新型コロナの影響で取り沙汰される喫煙について
2021年になってもまだ新型コロナの勢いがとどまるどころか、これまでよりも一層の驚異となりつつあります。
そんな中でも気になるのが、喫煙とコロナの影響に関してです。
新年も明けて、新型コロナウイルスのワクチン接種という希望も見えてきましたが、それでもまだまだ先が見えない状況です。
まだまだよく分かっていない新型コロナウイルスですが、喫煙との因果関係は明らかになっています。
喫煙がコロナに悪影響だってことが分かってんだからスパッとやめりゃーいいのに、何をそんなにこだわっていつまでもスパスパやってんだか…
というのは、非喫煙者の戯言(ざれごと)ですよね。
体に良くないのは分かってるんですけど、煙草には男の夢とかロマンとかニコチンとか青春とか苦い思い出とかニコチンとか楽しい思い出とかがいっぱい詰まってて、止めるに止めれないんですよ。
だから、みんなこぞって紙巻きタバコから色々な「電子タバコ」と言われるデバイスに乗り換えているのです。
「VAPEってタバコの煙じゃないって言われてるけど、本当に大丈夫なの?」
「俺はニコチン添加してるんだけど、これは喫煙?」
「iQOSはタバコじゃないっしょ(スパー)」
「プルテクはタバコカプセルっていうぐらいだし、JTだから、喫煙じゃね?」
などなど、色々な考え方や思いが錯綜しているので、一旦まとめてみようと思ったわけでございます。
なお、私は特にVAPEをノンニコで楽しんでいる一般ピーポーであり、この世の中を支えている医療従事者でもなければ医療の知識なんて「血が出た?消毒して舐めときゃ治る」程度のものなので、それぐらいの人がそれっぽいことを言ってるな、ぐらいに思っておいてください。
そもそも「喫煙」って何なのか?
一昨年の健康診断でしっかり確認しました。ちゃんとVAPEを理解してる看護師さんだったので。
VAPEはニコが入ってても「吸ってない」「やめた」でいいそうです。
おそらくプルテクとグローもその類かと。
加熱式は❌やっぱ医師が危惧してるのは「タール」なのかな? https://t.co/iRhpvPTMIZ
— うめくろ (@wandavaper) January 26, 2021
最近こんな投稿をTwitterで目にしました。
VAPEが喫煙に当たるか当たらないかドキドキしている人にとっては、プロ(看護師)に意見を聞いてくれて情報をシェアしてくれたうめくろさんには感謝感激雨嵐ですね。
このことから分かるのは、例えニコチンが入っていようと入っていなかろうと、VAPEは喫煙に分類されないということです。
まぁニコチン原液を手に入れたり、リキッドに添加したりという作業に関しては、ニコチン原液の取り扱いや希釈に関する知識が必要なので、おいそれと手を出せるようなものではありません。
個人的にはタバコを辞めるからには、ニコチンからも卒業しておいた方がいいかなとは思いますが、どうしてもという場合はそれなりに知識をつけてからにしましょう。
さて本題に戻りますが、この条件から察するに、「喫煙」に該当するのはタールを含んだ煙や蒸気を吸い込むことになります。
今現在、通販などで簡単に手に入るタバコに代わるものとしては…
- VAPE
- プルームテック
- glo
- iQOS
の4種類があるでしょう。
上記(蒸気…なんつってw)の通り、VAPEに関しては喫煙には該当しないでしょう。
蒸気をタバコの葉にくぐらせてニコチンを摂取するプルームテックに関しても、タールが気化するほどの温度にはならないはずです。
私が気になるのは、gloとiQOS。
こちらは両方とも煙草の葉を加熱し、煙草の葉に含まれるグリセリンを気化させて吸い込むものとなっています。
確かに煙草の葉を燃やしてはいないのですが、gloもiQOSも煙草の葉に燃える一歩手前ぐらいの熱を加えています。
一度でもgloやiQOSを吸ったことがある人なら分かると思うのですが、吸い殻を確認してみてください。
燃えた形跡はないものの、しっかりと黒く炭化しているのが見えると思います。
ここまで炭化している煙草の葉からタールが出ていないというには少々無理があるような気がします。
タールを出さない加熱式はないの?
VAPEが喫煙に当たらないのも分かった。
プルームテックがタールを出さないのも分かった。
じゃあ今からそのどっちかに移行するかと言われると、それもまたちょっとハードルが高いもの。
だって、「今持っているデバイス(iQOS)にいくらお金をかけたと思ってんだ」って話ですよ。
iQOS本体の値段をパパっとググってみましたが、5000円以上してます。
VAPEを触っているから分かるのですが、本体以外にもクリーニングキットやら付属品やら何やらと必要なものがあったりするのだと思います。
でも、喫煙の代替手段として最初に流行ったのもiQOSですし、おそらく一番利用者が多いのもiQOSだと思います。
タールさえ出なければ「タバコが止めた!」と言っていいのですから、iQOSを使ってタールを出さないタバコが吸えればいいんです。
そんなものあるんかいって話なのですが、これが探してみれば意外とあるもんなんですね。
ニコノン(418円/1箱)
ヴェポナビという通販サイトで発売しているニコノンというタバコスティック。
煙草葉の代わりに使用されているのはなんと茶葉!
なんかニコチンの代わりに緑茶のリラックス成分なんかも入っている気がしなくもありません。
結構いろいろな味がありますし、よく分からない通販サイトに登録するのが面倒だという人も、Amazonからも購入できるようです。
Ccobato(コバト)(480円/1箱)
タバコを逆から読んだコバトという製品がありました。
こちらの製品も自社サイト経由で購入するパターンと、Amazonなどの大手通販を介して購入するパターンの両方があるようです。
こちらも煙草葉の代わりに緑茶葉を使用しているようです。
タバコスティックと値段が変わらないという点が少々引っかかりますが、普通の紙巻きタバコにも値段の大小があるように、こういったものは味にも好みがあるのだと思います。
ニコレス(418円/1箱)
ニコレスという商品もあるようです。
何でも15秒に1箱売れているぐらいの人気だそうです。
こういう広告って、よく見ると面白いしツッコミどころ満載ですよね。
AmazonでNo.1になったらしいですが、※の部分を見ると、Amazon売れ筋リアルタイムランキング電子タバコカテゴリの15:00〜16:00の1時間で1位になった過去があるようです。
そりゃ色々な広告でAmazon No1の掲載を見るわけだ。
iQOSでもタールを出さないタバコスティックで卒煙が可能
ニコチンが入っていようが入っていなかろうが、タールさえ出さないタバコを見つけることができたなら、タバコは辞めたと豪語することができるということです。
現状のタバコスティックでそれが難しいのであれば、少しずつこういった『タールなし』のタバコスティックに変更していくことで、減煙からの禁煙、卒煙へと繋げることができればいいと思います。
ニコチン依存症という問題はありますが、私もかつてニコチンのお世話になっていた時期もあります。
確かにあのスッとする感じというか落ち着きは何にも代えがたいものがあります。
多少の依存性はありながらもリラックス効果があるニコチンを手放したくないという場合にはプルームテックのたばこカプセルを使っていく方法をオススメします。
その場合の本体ですが、JTのプルームテック本体を買うよりはVAPEをプルームテック仕様にしているものを使った方が電池持ちや吸いごたえを自由に調整できるのでオススメです。
どうしてもiQOSデバイスを最大限に使いたいという場合は、上で紹介した3種類のどれかでニコチンフリー、タールフリーな減煙生活を目指してみましょう。
それが健康のためでもあり、新型コロナに多少なりともかかりにくい体に近づく一歩です。