理由は「欲しかったから」
Creatures誕生エピソードを一つ…
「おれが欲しているから」 pic.twitter.com/GsjhUmhuAi
— oreyukisan (@namelesselement) November 16, 2018
そんなことあります?
「欲しかったから作った。」で作れちゃうブレンダーさんが非常に羨ましい。
どの香料をどれだけ添加したらどんな味になって…というのが、頭の中でパパパッと計算できてしまうのでしょうか?
特に「味の足し算」が頭の中でできて、それを実際に再現できる辺りがブレンダーたる所以なのでしょう。
そんな「欲しかったから作った」エナジードリンクリキッド、Creatureのレビューです。
リキッドスペック
VG/PG | 60/40 |
メンソール/清涼剤(無0 ←-→5強) | 0(変更可能) |
容量/価格 | 1000円/15ml, 1800円/30ml, 2800円/60ml |
メーカー説明 | Nameless Elementが提案するエナジーリキッドです。 このエナジードリンクを忠実に再現!という事は無いのですが妖しげな”魔剤感”をお楽しみ下さい。 |
このリキッドを作成者のoreyukiさんは、【魔剤】という表現をよく使用されています。
エナジードリンクであってエナジードリンクでない様子。
確かに世の中にエナジードリンク系リキッドは大量にありますので、それらのとは一線を画す【魔剤】リキッドに仕上がっているようです。
それでは、実食!
香り&味チェック
香りはエナジードリンクの香りですね。
なんとなく元気が出そうなケミカルな香り。
どことなく駄菓子のやっすいプラスチック容器に入ったジュースのような感じもします。
↓こんな感じのやつ。
お味の方は、ペロッとした瞬間はエナジードリンクの風味がフワッと広がります。
ですが、他のNameless Elementリキッドで感じたことのある苦みのある柑橘系の風味も追いかけてきます。
ですが、最後には「やっぱりエナドリ系だな」と感じさせる後味を残していきます。
確かに公式の説明にもある『このエナジードリンクを忠実に再現!という事は無い』という意味が分かるような気がします。
テイスティング環境
コイル | シングル |
コイルの種類 | Ni80単線 |
抵抗値 | 0.5Ω |
ワット数 | 27W |
VAPER側(Ko)の感想
吸い込んだ瞬間はエナジードリンクのケミカルな風味を僅かに感じます。
「あれ?やっぱりエナジードリ…」まで言いかけたところで、Namelessらしさが出てきます。
奥からブドウやシトラスのフルーティーな風味が顔を出し始め、スッキリサッパリとした風味に変貌します。
「じゃあフルーツ系のリキッドか」と言われればそうではなく、カテゴリーとしてはエナジードリンク。
だけれども、フルーツの風味も十分に感じることができる特殊なエナジードリンク。
これぞいわゆる【魔剤感】なのだと思います。
ガンクの付きやすさ(約5ml使用後)
ガンクに関してですが、その他のNamelessリキッドと比較すると、やや少なめになったかも?
今すぐにコイルやコットンの交換が必要というわけではありませんが、もう少し吸ったら交換した方がいいかも。
Pod系デバイスやクリアロでの利用は控えた方が無難です。
Non VAPER側(嫁)の感想
(スンスン)え~っと、あ~、フルーツ系?
あ~、うん、まぁそうと言えばそうかな?
なんかキスミントみたいな感じ?ブドウの。
確かにそういわれてみれば。
でも実はエナジードリンクの風味でしたとさ。
ふ~ん、でもあんまり臭くないね。
匂いも強くなく、フルーティーな感じがまた好印象な様子。
爆煙で使用しなければ、外で使用しても他の人の迷惑になりにくいと思われます。
こんな人、場面にオススメ!
ちょっと元気になる気がするリキッドです。
こういう嗜好品って、何かのスイッチだと思うのです。
「よし、頑張ったから一服だ」というオフのスイッチと、「よっしゃ、これ吸って頑張ろう」というオンのスイッチがあると思います。
今回のCreatureは、そのオンのスイッチに最適なリキッド。
翼を授けたりということはしてくれませんが、何かを始めるときにちょっとした後押しをしてくれる、そんなリキッドです。