大人のかき氷と言えば宇治金時
皆さんのかき氷のシロップのお好みはなんですか?
私はイチゴシロップに練乳です。
「宇治金時ちゃうんか~い!」
というツッコミが聞こえてきそうです。
宇治金時はひと口ふた口ぐらいで満足してしまうんです。
なので、宇治金時をひとつ丸々頼んだ経験は過去にはありません。
ただ、宇治金時の美味しさは分かっているつもりです。
なかなかに大人なかき氷ですが、それをミストで体験させてくれる小江戸工房さんのリキッドレビューです。
リキッドスペック
VG/PG | 50/50 |
メンソール/清涼剤(無0 ←-→5強) | 1 |
容量/価格 | 30ml/¥1,728 |
メーカー説明 | 抹茶と小豆に練乳をかけたのちょっぴり大人な贅沢かき氷のフレーバーです!! |
価格面からいくと、結構手を出しやすい価格になっていると思います。
30mlで2000円を切ってくる国産リキッドは、安い部類に入るのではないでしょうか。
そして、かき氷ということで若干の清涼感を感じることができましたので、メンソール強度は1。
VG/PG比が50/50ですが、この手のPG比率多めのリキッドは味に期待をしていいと思っています。
VAPEで宇治金時はどのように再現できているのか、さっそく体験してきたいと思います。
それでは、実食!
香り&味チェック
香りは若干のあんこ風味を醸し出しながらも、最初に飛び込んでくるのが抹茶の香り。
これは緑茶とかではなく、ちゃんとした抹茶の香りです。
お味の方は、対照的にまずブワッとあんこのテイストが広がります。
そのあとに抹茶の苦みが全体に広がって、宇治金時が口の中で完成します。
かき氷の雰囲気を演出するために清涼剤も効いていますが、苦手な人でも吸えるレベルの控えめ設定です。
テイスティング環境
コイル | シングル |
コイルの種類 | Ni80単線 |
抵抗値 | 0.5Ω |
ワット数 | 27W |
VAPER側(Ko)の感想
「あぁ、すげぇ宇治金時だ。」
これが最初に吸った瞬間に思い浮かんだ感想です。
すごいのが日本の伝統的スイーツ、あんこの再現度。
上品で甘すぎないあんこの風味が非常にうまく再現されています。
あんこの風味の後ろに抹茶の苦みを感じますが、この苦みがさらにあんこの風味を際立たせています。
苦みのおかげで、くどさを全く感じないあんこを楽しめます。
ガンクの付きやすさ(約5ml使用後)
ややピンボケしていて見にくいかもしれません…
肉眼で確認してみると、確かにコイルは黒くなってきていますが、まだまだ金属の質感を保持しています。
ガンク的要素はコイルの変色がメインで、コイルに何かが付着し始めている感じはありません。
結構複雑な味のリキッドでしたが、クリアロでも吸えるリキッドだと思います。
Non VAPER側(嫁)の感想
『(スンスン)うわ、なにこれ!?くさい!』
「お、久しぶりに臭いって言ったな」
『え!?シリアル?』
「いやいや、よく嗅いでみ?絶対わかるから。」
『もういいよ!十分くさいの分かったから!』
結構うちの嫁さんには攻撃力高めの香りだったようです。
吸っている側はあんこと抹茶の風味がいい感じに感じるのですが、周りにはそう感じないようです。
こんな人、場面にオススメ!
和の雰囲気に浸りながら、VAPEを楽しみたいときに選択したいリキッドです。
このリキッドをメインで吸い続けられるかというと、そうではありません。
ケーキだけよりも、ケーキと紅茶(コーヒー)があった方が双方の魅力をアップさせることができるのと同じ原理です。
問題は、このリキッドとどんなリキッドや飲み物とマッチさせるかということです。
私はフルーツ系リキッドと交互に吸うと、双方の美味しさがアップしているように感じましたので、皆さんも色々と試してみてください。
そう言えば、過去にスイカのリキッドがあったような…。