りきっどやから、激安紅茶フレーバーの爆誕

「あれ？りきっどやって紅茶フレーバーなかったっけ？」と思ってググってみましたが、当然のことながら紅茶フレーバーはリリースしていませんでした。

ただでさえコスパ王に君臨しているりきっどやなのに、999シリーズという破格中の破格プライス。

今まで吸った中で999シリーズでも通常のリキッドラインナップでも遜色ないレベルの仕上がりになっています。

ですが、今回の紅茶フレーバーというのは簡単なようで実は奥が深いリキッドでもあります。

デザート系なら甘くてクリーミーに、フルーツ系ならさっぱりとさせておけばそれなりのリキッドに仕上がるのかもしれません。

ですが、紅茶フレーバーというのは甘すぎてもダメ、スッキリしているだけでもダメ、苦くても苦くなさすぎてもダメという期待値が高めのリキッドの代表格。

それを999円でどこまで再現できているかレビューしていきたいと思います。

999紅茶スペック

VG/PG	60/40
メンソール/清涼剤（無 0〜5 強）	0
容量/価格	100ml/999円
メーカー説明	シンプルで飽きの来ない、しっかりとした味わい。ほどよい甘みに紅茶特有のほんのりした後味。リラックスタイムに何度も吸いたくなる、雑味のないベーシックな紅茶味です。

最初、紅茶フレーバーというのを吸ったのはいつのことだったかなぁと思いながら、過去記事を漁ってみると、実際に吸ってみたのは海外のThe sause LAというリキッドメーカー（もう今は廃業してしまっていますね）。

激安コスパリキッドメーカー、The sauce LAのリキッドレビューです。Passion Fruit Cooler（パッションフルーツクーラー）と、スースー系かと思いきやそうではなく、意外にも紅茶の風味のリキッドなのだそう…

vapin-on.com

2017-11-12 06:45

最初はVAPEで紅茶フレーバーを躊躇していましたが、最初の一歩を踏み出してからは、結構頻繁に手が伸びるようになりました。

なので、まだ紅茶フレーバー童貞/処女の皆さんは、一度手を出してみるのがいいと思います。

話は逸れますが、今まで吸った中で紅茶フレーバーの完成形だなと思うのが、The Rock Classic（Frisco Vapor）です。

口に含んだ瞬間に最初に感じたのは、なんと甘さ。

結構甘い風味が強めに出ています。

甘いとは言いましたが、スイーツ系のガツンとくるような甘さではなく、しつこさのない甘さを最初に感じます。

ミストを吐いていると、徐々に紅茶の後味を感じるようになってきて、最後には「あぁ、紅茶のリキッドを吸ったなぁ」という感じなりました。

紅茶系のリキッドでよくある渋みに関してですが、茶葉の渋さは一切感じることはありませんでした。

甘さも相まって、りきっどやにしてはガンク多めという印象を受けます。

多めのガンクと言っても、こんなのはガンクの付きはじめも付きはじめなので、全然少ない方に分類されていると思います。

（ｽﾝｽﾝ）う…甘い…けど、いつもあなたが吸ってるスイーツ系（笑）みたいな暴力的な甘さじゃないね？

暴力的な甘さ…笑

今回のは紅茶味の汁（リキッド）らしいから、『スイーツ系（笑）』の破壊力はないかもね。

なるほどね。でも、紅茶って言われても全然ピンとこない。

ちょっと不快な甘い煙だわ。

りきっどやの紅茶のミストはちょっと不快な甘い煙に分類されてしまいました。

まぁタバコの煙は非常に不快な臭い煙でしょうから、実際のタバコの煙より数億倍マシな仕上がりになっているとポジティブに行きましょう。

渋みを排除した砂糖多めのストレートティーが好みのVAPERにおすすめの紅茶リキッドです。

冒頭で紹介した紅茶リキッドや、Nameless Elementの紅茶リキッドは、紅茶の渋み成分まで余すところなく再現した本格派紅茶リキッド。

ですが、りきっどやの紅茶リキッドは親しみやすい紅茶初心者リキッドという感じでしょうか。

このリキッドにフルーツ系リキッドなんかを混ぜて吸っても、違和感なくフレーバーティーのように楽しめそう。（暇があれば試してみます。）

本格派紅茶リキッドではそういった楽しみ方は想定していないでしょうし、変に甘さが邪魔をする可能性もあります。

そんな色々な楽しみ方の可能性がある、いい意味で余白のある紅茶系リキッドという印象でした。