コスパも味も大満足のMonsta VAPEの新作

新作と言っても、おそらく本国のマレーシアではすでに販売済みなのだとは思いますが、このタイミングで日本国内に入ってきたのはすごくいいタイミング。

長袖から半袖に切り替えるこの季節に、サッパリフツール系リキッドを手に取りたくなってきます。

そのフルーツのカシス&オレンジという粋な組み合わせ。

カシオレと言えば、Sex on the beachに次ぐ有名なカクテルですが、カクテル寄りのリキッドなのか、それともフルーツジュース寄りなのかも気になるところです。

Sweet Sourスペック

VG/PG	70/30
メンソール/清涼剤（無 0〜5 強）	1
容量/価格	60ml/1980円
メーカー説明	オレンジの美味しさをたっぷりと感じられ、ほんのりとカシスの風味も楽しめます。 ※ミント入り

説明では特にカクテルっぽさは感じないので、しっかりとしたフルーツ系リキッドな気がします。

清涼剤入りのマレーシアリキッドと聞くと、相当強い清涼感を想像してしまいます。

以前の私もそうでしたが、Monsta VAPEのリキッドは苦手な人でも安心の優しい清涼感です。

私自身も清涼剤やメンソールが苦手なタチですが、Monsta VAPEの清涼剤が気になったことはありません。

では、カシオレリキッドを吸っていきたいと思います。

カシスとオレンジの強弱ですが、今回のセッティングではカシスを強めに感じて、オレンジをバックノートに感じます。

最初にカシスの爽やかな風味が感じられ、奥の方からオレンジの風味がどんどんとせりあがってくる感じ。

最後にはしっかりと「カシオレ」となって鼻からミストが抜けていきます。

ベースには柑橘系リキッドでよく感じるヨーグレットの風味があり、そのまろやかさもアクセントとなって飽きを感じさせません。

ガンクの量としては多くはないですが、それなりにガンクらしきものが付き始めているのが確認できます。

やっぱりマレーシアの清涼剤はコットンへの攻撃力が高いようで、コットンが中切れしてしまいがちです。

コイルのガンクよりも先にコットンの寿命が来ることが多いと思います。

（ｽﾝｽﾝ）え、まさかの子どものラムネ味の吸ってるの？

そっちがやっぱり強い？その味もするけど、実際はカシスとオレンジのカシオレだわ。

言っとくけど、全然そんな匂いしないからね？

あ…、はい…なんかすいません。

なぜ最終的に批判されてしまうのか分かりませんが、ヨーグレットの方が匂いには強く出ているようでした。

それはそれとして、ラムネの香りが変な匂いと言われることはありませんでしたので、周りへの攻撃力と言う点においては問題ないのかもしれません。

毎年新しいリキッドが発表されますが、2020年の夏に人気が出そうなリキッドのひとつにラインナップしそうなリキッドです。

まず、何て言ったって安いですからね。

60mlで2500円～3000円が相場であるのに対し、60mlで2000円というのはそれだけで結構なアピールになると思います。

フルーツ系リキッドは美味しいのですが、単品フルーツでは飽きが来るのも早いのが難点です。

その点、このリキッドはカシスとオレンジという2種類のフルーツが組み合わせてあり、その相性の良さは歴史が物語っています。

相性の良さだけでなく、ほのかに感じるヨーグレット感、そして絶妙な強度の清涼感もカシスオレンジを際立たせます。

この風味であれば、爆煙からMLTまで幅広い設定で楽しめるリキッドだと思いました。