Pagee(ペイジー)よりもシンプルなFeelin(フィーリン)
PODに限らず、色々なものに名前をつけるというのって難しいですよね。
子供であれば、その子の人生を左右しかねないですし、商品であれば、その売れ行きを左右しかねません。
最初の方こそ名前からPODやMODの雰囲気を感じられるようなネーミングでしたが、正直これほどまでにたくさんの似たような商品がある場合、もう名前から特徴を掴むことは不可能に近いです。
Pagee(ペイジー)という名前やFeelin(フィーリン)という名前からでは、一体どういった特徴があるのかわかりません。
ということで、実際に手にとって使ってみるレビュー記事が参考にしていただけるわけでございます。
一体何がFeelin(フィーリン)なのか探っていきたいと思います。(それでいうと、何がPageeなのかというのは永遠の謎ですね…)
Feelin付属品
- Feelin本体(コイルなし)
- 充填用Type-Cケーブル
- 皮スリーブ
- 交換用コイル(1.0Ω、0.6Ω)
- マニュアル
- 注意書き
- ワランティーカード
NevoksのPODは、初期状態でコイルが装着されていません。
なので、交換用コイルが2個ついてきているように見えますが、この点は他のPODと同じですね。
皮のスリーブはネックストラップにもなります。
付属の革ケース&ネックストラップ
そのスリーブを実際に取り付けてみました。
意外と作りはしっかりしているのですが、それでも数ヶ月でお別れが来そうな感じ。
個人的にはネックストラップを使ったことがなく必要性を感じませんが、あくまでおまけなので、ありがたくもらっておきましょう。
Feelin本体詳細
コイルパーツ
コイルはメッシュコイルで構成されていますね。
Pageeのコイルと比べてみましたが、同じ規格のコイルが使用されています。
使い方もPageeと同じで、Oリングのみで固定されています。
グッと押し込んだらそれで準備完了です。
本体部分
本体は非常にシンプルで、ボタンにインジケーターとメーカー名、裏には申し訳程度のラベリングということで、非常にシンプル。
横にはエアフローコントロールと充電用ポート。
バッテリーは底部にもあるように1000mAhということで十分。
3段階の出力調整
ボタンを3回押すことで出力を変更することができます。
ライト1つ/低(3.1V)、ライト2つ/中(3.4V)、ライト3つ/高(3.7V)の三段階で調整可能。
高出力とはいえ、3.7Vですし、おそらく電池残量に応じて出力もちょっとは下がっていくと思いますので、私は常に高出力で使っています。
PODの向きでエアフローコントロール
エアフローコントロールはPODの向きを交換することで調整することができます。
一応POD本体を見てみると、壁がある方と壁がない方があります。
公式からのオススメは0.6Ωコイルで運用する場合はDLで、1.0Ωコイルで運用する場合はMTLでという感じ。
とはいえ、そのあたりは好みに応じて好きなように運用すればいいと思います。
リキチャ方法
リキッドチャージホールはPODの横から。
チャージホール自体は小さいですが、リキッドの補充に支障があるようなものではありません。
リキッド容量を測ってはいませんが、思っていた以上にたくさん入ります。
Nevoks公式HPの発表では2.8ml入りますので、MTL運用であれば1日補充なしでも十分な量だと思います。
まとめ
正直に言うならば、特に何か目新しい機能があったりというわけではありません。
似たようなというか、ほとんど同じPODとしてはAspireのAVP PODがあります。
あえて違いを挙げるとするならば、このドリップチップ(?)でしょうか。
PODと一体になっていますが、この部分はゴム製となっており口当たりが優しいです。
ドリチ交換なしのPODといえば、たまに前歯にカツンと当たって少し痛い思いをするのが軽減されるぐらいの利点でしょうか。
味に関して何か大きな違いがあるかと言われれば、正直特にありません。
最近はもうPODに必要な機能は出尽くしている感がありますので、大きさや形状の好みで選んでもらえばいいんだと思います。
他のPODを差し置いてオススメできるものかと聞かれれば、それほど強い魅力を持ってるわけではありません。
ですが、PODを1つも持っていない人にオススメできるかと聞かれれば、他に必要な機能が思い浮かばないのであれば十分オススメできます。