りきっどや999円シリーズにコーラが登場
数年前にVAPEリキッドの価値基準をぶっ潰したリキッドメーカー「りきっどや」。
そもそもが安い価格設定の中に追加された999円シリーズの勢いが止まりません。
つい先日も999シリーズの紅茶をレビューしましたが、どう考えても価格と品質が釣り合っていません。(いい意味で)
そんなりきっどやの999シリーズに、根強い支持を持つコーラフレーバーが追加されました。
小さいときは好んで飲んでいたコーラですが、最近ではめっきり飲むことが無くなってきました。(これも年を取ったということなのか…)
とはいえ、一定の固定ファンを持つフレーバーではありますので、どの程度のコーラ感に仕上がっているのか期待しながらレビューしていきたいと思います。
999コーラスペック
VG/PG | 60/40 |
メンソール/清涼剤(無 0〜5 強) | 1 |
容量/価格 | 100ml/999円 |
メーカー説明 | 強すぎず弱すぎない、爽快感が絶妙のコーラ味。 コーラの甘さとともにシャープな冷感が口の中を駆け抜けます。 |
コーラフレーバーのリキッドはいくつか選択肢がありますが、この価格はやっぱり最大の魅力ではありますよね。
りきっどやは日本国産リキッドメーカーなだけあって、清涼感は非常に控えめ。
でもいいんです、控えめで。
某国のリキッドみたいに最初から全開全力の清涼感があるとどうしようもありませんが、清涼感が弱いのであれば清涼剤なりメンソールを添加すればいいだけ。
もっと清涼感が欲しい人はちょっとだけカスタマイズしないといけないかもしれませんが、そういう清涼感を欲している人はそういうカスタマイズにも慣れっこだと思いますので心配いらないでしょう。
それでは、実食!
VAPER側(Ko)の感想
コイル | シングル |
コイルの種類 | Ni80単線 |
抵抗値 | 0.5Ω |
ワット数 | 27W |
飲み物のコーラの持つ、あのシャープなキレをミストで再現するのは難しいというか、ほぼ不可能なことだと思います。
そこで無理をして清涼剤で誤魔化すコーラフレーバーがあったりしますが、そういった無茶はしていません。
りきっどやのコーラはどちらかというと、甘いコーラ飴やコーラグミのような方向性です。
そこに清涼剤の効果でスッキリとした感覚を受けますが、強く出るのはコーラの甘み。
いい言い方をすればコーラキャンディー、悪い言い方をすれば気の抜けたコーラ、でしょうか。
でも、これまで結構たくさんの種類のリキッドを吸わせてもらってきた感覚から言うと、正直、この辺りがミストで炭酸飲料を再現する今の限界なのかなと感じます。
ガンクの付きやすさ(約5ml使用後)
甘さが際立っていることからも、コイルの中央が黒く変色し始めています。
ですが、この甘さでこのガンクであれば全然許容範囲内。
ひどいものだと、最初のドリップでガンクが確認できるという凶悪なものもありますからね。
Non VAPER側(嫁)の感想
(スンスン)ドゥフォ…、めっちゃ科的な香りのする臭さだわ。
あ~、まぁ言われてみれば科学というか、人工的な匂いはするね
そうそう、人工的な体に悪い匂い!
悪いく言えば化学薬品、頑張ってよく言えば添加物モリモリの漢方みたいな感じかな。
添加物モリモリの漢方は化学薬品なのでは?
彼女の口からコーラの文字は出てきませんでした。
匂い的には非常に文明の息吹を感じる様な匂い(オブラートに包んでみました)なようです。
確かにコーラって人工的な感じがしますからね。
こんな人、場面にオススメ!
正直に言うと、あの飲み物のコーラそのまんまの感覚を求めている人にはお勧めできません。
というか、そういう人は自販機なりコンビニでコーラを買った方がいいでしょう。
このリキッドでコーラを飲んだあの爽快感や満足度を満たせないまでも、コーラっぽさをミストで体感したいというぐらいの期待度で手に取ってもらえればいいと思います。
じゃあ他のリキッドメーカーのコーラフレーバーを試そうと思う方もいらっしゃると思います。
ちなみに過去記事で『コーラ』の名が付くリキッドを見直してみましたが、味の傾向に違いはあれど、コーラの再現度としてはどれもこれも同じようなものでした。
コーラの再現度に差がないのであれば、その他の要素で比較検討してもらえればと思います。
個人的な指標では、リキッドで一番大事なのが味で、その次に大事なのがコスパ。
もし仮に私がどうしてもコーラリキッドが吸いたくなったらこのりきっどやのコーラを選ぶかな、とは思います。
繰り返しになりますが、コーラを求めているのであればコーラを買って飲みましょう。
これはコーラフレーバーのリキッドですので、「まるで本物のコーラを飲んでるような気分だZe!」とはならないのでご注意を。