気づいたら届いていたメカニカルMOD
日々、通販サイトで安く売られているVAPE用品を散策している私なのですが、おかしなことが起きました。
いつものように、海外通販サイトを巡回しているとカッコイイメカニカルMODのキットが3FVapeさんで販売されていました。
RDAとメカMODのセットで$32でした。
後日、気づいたら自宅に配送されていました。
しっかりとカードの決済はされていました。
世の中、不思議なことがあるものです。
どうせ中は金属の棒なので、多少の外箱のダメージは良しとします。
カッコいいという価値観は人それぞれかもしれませんが、これは結構な割合でカッコイイMODな気がします。
付属品
なんと中にはメガネケースのようなものが入っていました。
ハードケースなようで、メカMODを持ち運ぶにはちょうどいいサイズ。
さらにその中には、巾着袋のようなものに包まれたRedemption MODが。
至れり尽くせりです。
- Redemption Mech MOD
- Redemption RDA
- 810ドリップチップ
- 付属品
交換用のドリチも付属してくるとは思っていませんでした。
細かくはRDAとMOD本体を別々に見ていきましょう。
アトマイザー
付属品
シンプルな3ピースRDAです。
よく言うTSUNAMIスタイルと言いましょうか、ボトムのエアをトップキャップで調整するタイプのRDAです。
付属品の中には…
- イモネジ×8
- 交換用Oリング
- T字ドライバー
が入っていました。
イモネジがこんなにたくさん入っているのか!?と思いましたが、実際のRDAをよく見てみると…
「イモネジ付いてへんのかい!」とツッコミたくなる状態で送られてきていました。
付属のどちらのイモネジでも使用できます。
上の部分に使っているのが六角、下が+のイモネジです。
せっかく4本ずつあるのですから、好みに合わせてどちらを使用するか決めればいいと思います。
ポジティブピン
さすが付属で付いてくるRDAですね。
ハイブリッド接続なので、このピンの出方とスレッドの出来は要チェックですが、問題なさそうです。
トップキャップ裏
$30前後のKITに付属するRDAの仕上がりとは思えないきれいなカーブがかかっています。
ドリップチップとのクリアランスも問題なし。
非常にきれいな作りとなっています。
エアフロー
エアホールは対面になっているものと、片方だけのもの。
デュアル用とシングル用だと思われます。
どうせならリデューサーも付けてくれればシングル用エアホールも輝きを増すのですが、デュアル前提に作られたRDAだと思っておいた方がいいかもしれません。
デッキ側のエアホールをトップキャップで締めて調整するタイプです。
こういった構造のRDAはたくさんありますので、似たり寄ったりな味の出方かなぁと思いますが、このRDAの売りはおそらく味ではなく、見た目なのだと思います。
デッキ構造
一応気になるデッキですが、イモネジは+ネジのものを使用しました。
かなり大きく開いているワイヤーホールに、ネジ山がホール内にも切ってあるスタイル。
これで太いワイヤーはもちろん、細いワイヤーも逃がすことなく挟み込んでくれます。
構造的には、痒いところに手が届くいいRDAです。
ウェルの深さは実測で約7mm。
かなりのジュースを保持できると思いますが、あまりにダバダバにするともちろん漏れますので、理性的な量をリキチャしましょうね。
こんな感じに組んでみました
オーソドックスなデュアルコイルを設置しました。(Ni80, 26G内径3mmで10巻を2つ)
あまり外側にコイルを持って行ってしまうとトップキャップとの干渉の心配が出てきます。
メカMODでRDAを運用する際は、念のためキャップもかぶせた状態で抵抗値を測定するようにしましょう。
MOD本体
お待たせしました。
カッコいいMODの本体を見ていきたいと思います。
とりあえず、このウネウネとしたエングレービングがたまりません。
曲線だけで構成されているかと思いきや、クロスがカチッとした直線の印象を与えてくれており、かなりオサレなMODに仕上がっています。
メカニカルMODは、どのメカMODを使用しても構造的には大きな違いはありません。
このデザインが気に入るかどうかです。
スペック&付属品
使用バッテリー/本数 | 18650/1本 |
全長 | 85mm |
直径 | 24mm |
18650を1本使用するオーソドックスなメカニカルMODです。
510接続部分は、スレッドが切ってあるだけのハイブリッドメカニカルMODです。
取り外しができるのは、スイッチ側だけとなっています。
MODの中身が見にくくなっていますが、インシュレーターのようなものも、絶縁加工もされていません。(もしかしたら、塗装レベルで加工がされているのかも?)
使用する際は、バッテリー被膜の確認は忘れないようにしましょう。
スイッチ
最初の時点ではスイッチ部分はバラした状態で送られてきました。
白いインシュレーターが2種類あることと、磁石が2種類(穴の大小)の違いがあることが分かります。
まず、スイッチの上に穴の大きい方の磁石を乗せます。
その上に、インシュレーターを乗せます。
もう一つ、ベントホール的な穴の開いたインシュレーターをかぶせます。
上からバッテリーと実際に接触させるコンタクトを入れます。
ここまでは磁石の反発は一切ありませんので、特に難しくはないと思います。
残ったスイッチ下部と、穴の小さな磁石を組み合わせます。
磁石が反発する向きを確認しながら、スイッチを組み合わせます。
コンタクトのネジを締めれば、磁石の反発でインシュレーターが持ち上げられ、バッテリーとコンタクトの間に隙間を生んでくれます。
下から押し込むと、インシュレーターが押し込まれてコンタクト部分が露出します。
スイッチ側にベントホールがありますので、どちらかと言えばスイッチ側に+極を持ってきた方がいいかなと思います。
実際に使ってみて
RDAの味も問題なく出ています。
よくあるRDAと言ってしまえばそれまでなのですが、可もなく不可もなくなボトムフローRDAです。
MOD本体も、マグネットスイッチのハイブリッドメカニカルMODです。
通電性はもちろん問題ありませんし、スイッチの押し心地もスムーズです。
それぞれは大したことないRDAとメカMODなのですが、この2つが一緒になったときに何とも言えない所有感を感じることができます。
この組み合わせが$32とは思えないレベルのセットアップ。
コスパよくオシャレなメカMODを手に入れたければ、とりあえずこれひとつあればいいかなと。
なんなら、手持ちのVAPEの中で今はこの組み合わせが一番気に入っています。
これ系のゴツイメカMODが好きな方は、おそらく気に入ると思います。