BTFCのデッキををのままに【Oumier】Bulk RTA(バルク)レビュー

スコンカー要らずの超巨大RTA、Bulk

まず手元に届いて衝撃を受けたのがそのサイズ感です。

メチャクチャ大きくないですか?

直径は28mm(バブルグラス部分はもっと大きい32mm)と本体が大きいのはもちろん、その大きさを活かしたリキッド容量も6.5mlという驚愕のリキッド容量。

それもそのはず、Vaping FaganというYouTuberがデザインしたのですが、結構モノグサな(面倒くさがり屋)な方のようです。

そんなに大きなタンクを持ち歩くならスコンカーでいいじゃないかという声が聞こえてきそうですが、おそらく持ちあることは考えていないのだと思います。

リフィルが簡単なスコンカーを持っていない人向けの巨大タンク、Bulk RTAのレビューです。

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Bulk RTA付属品

  • Bulk RTA本体
  • 交換用グラス
  • 810ドリップチップ
  • コットン
  • マニュアル
  • 六角
  • クラプトンコイル×2
  • 交換用Oリング
  • 交換用イモネジ×8

特に目立った付属品はありませんが、交換用のイモネジが8個も付属してくるという今までにない安心感があります。

8個全部使うようなことがある場合は、ネジの締め方に問題があるということでしょう。

Bulk RTAポジティブピン

しっかりと飛び出たコンタクトピンです。

メカニカルでも使用できると言えばできるのですが、いかんせん直径が28mmということで、マッチするMODを探すのが大変になってくるかもしれません。

Bulk RTAチムニー裏

何とも美しい曲線美。

まぁそれ以外に言うことが無いと言えば無いです。

Bulk RTAエアフロー

ひとつの写真に納まりきりませんでしたが、三方向からエアを取り込んでいます。

エアフロー自体は大きいですが、そこまでスッカスカというわけではありません。

それもそのはず、RTA内への導線がかなり絞られています。

内側の4つの穴がエアフローとなっていますので、この大きさがドローの重さに影響してきます。

少し見にくいかもしれませんが、やや角度がついた状態でエアが上がってきます。

この角度の延長線上にチムニーがあり、ドリップチップがありますので、エアの通り道としてはかなり無駄のない導線が確保されています。

Bulk RTAタンク構造

トップキャップにエングレービングが施されており、グリップしやすくなっています。

トップキャップが非常に薄くなっていますが、タンク全体が回ってしまうということもなく、ストレスなくトップキャップだけ回すことができます。

リキチャは当然トップフィル。

スポイトでもニードルボトルでも問題なくリキッドチャージが可能。

Bulk RTAデッキ構造

BTFCデッキと全く同じ構造で、ほぼ同じサイズのデッキがお目見え。

普通ならRTA用にちょっと小さくしたりという工夫をしそうなものですが、デッキのサイズに合わせてタンクを大きくするという逆転の発想で、ビルドのしやすさはBTFCのまんまです。

ポール(?)に沿ってコイルを置けば自動的にエアフローの真上にコイルがくるという考えられた構造。

クラプトン系コイルでもストレスフリーで固定できそうな大きさ。

コイルレッグを通してしまえば、コイルレッグの位置を調整しながらイモネジを締めなくてもよくなりますので、ビルドもより簡単に行うことができると思います。

コットンを落とす場所にはちょっとした壁が確認できます。

この壁にコットンを押し付けながらコットンの量を確認するのに役立ちそうです。

ビルドしてみました

エアフローの幅が広いデッキなので、ちょっと汚いですがNi80の26Gパラレル(内径3mm)でビルドしていきます。

コイルジグを通しながらビルドしていますが、フリーハンドでもコイルの固定は全く問題なさそうでした。

余ったコイルレッグは簡単にカットできます。

チムニーの壁面から多少は距離が設けられていますが、できるだけデッキの際でコイルレッグを処理していきましょう。

内径3mmデュアルだと結構結構ギリギリのクリアランスです。

クラプトンやエイリアンなどの分厚いコイルであれば、内径2.5mmぐらいに設定してあげた方がいいかもしれません。

焼き入れを終えて最終的な抵抗値は0.27Ω。

久しぶりに爆煙仕様な抵抗値となりました。

ウィッキング

コットンの長さは写真の長さくらいがちょうどいいと思います。

ちょうどコットンの端がタンクの下に触れるか触れないかぐらいを目安に。

内径3mmデュアルコイルだと結構な量のコットンになりますので、コットンをいて量を調整しましょう。

RTAはコットンの量の調整が非常にリキッド供給に大きな影響を及ぼしますので、先ほどの壁にコットンを軽く押し当てながら、コットンの量を調整していきます。

コットン量は後から減らすことはできても増やすことはできませんので、心配性の方はコットン多めから始めてみるのがいいと思います。

久しぶりにCylonを持ってきて使ってみましたが、やはりいいMODですね。

28mmでも余裕で乗せることができます。

久しぶりに感動するようなテクニカルMODをレビューする機会に恵まれました。Smoantから発売されたCylon 218Wです。Charon(カロン)というMODも素晴らしいものだったようですが、その後継機ともいうべき最強のデュアルバッテリーMODが誕生しました!

ではでは、実際に吸っていきたいと思います。

実際に使ってみて

お家用ドデカタンクで快適なVAPEの時間を

22mmアトマと。

6.5mlの容量を最大限に活かした使い方は、お家でボーっとダラダラVAPEする使い方でしょう。

スコンカーも楽は楽なのですが、RTAはタンクにリキッドが入っている間は常にリキッドが供給されている状態が保たれています。

同じ6.5mlの容量があったとしても、コットンにリキッドがなくなったらスクォンクする手間がない分、もっと楽に吸い続けられます。

吸い方にもよるでしょうが、6.5mlのリキッドを消費しようと思ったら結構な時間がかかると思います。

ダラダラとリキッドチャージをせずに吸い続けられるBulk RTAは、家でボーっとVAPEをするには最高のお供です。

BTFCデッキで間違いない美味しさ

巨大なタンクはこのデッキのせいと言っても過言ではありません。

ただ、その理由となっているBTFCデッキは味の出方はピカイチで、それはRTAになっても変わりません。

エアフローの幅が広いのでコイルの幅さえ計算してビルドしてあげれば、あとは余程おかしなビルドをしない限り、間違いない味のミストが味わえます。

最初からこの大きさのタンクに手を出すのは勇気がいるかもしれませんが、初心者の人にもオススメできるRTAでもあります。

MODは選ぶが、ビルド次第では出力はそれほど不要

今回はエアフローの幅に合わせてビルドしましたので、0.27Ωという低抵抗気味なビルドでした。

熱伝導率のいいワイヤー(SSワイヤー等)の細いワイヤーで巻き数を増やして、エアフローを絞ってあげればもう少し高い抵抗値でも使っていけると思います。

ただ、RTAのベース部分が28mm、タンク部分で32mmという直径なので、マウントしたときに干渉しないMODを選択する必要があります。

ここまで大きなアトマイザーをせり出しなく乗せようと思えば選択肢はかなり限られてくるかもしれませんが、それさえ気にしなけば使用できるMODは結構あります。

家で使うことを考えるなら、そこはもう割り切ってしまった方が自由になれる部分ですね。

ここで買えます

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※2020年1月現在の話ですが、他のショッピングサイトと比較しても、Health Cabinの価格設定がかなり頑張っていると思います。

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