツ）というのは『雷』『電撃』と言う意味です。

その昔、K-1にステファン・Blitz（ブリッツ）・レコというイケメンファイターがいましたね。

彼のファイティングスタイルが電撃のように速い攻撃というところから、髪形やリングネームにBlitzを使用するようになったということで、Blitzという言葉を覚えたのを思い出しました。

～閑話休題～

さて、すでに衝撃的なメンソール強度があるリキッドということが手に取るように分かるリキッドですが、清涼感以外の印象も含めてレビューしていきたいと思います。

Green Appleスペック

先に申し上げておきますが、マレーシア産リキッド特有の清涼剤の強烈さがあります。

そもそもマレーシア産のリキッドには清涼剤がデフォルトで入っているのはよくあること。

それに加えて、見るからに「清涼剤、入ってまっせ！」と言わんばかりのパッケージにリキッドメーカー名。

清涼剤が得意な方ではない私は、数回チェーンした後には呼吸をためらう程の清涼感でした。

そんでもって、気になる『お菓子系青リンゴフレーバー』とは一体…？

それでは、実食！

VAPER側（Ko）の感想

…はい、清涼剤はものすごく効いておりますとも。

私のように清涼剤に敏感な喉を持っているVAPERがサブΩ領域でVAPEするのであれば、それなりに間を置いて吸わないと呼吸が追いつきません。（息をしたいのですが、呼吸の空気の移動で気管がドンドン冷えていきます）

この刺激が清涼剤LOVERにはたまらないのだと思います。

清涼剤の強度はいったん横に置いておいて、気になる『お菓子系青リンゴフレーバー』ですが『お菓子系』と言われる所以が分かりました。

青リンゴ系のフリスクやミンティアの清涼感を強烈にした味の印象です。

「りきっどやの鬼メンソール+青リンゴ系のフリスク」、もしくは「りきっどやの青リンゴ極+強烈なメンソール系フリスク」があれば、口の中でこのリキッドをそれなりに再現できるかもしれません。

ガンクの付きやすさ（約5ml使用後）

清涼剤の清涼感に隠れて結構な甘みのあるリキッドですが、その割にはガンクが少なく済んでいる印象があります。

ちょうど真ん中のコイルにだけガンクの層のようなものが確認できますが、その他に関してはきれいなコイルの状態を保っています。

Non VAPER側（嫁）の感想

（ｽﾝｽﾝ）あ、リンg…

ものっそいスースーするんだけど、何これ、大丈夫な奴？

匂いはリンゴで正解。

結構スースーするよな？連続で吸ってたら、正直、喉ちぎれるんちゃうかレベルでスースーする。

私はそんなに感じないけど、今まで匂い嗅いでそんなにスースーしたのは初めてかも。

ってか、苦しんで吸って美味しいもの？笑

美味いは美味いんだけど、この清涼剤が…

結構な数のリキッドの匂いをチェックしてきた匂いソムリエも、ミストから清涼感を感じたのは数少ないようです。

匂いに違和感はなかったようですが、清涼剤に違和感があったのかも。

ですが、これはコイルから数十センチの距離での確認ですから、普通にしていたらそこまでミストに清涼感が乗ることは無いでしょう。

昨今の状況的にも、呼気が誰かに流れて行ってしまうというのもよくないですし、その辺りはマナーです。

こんな人、場面にオススメ！

お菓子系青リンゴフレーバーというものに惹かれる人はアリだと思います。

フルーツ系が好きな人にも2パターンあるような気がしていて、リアルなフルーツ感を求めるVAPERと、お菓子のフルーツ感を求める人がいると思います。

このリキッドが当てはまるのは圧倒的に後者。

リアルな青リンゴフレーバーが欲しい人にはちょっと向いてない青リンゴです。

ハイチューの青リンゴを飽きずにずっと食べてられる人であれば、味に飽きることはないかもですね。

私はひとつふたつ食べたら満足しちゃうタイプなので、たまに吸うぐらいでちょうどいいかな。

そして何より清涼剤の強度が結構きついので、清涼剤に抵抗感がない人という制約もついてきます。

清涼剤が苦手でも吸えないことは無いですが、そういう人はちゃんとMTLで吸うタイプのPODで楽しむことをオススメ。（PODだからって、Manik POD MODみたいな爆煙もできるPODで吸っちゃうダメ、絶対。後悔することになります。）

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