Nevoksの縦長POD
このブログでは、今までに数えきれないほどのPOD製品をレビューしてきました。
そんな中で、NevoksというメーカーのPODはかなり精度もよく、痒い所に手が届くPODがたくさんあります。
POD製品に全振りのNevoksが、今回新たに縦長のPODをリリースしました。
今回はそのFeelin A1という縦長のPODをレビューしていきたいと思います。
Feelin A1付属品
- Feelin A1本体
- マニュアル
- POD説明書
- Type-C充電ケーブル
- 交換用POD×2(0.6Ω・0.4Ω)
最近は使い捨てPODを触ることが多かったので、かなり充実しているように感じてしまいますが、これが結構スタンダードなはず。
PODが2つ入っているというのも地味に嬉しいポイント。
最近のは1つだけしか入っていない場合がほとんどなので、まずは付属のPODだけで楽しむということができるので、自分に合う合わないを判断するには十分な量のリキッドを使っていけるかも。
Feelin A1本体詳細
コイルパーツ
PODタイプにしては結構低めの抵抗値となっています。
このレベルの抵抗値であれば、世間一般的な『爆煙』というレベルのミストも出すことができるでしょう。
そのためなのか、リキッド容量は3mlと一般的なPODよりは多めに作られています。
ちなみに、抵抗値を低くしたMTL用のPODもあるようなので、そちらで運用したい場合は別途用意する必要があります。
このタイプのVAPEで爆煙を楽しみたい人は少ないかもしれないので、どうせ付属するなら高抵抗のPODを付属してほしかったなと。
ちょっと残念なポイントは、リキッドの残量が多めになってしまうこと。
最低残量が結構目視できるレベル(写真右)で残ってしまいます。
同じリキッドを継ぎ足す分には問題ないのですが、別のリキッドを楽しみたかったり、PODを交換するときに若干もったいなく感じてしまうかも。(私が貧乏性だからかもしれませんが…)
Feelin A1本体部分
本体はよくあるスティック型PODといった感じ。
表にはパフボタン、裏にはエアフローコントロール、サイドに充電用ポート。
でね、ちょっと残念なのがボタンの真裏にエアフローコントロールがあるという点。
実際に使ってみると分かるのですが、ボタンパフでVAPEするときは、大体ボタンの裏側を保持してボタンを押すと思うんです。
そうすると何が起こるかというと、エアフローを自分の指で押さえてしまうことになるんですよ。
つまり、空気の通り道を自ら遮断することになるので、ボタンパフでVAPEする際は、本体を保持する方法をちょっと考えないといけないという点。
ただし、Feelin A1はオートパフにも対応しているので、「わざわざボタンを押さないよ」という人にはあまり気になる不備ではありません。
ただ、「VAPEはボタンを押して吸いたいんだ」という人にはちょっと不向きかも。
本体にPODを装着してみたところ、そのままでもリキッド残量が確認できる仕様となっているようでした。
リキチャ方法
PODの横側にラバーキャップがありますので、そこを開閉してリキッドチャージをします。
通常のニードルボトルで注入しても、リキチャホールを塞いでしまうということがありませんので結構ドバドバ入れても大丈夫でした。
まとめ
PODというよりは全体的にAIOという印象が強いPODタイプに感じました。
「VAPEを始めるならego AIO一択」という時代もありましたが、最近はこういうDL~MTLまで楽しめるPOD展開のあるPOD型VAPEがいいかもしれません。
ただ、エアフローコントロールの位置が悪いなぁ…。
もしくはボタンの位置を変えるとか。
味の出方とか、オートパフの感度なんかはさすがのNevoksで大変よろしいのですが、ボタンパフ時のことまで考えられてはいなかったのかもしれません。
0.6ΩPOD(エアフロー結構スカスカ)のオートパフでも、負圧をしっかりキャッチして通電してくれているので、わざわざボタンを押す必要がないと言えばありません。
ただ、私も「やっぱりVAPEはボタンを押して吸いたい」と思った時期があるので、ボタンパフのボタンを付けるなら、そこは考えておいた方がよかったのかも。
気になる人は気になる、気にならない人は全然気にならないポイントのあるNevoks PODでした。