ちょっと前に出たFeelinの兄貴分、Feelin X
数年前からPOD VAPE界にヒョッコリと現れたNevoksというメーカーがあるのをご存じでしょうか。
色々と商品は出しているようなのですが、日本に出回っているNevoksの製品はほとんどがPOD型VAPE。
私も出だしたばかりのころは「また新しいメーカーが参入してきたけど、生き残っていけるのかな?」な~んて生意気なことを考えていましたが、今ではコンスタントに新製品を出すまでに成長(?)しているようです。
そして少し前にレビューさせてもらったFeelin PODもそれなりなPODだったという記憶があります。
でもって、今回はFeelin Xという製品をレビュー。
さらっと商品説明を見てみた感じでは、POD型VAPEでチビチビというよりはAIO型VAPEでバフバフって感じが正しいのかなって感じがします。
FEELIN X付属品
- マニュアル
- ワランティーカード
- 交換用コイル説明書
- Type-C充電ケーブル
- 交換用コイル×2
- Feelin X本体(POD付、コイルなし)
少し前にFeelinをレビューしたので、どの程度大きさに違いがあるのかなと思って並べて写真を撮ってみました。
写真ではそこまで大きさに差がないように見えるかもしれませんが、実際のところ、Feelin XはやっぱりPODのサイズ感ではないかなという印象です。
大きいのはあまり気にしなくて、リキッド容量とか電池残量とかを気にせず使いたいって人にはFeelin X。
サイズ感を重視して、機能面はPODの必要十分を満たしていれば十分というのであれば、Feelinという感じでしょう。
FEELIN X本体詳細
コイルパーツ
0.3Ωと0.6Ωの比較的低抵抗なコイルが付属していました。
付属のコイル一覧が載っているカードを見てみると、高抵抗から低抵抗までたくさんのラインナップがある感じ。
Nevoksのいいところは、コイルの規格が統一されているところ。
他社だとPOD毎にコイルの形状が違っていて大変なのですが、Nevoksのコイルは結構使い回しがききます。
なので、FeelinやPageeの高抵抗コイルの味の出方が好きだったという方は、そのコイルを使い回すことができるという寸法。
コイルの挿入方法は下からグッと押し込む形になります。
結構指先の力が必要なぐらい押し込まないといけませんが、女性でも無理なレベルではないでしょう。(女性の場合は、取り外すときが大変かも…)
本体部分
表はもちろん液晶や操作ボタンが付いていますが、全体的にシンプルでいい感じ。
ラバーコーティングされており、机の上に置いたりしてもカツカツ鳴らないのもポイント。
充電ソケットは最近の流れに乗ってType-C。
本体の電池容量はPODタイプとしては大容量の1600mAh。
この容量から考えても、結構バフバフ吸っても大丈夫な感じかなと思います。
本体とPODは4点のマグネットで接続されています。
これも結構強力なマグネットなので、ポロポロ外れるということはなさそうです。
コイルを装着した状態のPODを装着すると、抵抗値を自動で読み取ってくれます。
それだけではなく、そのコイルの抵抗値に最も適した出力に自動で調整してくれるという機能も付いています。
もちろん、オススメの出力で満足いかない場合は上は40~5Wまでの調整範囲内で調整することができます。
エアフローコントロール機能付き
FeelinではPODの向きでエアフローをコントロールしていましたが、Feelin Xでは本体横にあるスライダーで無段階に調整することが来ます。
とはいうものの、ドローの重さは装着しているコイルの内径とも密接に関わっています。
まぁ調整できないよりは調整できた方がいいよね、ぐらいに思っておくのがベター。
リキチャ方法
よくあるPODのカバーを開いてリキチャするタイプです。
電池容量も多いですが、リキッド容量も5mlとそれなりに大容量。
何度も何度もリキッドチャージをするのが面倒に感じている人には嬉しい容量です。
まとめ
PODというには爆煙過ぎるような気がするので、AIOに近いイメージを持ちました。
少し前にAspireからこんなのとか、Wotofoからこんなのとかが発売されていましたが、その類に位置するのかなと。
ですが、Feelin XはかろうじてPODの体裁を保っている印象があります。
別売の低抵抗コイルで運用するのであれば爆煙タイプになるのですが、高抵抗コイルで運用するということであれば、電池長持ちなPODという見方もできなくはありません。
出力の調整にも対応しているし、電池容量はPODにしては大きすぎると言っても過言ではない1600mAh。
そういうことを踏まえると、全くの初めてのVAPEにというのであれば、結構オススメできるかもしれません。
Feelin XひとつでMTLから爆煙までひとしきり楽しむことができますし、出力調整の幅も十分です。
逆にある程度VAPEを嗜んでいる人からすると、もっとこだわりのポイントを押さえたPODの方がいいと感じるかも。