Namelessのストロベリーバッコ
このリキッドのベースになっているであろうJamieですが、そもそもが紅茶のリキッドだったんです。
そのJamieにタバコの風味を加えたJ〇T系のリキッドどいうのがこれまたかなりVAPE玄人向けの複雑な味を楽しませてくれるリキッドラインナップでして、今回はそのストロベリータイプがJSTとして登場しました。
春先に旬を迎えるイチゴの風味をタバコと混ぜるなんて、VAPERでなければ狂気の沙汰だと思われるかもしれませんが、フルーツタバコという奇跡のジャンルがVAPE界には存在するわけでして。
毎回私好みのJ〇Tシリーズの新作をしっかりと堪能していきましょう。
JSTスペック
VG/PG | 60/40(Peated Editionは50/50) |
メンソール/清涼剤(無 0〜5 強) | 0 |
容量/価格 | 60ml/2950円 |
メーカー説明 | 【JST無印】イングリッシュブレックファーストティーフレーバーの”Jamie”、そこにストロベリーの風味を加えすっきり爽やかなストロベリーフレーバーティーに仕上げました。 さらに数種類のタバコフレーバーをブレンド。 非常にスムースな葉巻系タバコリキッドです。 灰感を極力抑え熟成されたタバコ葉と紅茶葉、ストロベリーが複雑に絡み合う次のひと吸いを誘うフレーバーをお楽しみ下さい。 【JST Peated Edition】イングリッシュブレックファーストティーフレーバーの”Jamie”、そこにストロベリーの風味を加えすっきり爽やかなストロベリーフレーバーティーに仕上げました。 さらに通常JSTより多種類のタバコフレーバーをブレンド。 Peated Editionはアイラウイスキーの様なピーティーなスモーキーさと通常JSTよりも力強いタバコ感を加えたNameless Elementのラインナップで一番タバコ感を感じるシリーズです。 |
JSTにはピーテット(Peated)エディションというのがあるらしく、よく分からなかったのでググってみました。
元はウイスキーの製造工程で使われる用語のようで、早い話が『燻製』という感じのようですね。
ということは、より香ばしいというか燻された風味を堪能できると思いますが、その辺りの風味をVAPEでどのように感じさせてくれるのか楽しみです。
それでは、実食!
VAPER側(Ko)の感想
コイル | シングル |
コイルの種類 | Ni80単線 |
抵抗値 | 0.5Ω |
ワット数 | 27W |
JST
吸い始めはイチゴの爽やかな酸味と風味を感じます。
途端に紅茶が折り重なるように主張してきて、徐々にタバコの渋みも堪能できます。
J〇Tシリーズによくあるのですが、タバコ系というよりは渋めの紅茶、今回で言えばフルーツティーのような印象が強いです。
ただ、しっかりとタバコも仕事をしていて、スパイシーな後味も感じました。
ガラムタバコのようなスパイシーさですが、ジンジャー(ショウガ)のようなピリッとくるアクセント。
JST Peated Edition
暖かいミストを口に入れると、イチゴタバコの甘さが強調されて感じます。
が、ここからがピーテットエディションの本領が発揮されます。
吐き始めるとともに、怒涛の燻製の煙の風味が押し寄せてきます。
煙感は感じるのに灰っぽさはなく、それでいてベースにはしっかりとストロベリータバコの甘さを感じます。
煙感は鼻で、ストロベリーティーは舌で感じるという脳がバグる感じ。
この「脳がバグる」感覚は今までのリキッドの中でも数えるほどしかありません。
ガンクの付きやすさ(約5ml使用後)
JST
JST Peated Edition
両方ともガンクはほぼ見当たりません。
なので、手入れが必要なRDA(RTA)だけでなく、PODやクリアロでもしっかりと使っていけるリキッドになっています。
Non VAPER側(嫁)の感想(JSTのみ)
(スンスン)…これはまたタバコ系とかいうやつでしょ。
臭いねん。
タバコと何かフルーツ入ってるけど、分かる?
分かるわけないじゃん
っていうか、分かるほど匂いしないし。
ほーん、一応イチゴが入ってるねんけどね。
…VAPE吸う人ってバカなの?
ということで、我々はバカらしいです。
ストロベリータバコを吸う人はバカ認定されるので、非VAPERの近くでは「匂いが爽やかなタバコ風味」ぐらいにしておいた方がよさそうですね。
こんな人、場面にオススメ!
JSTの方は完全な紅茶系リキッドとは言わないまでも、かなりそのニュアンスが強い印象です。
なので、タバコを経由せずにVAPEを楽しんでいる人はこっち(無印JST)。
で、元喫煙者で、タバコの煙感を感じたい人は間違いなくPeated Editionをオススメ。
無印JSTの派生というよりは、別物レベルの味わいを堪能できます。
私が吸い分けるとしたら、無印JSTは日の当たる場所で爽やかな場所で…、Peated Editionは夜にお酒や暗がりで映画を見ながら自室で…という感じ。
今回はガンクを確かめるためにRDA(DL)で吸いましたが、両方ともPOD(MTL)で吸っても十分楽しめるものに仕上がっていると思いました。