Nameless初のタバコ系リキッドが進化!
今でこそ色々なフレーバー展開のあるNameless Elementですが、はじめは緑茶リキッドという変わり種リキッドから始まり、フルーツ系リキッドの再現度で有名になり、そこからお酒系、複雑系…と色々なフレーバー展開を経てきました。
そんな中で、Nameless Element初のタバコ系リキッドという名の下登場したJLTのPeated Editionがリリースされました。
少し前にJSTというストリベリータバコフレーバーをリリースしたばかりですが、Peated Editionの煙感に度肝を抜かれました。
ということは、初代JLTはタバコ葉というよりは、紅茶葉フレーバーに近い仕上がりでしたが、今回こそはガッツリしっかりとしたタバコ系フレーバーに仕上がっているのか…?それとも…?
JLT Peated Editionスペック
VG/PG | 50/50 |
メンソール/清涼剤(無 0〜5 強) | 0(オーダーで添加可能) |
容量/価格 | 50ml/2950円 |
メーカー説明 | イングリッシュブレックファーストティーフレーバーの”Jamie”、バニラカスタードカルヴァドスの”Lich”これらとタバコフレーバーを掛け合わせたコラボリキッド。 通常JLTよりバニカス感は控えめにコクや深みのニュアンス程度になるよう抑えました。 さらに通常JLTより多種類のタバコフレーバーをブレンド。 Peated Editionはアイラウイスキーの様なピーティーなスモーキーさと通常JLTよりも力強いタバコ感を加えたNameless Elementのラインナップで一番タバコ感を感じるシリーズです。 |
リキッド容量が50mlになっていることに気づきました。
というか、おそらくこれはニコチンリキッド添加用にあえて容量を押さえているのかなという気がします。
他のリキッドは60mlのままなので、タバコ系リキッドの利用目的として、ニコチンリキッドを添加する方が多いのでしょう。
そのためには、どの家庭にもひとつはある「リキッドボトルオープナー」を使ってリキッドボトルを開けると思いますが、「なんじゃそれは?」という方はこんなものをお家のどこかから探してみてください。
それでは、実食!
VAPER側(Ko)の感想
コイル | シングル |
コイルの種類 | Ni80単線 |
抵抗値 | 0.5Ω |
ワット数 | 27W |
タバコ系に属することは間違いないのですが、純粋なタバコ系でレビューを終わらせることができないタバコ系リキッドです。
吸い始めは確かにスモーキーな風味を感じますが、Lichのニュアンスもあるようなないような…。
スモーキーなタバコ系ならチューチューMTLで吸いたい感じがするのですが、これに関してはなんか違う気がする…と思いながらテイスティングしていると、部屋が真っ白になっていました。
低温域(ショートドロー)で吸うと煙感がマイルドになり、シブめのJLT、端的に説明すると、大人な(アルコールを感じる)アップルパイのような味を感じられます。
対して、爆煙気味(ロングドロー)で吸うと煙感が強調されて煙感の中にJLTが混じっている風味。
自分で書きながらよく分からい説明だなぁと思いますが、早い話がドローの長さで煙感の強弱をつけられるという感じです。
ガンクの付きやすさ(約5ml使用後)
JLTは結構ガンクがつくようなイメージがありましたが、Peated Editionはガンクがほとんど確認できません。
VG/PG比率も通常JLTとは違っているので、同じ系列のリキッドながら配合が結構違っているのかもしれません。
これならPOD民も安心して使っていけると思います。
Non VAPER側(嫁)の感想
(スンスン)あー、臭い臭い。
ってか、木酢液みたいな匂いしない?
まぁ木酢液と言われてみれば木酢液な感じもしなくないけど、煙っぽい感じってことで受け取っとく。
外で吸ってきたらちょうどいいんじゃん?蜂除けになりそう笑
実はそれ、逆効果らしいよ。
我が家はちょっと田舎に立地しているので、暖かくなるにつれて蜂がこんにちはしがちです。
なので、木酢液という煙っい匂いのする液体を庭に吹きかけたりするのですが、その匂いと煙感が非常に似ていると言えば似ています。
ちなみに、いくら煙感がある匂いとは言え、VAPEのミストは蜂にとっては興奮剤のような働きがあるようですので、この季節はちょっと注意が必要ですね。
こんな人、場面にオススメ!
Peated Editionはかなり煙感を感じることができるラインナップなので、それこそ禁煙目的や減煙目的であれば、Peated Editionは間違いない選択肢だと思います。
Peated Editionは今のところJSTというストロベリータバコがありますが、フルーツタバコという、良くも悪くもVAPERにしか分からない味の出方をします。
なので、今までVAPEに馴染みがない人に対してタバコ系を勧めるとするならば、JLTのPeated Editionになるかなと思います。
今までのNamelessの『タバコ系』は純粋なタバコ系ではなく、『タバコ葉系』という形容の仕方が正しいと感じるように、タバコの葉の風味を楽しむ系統が多かったと思います。(実は私はこちらの方が好みだったりします)
ですが、このPeated Editionは、世にいう『タバコ系』というものそのものです。
自分が求めている「タバコ系」がどういった「タバコ系」なのかも含めて、どのリキッドをチョイスするかを考えるのも、またひとつのVAPEの楽しみ方ではないでしょうか。