ワンステップ上のVAPEステージへ…
「メカニカルは危険だ!安易に手を出すな!!」
このセリフは非常によく聞きます。
でも、そういう人に限ってメカニカルMODを使っていたりするんです。
例えば、私の父親もそうだったのですが、煙草を吸いながら「煙草だけは吸わない方がいいぞ」とか言ってたり。
「いやいや、自分も吸ってますやん!」って。笑
今になって思えば、彼の言っていた意味も分からなくはないのですが、私はそういう人間になりたくありません。
なので、メカニカルMODを使用するにあたっての必要最低限の知識・技術をご紹介します。
※ ※ 補 足 ※ ※
あくまで、これは私の思う必要最低限の知識・技能です。
人によって「ここまで知っておかないと」というレベルは人によって様々ですので、自分が納得できる(信頼できる)人の話を聞きましょう。
ただし、誰も「よし。十分知識が身についてるようだからメカMOD使ってもいいよ」とは言ってくれません。
最後の一歩を踏み出すのは自分です。
その一歩が無謀な一歩にならないようにこの記事を作成していますので、どうか無理してメカニカルMODを利用することのないようにご注意ください。
【知識】オームの法則
もうこれが何のことか分からないという方は、テクニカルMODでも危ない運用をしかねないので、しっかりと理解しておきましょう。
最近のMODはよくW数で調整できるようになっています。
でも、最初はイマイチよく分からなかったことってありません?
「なんか0.6Ωの20Wと1.0Ωの20Wって、全然違うくない?」とか思っていました。
なので、何が適切なW数なのか分からないまま『使えてしまう』んです。
それはそれは危険なことこの上ありませんので、しっかりと理解しておきましょう。
オームの法則に関しては、以下の記事でも簡単に触れています。
「ん?オームの法則ってなんだっけ?」と思っている方は、のぞいてみてください。
他にもオームの法則を解説してくれているサイトやYouTubeもたくさんあります。
お勉強のつもりでググってみてください。
【知識】電池の許容アンペア数
18650電池や20700電池など、一般的でない電池を使用するVAPEですが、そのスペックもまた電池によって様々です。
「電池のスペックの読み方が分からない」という事態は非常に危険な状態となります。
この電池の知識はメカ・テク問わず必要な知識ですので、しっかりとググってください。
追々、当ブログでも取り上げたいと思っている内容ですので、その時には追記としてあげたいと思います。
【知識】ポジティブとネガティブ
写真でいうところの金色っぽくなっているのがポジティブピンと言われる部分です。
VAPEでのポジティブ・ネガティブの概念は非常に大事な要素となります。
しっかりとポジティブとネガティブを分離させておかないと、電気回路の周回が確保できません。
マイナスから出た電気がMODを通って、アトマイザーを通って、コイルを経由して、アトマのポジティブピンから電池に返ってくる。
この構造が頭に入っていて、出来る限りの確認ができていないと事故に繋がってしまいます。
とはいえ、アトマイザー内部のショート(短絡)は黙視できません。
そのためのオームメーターです。
だから、オームメーターが必須だと言われるのですね。
【技術】ビルドテク
これは綺麗に美しくビルドできるかどうかというものではありません。
必要な抵抗値をしっかりと巻けて、ホットスポットがなくなるようにセッティングできるようになれればそれでOKです。
きれいにビルドできたり、エアの構造も考えたコイル位置などを考えたりできれば文句ありませんが、ここで取り上げるのは必要最低限の知識・技術です。
なので、とりあえずはその技術があるとメカニカルMODを使うことができます。
カンタル線だろうが、SSワイヤーだろうが、クラプトンだろうが、エイリアンだろうが、ワイヤーの種類はなんでもいいので、狙った抵抗値をショートさせることなく組める技術は、メカニカルMODを扱う上では必須です。
【心】自己責任の精神 ← 最重要
この自己責任という言葉の意味をググってみました。
1 自分の行動の責任は自分にあること。
2 自己の過失についてのみ責任を負うこと。
そのままだと思いますが、自己責任の意味が若干ゆがんだ形で使われているような場面もあるように思います。
「0.1Ωで組んだけど、自己責任で使っちゃうぜ!」というのは、自己責任とは言わないハズです。
もし電池を爆発させて、救急車で運ばれて、「電子タバコで爆発事故」という見出しでニュースになって、VAPE界に規制が入ったら?
これを自己責任では収集をつけるのは不可能だと思います。
自己責任とは、個人の範疇でやりくりできる責任のことを指します。
幸運なことに、知識を惜しげもなく詳しく解説してくれているYouTubeやブログがありますので、それらの力を借りながら本当の意味での自己責任で楽しく安全にメカニカルMODを楽しみましょう!
まとめ
色々言いましたが、メカニカルMODって楽しそうですよね!
ワット数の調整や温度管理などとはまた違った、本当の意味での電気の操作でミストを楽しむという点においては、テクニカルMODにはない楽しみがあると思います。
テクでもメカでも、それぞれ自分の好みに合ったVAPEスタイルが見つかるようにしましょう!
最後に、メカニカルMODの良さを語っているYouTubeをご紹介しておきますね!