Namelessさんから、お酒系リキッドの登場
フルーツ系なら間違いのないNameless Elementさんから、シードルブリュットのリキッドのご紹介です。
「あ~、シードルブリュットかぁ。なるほどね!」ってなった方います?
シードル(果実発酵酒)ブリュット(辛口)という意味らしいです。
ムチャクチャ簡単に言うと、リンゴのシャンパン的な感じ。
と言っても自分自身どんなものか分からなかったので、セレブ御用達の成城石○で買ってきました。
どや!これがホントのシードルブリュットじゃあ!!
肝心の飲み口はというと、甘くないスパークリングワインとでも言いましょうか、苦くないビールと言いましょうか…。
これも簡単に言いますと、美味しくなかったんです。
辛口評論家の嫁様のお口にも合わなかったようで、「ビールと白ワイン混ぜたみたいでヤだ」とのお言葉をいただきました。
もしかすると、買ったシードルブリュットのクオリティーが低かったのかもしれません。
良くも悪くも本物の味が分かったところで、本題のNecromancer(ネクロマンサー)を吸っていきたいと思います。
リキッドスペック
VG/PG | 55/45 |
メンソール/清涼剤(無0 ←-→5強) | 0 |
価格/容量 | 1000円/15ml |
メーカー説明 | シードルブリュットメントール ※シードル…リンゴを発酵させて造られるアルコール飲料です。 |
さすがにNameless Elementさんも、「シードルブリュットの味です」とは書けなかったようですね。笑
あまり一般的でないお酒を攻めるあたり、Nameless Elementさんはハイソな方なのかもしれません。
とりあえず、リンゴの発酵酒ということは分かりましたので、なんとなく飲んだシードルブリュットにリンゴの風味を加えた味を想像してみます。
…
……
………
よく分からないので吸っていきましょう!
それでは、実食!
香り&味チェック
香りはすごくお上品なお酒を思わせる香りです。
アルコール感はそれほど感じませんが、それこそ本当にワインの香りを嗅いでいる気になります。
リンゴは言われてみればリンゴかなと思える程度ですが、なにかのフルーツの香りだというのは分かるはず。
お味の方は、酸味のあるリンゴを感じます。
フレッシュな摘みたてリンゴではなく、何らかのお酒で煮たり漬けたりして、お酒の風味が付いた煮リンゴという感じ。
テイスティング環境
コイル | シングル |
コイルの種類 | Ni80 単線 |
抵抗値 | 0.9Ω |
ワット数 | 15W |
VAPER側(Ko)の感想
確かに言われてみればシードルブリュット+リンゴの感覚は分かりますが、まだリキッドの方が楽しめるかなという印象。
ジュースみたいなリンゴ酒をミストにして吸っている感じです。
さきほど同様、リンゴの風味は何らかのお酒に漬かったリンゴのものです。
サッパリしたリンゴではなく、モッタリとした感じがします。
「シードル」の意味が『辛口』ということから、甘くはありません。
ジンワリ低WでMTLで楽しむと、「あ…今の感じお酒っぽい。」って感じる場面がありましたが、そこまでお酒感を感じることはありませんでした。
ガンクの付きやすさ
これが5mlほど吸ったところになります。
前回のSpartaのレビュー公開後、Nameless Elementさんからご連絡いただき、リキッドの香料ベースを味わい重視にした結果、ガンクが出るようになってしまったのだそう。
味を追求するNameless Elementさんらしいといえばらしいのですが、個人的にはガンクは少ない方がありがたいかなぁ。
私はただのめんどくさがり屋なのですが、クリアロで吸う場合なんかはやっぱりコイルの寿命にも関わってきますもんね。
Non VAPER側(嫁)の感想
『これ、あのお酒の味のやつ(リキッド)』
「(スンスン)あ~、あれ?あ、やっぱ、う~ん」
『微妙?』
「うん、微妙」
『臭い?』
「最初はいい匂いかもと思ったけど、やっぱ微妙」
臭くはないようですが、やはり本家シードルブリュットが好みでなかった人には好みの香りでないと感じるようです。
好き嫌いは置いておいたとして、再現性という観点では正しく再現できているのだと思います。
こんな人、場面にオススメ!
好みがきっぱりと分かれるリキッドかなと思います。
ニッチなシードルブリュットというお酒の経験値が高い人に吸ってみてもらって、どこまでこのリキッドが正しいのか判断してみてほしいですね。
「待ってました!」となる人は少ないかもしれませんが、一風変わったリンゴ系リキッドをお探しの方は、これぞ「一風変わったリンゴリキッド」です。