待ってました!のDavidレーベル(Unhollyレーベル)
皆さんは覚えていらっしゃいますでしょうか、初めてDavidの存在が明かされたときのことを…。
遡ること、1年以上前の2021年9月、Sarah Colemanが華々しいデビューを飾った際に、Davidの文言が出てきていたのでした。
その頃からいつかは出てくるだろうということで待っていたDavid Colemanが、とうとう姿を現しました。
Nameless Elementのオレユキさん曰く、かなりクセ強めのリキッドに仕上がっているそうなので、クセリキッドが好みのVAPERは期待して待て!
David Colemanスペック
VG/PG | 60/40 |
メンソール/清涼剤(無 0〜5 強) | 0(添加調整可能) |
容量/価格 | 60ml/2950円 |
メーカー説明 | クラフトコーラの様なエキゾチックなコーラにダークスパイスド・ラムを加えたパンチのあるラムコーク。そこに強めかつスモーキーなタバコフレーバーを数種類ブレンドしました。 Nameless Elementラインナップの中では一番タバコ感やクセの強めな個性的なラインナップが並ぶシリーズとなります。 |
横文字が苦手な人に読ませたら卒倒してしまいそうになる味の説明です。
簡単に言うと、ラム酒を癖のあるコーラで割ったカクテルに、スモーキーなタバコ葉のアクセントが添加されたリキッド。
千鳥のノブも仰天のクセの強さですね。
個人的にツボだったのが、Davidの説明欄にある「アリゾナ州の小さなコンビニ兼ガソリンスタンドの店主で2人の娘(Jessica、Ashley)と暮らしているColeman家主人。 妻のSarahは〜(中略)〜同じ事をボヤいている。 Unholly Labelの男はDavid本人では無いが、”楽しみ、喜び、悲しみ、怒り、善、悪、罪”など沢山経験し日々のストレス、理不尽を抱え込み滲み出る中年男性”人間”を表現してます。」の部分。
「Davidちゃうんか〜い!」と心の中で突っ込んでしまいました。
それでは、実食!
VAPER側(Ko)の感想
コイル | シングル |
コイルの種類 | Ni80単線 |
抵抗値 | 0.5Ω |
ワット数 | 27W |
ファーストインパクトは、クセっ気の強いコーラのインパクトがあります。
そのクセの部分を丁寧に味わうと、チェリーの風味も感じられるので、この部分がAshley Colemanを連想させます。
そのまま吐き出していくと、タバコの風味のようなものを感じますが、灰っぽさを感じない渋みという感じ。
その渋みとクラフトコーラ感が相まって、燻製されたクラフトコーラという印象を与えます。
ラム酒に関しては、そんなに強くないのかな?それとも私の舌と試飲環境では感じにくい状態だったのかな?というぐらいの強さでした。
ガンクの付きやすさ(約5ml使用後)
ガンクがないわけではないですが、こびりついているという印象はありません。
このまま吸い続けてもいいのかもしれませんが、David Colemanのフルーティーな部分が若干邪魔されてきている感じがします。
クセを堪能するならこのまま吸い続けてもいいかもですが、リキッドの味の解析度を上げて楽しみたい場合は、このくらいで交換していった方がいいかもしれません。
Non VAPER側(嫁)の感想
(スンスン)…これはまたドギツイの吸ってんね。
コーラ?
あ、それは分かる感じ?
スモーキーラムコークっていう、作った人も太鼓判を押すぐらいクセ強らしいよ、美味いけど。
その今言った横文字、全部VAPEで私が嫌いな奴だわ。笑
我が家の匂いソムリエの嫌いなクセをすべて集めると、David Colemanが出来上がるそうです。
こんな人、場面にオススメ!
味の感想をフラットにするために、いつも同じ環境で吸ってレビューをしていますが、このDavid ColemanはチューチューMTL系のリキッドだと思います。
同じ系統のリキッドにJCTやJLTがありますが、あれは結構爆煙モクモクDLで美味しく吸える複雑系リキッドですが、David Colemanは、MTLが向いてるかも。(この辺は完全に個人の好みですね)
クセ強リキッドと言うことですが、突拍子もないクセではありません。
何なら、『初めてクセ強リキッドに挑戦してみたいな』という“クセリキッド初心者”に試してみてもらいたいリキッドです。
裏を返せば、これまで海外産やバリキラボのようなクセ中のクセを体験してきたVAPERにとっては、「クセ」の部分では肩透かしを食らった印象を受けるかもしれません。
クセ初心者にはクセリキッドとして、クセ経験者には複雑系リキッドのひとつとして楽しんでもらえるのが、David Colemanだと感じました。