タバコ系リキッドじゃない激ウマ複雑系リキッド
最初は禁煙を目的として始めたVAPEですが、めっきりタバコ系リキッドを吸う機会が減ってきてしまいました。
確かにタバコ系リキッドも美味しいのですが、禁煙を達成してしまった今、わざわざタバコ系リキッドを吸いたいと思うようなタバコ系リキッドがないというのがひとつの理由です。
ですが、今回のこのTNT(The Next Tobacco)は、タバコ系リキッドでありながらもスイーツのような美味しさや、複雑系の美味しさを楽しむことのできるリキッドです。
Blue Slush同様、人気YouTuberのRyuseiさんが見つけたとされるこのタバコ系リキッドは、2013年創業のUSAリキッドメーカーが製造・販売を行っているとのこと。
今までどこに隠れていたのかと思ってしまうほど、VAPEの沼の深さを再認識させてくれました。
ではでは、その激ウマとされるタバコ系リキッドを吸っていきたいと思います。
TNT(The Next Tobacco)スペック
VG/PG | 70/30 |
メンソール/清涼剤(無 0〜5 強) | 0 |
容量/価格 | 75ml/2500円 |
メーカー説明 | メープルの甘みのあるブロンドバージニアキュアタバコの葉風味。今、市場で入手可能な最も本物のタバコに近いリキッド。 |
タバコ系リキッドの中でも、葉巻系を推しだしているリキッドは美味しいと感じるものが多い印象です。
コスパではかないませんが、KamikazeのCigarroというリキッドも葉巻をメインに持ってきているタバコ系リキッドでした。
値段も他の60mlリキッドと同じくらいですが、入っている量は75ml。
15mlしか違いませんが、ボトルサイズ的には結構な違いがありますので、お得感を感じることができます。
前評判も非常にいいリキッドですが、実際に吸ってみてそのパフォーマンスを確認していきたいと思います。
それでは、実食!
VAPER側(Ko)の感想
コイル | シングル |
コイルの種類 | Ni80単線 |
抵抗値 | 0.5Ω |
ワット数 | 27W |
久しぶりに唸る美味さのリキッドを吸わせてもらいました。
これは確かにプロモーションをしたくなる理由が分かるほどの美味しさです。
パフの瞬間にはメープルシロップのような優しい甘さを感じます。
一瞬、甘いリキッドかと思いきや、奥から葉巻の奥深い苦みと渋みをジワジワと感じ始めます。
ミストを吐き始めるころには、メープルの甘さとタバコ葉の深みのある味わいがピークに達し、さらに見事に混ざり合って吸っている人を楽しませてくれます。
後味にはタバコ葉の芳醇な香りが鼻に抜けて、余韻もたっぷりと感じることができます。
メープルとタバコがいいところを残しながら、悪いところを互いにカバーしあっている相性の良さがあります。
ガンクの付きやすさ(約5ml使用後)
そして気になるガンクの量ですが、ご覧の通り全くガンクらしいものが確認できません。
美味しくてガンクも少ないって、ほぼ無敵のリキッドではないでしょうか。
ガンクが少ないということは、PODやクリアロでも楽しんでもらいやすいリキッドと言うことができます。
Non VAPER側(嫁)の感想
(スンスン)あ、出た~、どうせタバコ系とか言うんでしょ。
その通り。
どうせ臭いとか言うんでしょ。
分かってんなら別に匂い嗅がなくてもいいじゃん!笑
そうじゃないんだなぁ。
億分の一の確率でいい匂いと思うリキッドがあることを期待してるんだけど、まだその「1」を引き当てられないだけ。
…ちょっと何言ってんのか分かんないわ。笑
いつもの通りです。
そもそもうちの嫁はタバコの臭いが嫌いで私に禁煙を命じた策士ですので、タバコ系をいい匂いと感じることはないというのは分かっていました。
彼女はこう言っていますが、確実に紙巻タバコの臭いよりはマシな香りだと思いますので、紙巻よりは攻撃力は少ないと思います。
こんな人、場面にオススメ!
抜群に美味しいタバコ系 or 複雑系リキッドです。
Blue Slushは万人受けするリキッドですが、そういう人は一人で何本も買わないと思います。
多くの人が1本ずつ買って在庫がなくなり、予約待ち状態が1か月以上続いた大人気リキッドでした。
今回のTNTはそういった売れ方ではないような気がします。
私の感覚が間違っていなければ、TNTのようなタバコ系リキッドは、好きな人は一人で何本もストックを買う大人買いVAPERが大量に発生するリキッドだと思います。
「TNT、気になるなぁ。吸ってみたい気がするけど、どうなんだろ?」と思っている人は、ちょっと早めに判断することをオススメします。
近い将来、確実に入荷待ち状態になると思いますので、このビックウェーブに乗り遅れないように!