燃費度外視のアメリカらしいリキッド
昔のアメ車の燃費と言えば、リッター1桁前半。
バイト仲間が中古のアストロを買って、リッター3kmで乗り回していたのはいい思い出です。
最近はMTLの流行も相まって、爆煙でモクモクする楽しみ方のものが減ってきました。
ただVAPEを始めたきっかけは、やっぱり爆煙。
いわば私のVAPEの原点です。
そんな爆煙を楽しむためには、それ相応の量のリキッドが必要になりますし、味を犠牲にしたくはありません。
そんなワガママ貧乏VAPERの私のために生まれたようなスゴいコスパのスゴイVAPEメーカー、Sugoivaporによる玲Reiのレビューです。
(面白いリキッドメーカー名ですね。こんな風に日本文化が逆輸入されると、とても誇らしく思えます。)
リキッドスペック
VG/PG | 70/30 |
メンソール/清涼剤(無0 ←-→5強) | 0 |
容量/価格 | 100ml/¥2,980 |
メーカー説明 | パパイヤ、パッションフルーツ、マンゴー、アプリコットの4種のフルーツミックスフレーバー |
まず触れて置かなければならないのはそのコスパでしょう。
100mlで約3000円は破格。
リキッドによっては30mlでも同程度の価格のものが存在しますから、コスパ面では上々。
味の説明は、トロピカルな雰囲気漂うリキッドのようです。
あ、あとこの容器ですが、たまに「チュービーボトル」という表記が見られます。
実は正しくは「Chubby bottle(チャビーボトル)」と発音し、意味は『太っちょボトル』です。
それでは、実食!
香り&味チェック
香りはミックスフルーツガムのような香りがします。
マンゴーほど青臭くなく、パパイヤほども甘くなく、色々なフルーツが混ざり合っているお菓子のような香りです。
お味の方は、ものすごく甘いパパイヤという感じ。
マンゴーもパパイヤも主張せず、どちらかというと融合している感じがします。
その奥にフワッとフローラルチックな感じがするのはパッションフルーツでしょうか。
それぞれが際立っているという感じよりも、融合してひとつの味になっていると表現する方がいいかもしれません。
テイスティング環境
コイル | シングル |
コイルの種類 | Ni80単線 |
抵抗値 | 0.5Ω |
ワット数 | 27W |
VAPER側(Ko)の感想
間違いなくトロピカルな雰囲気を醸し出してくれています。
吸い始めにはマンゴーとパパイヤが見事にマッチした南国仕様のトップノート。
ミストを吐き始めるとひょっこり顔を出すパッションフルーツ。
ものによってはすごくフローラルな味になってしまうパッションフルーツですが、強すぎないパッションフルーツですので、より一層トロピカル感を強調してくれます。
トップの甘さを残すことなく、パッションフルーツがキュッとラストを締めてくれるリキッドです。
ガンクの付きやすさ(約5ml使用後)
ややコイルに黒ずみのようなものが確認できます。
みるみるガンクがコイルを侵食するという感じではありませんが、ガンクが確認できるというのは確か。
まだまだ吸えそうなコイルですが、10ml吸うあたりから味にも変化が出てきそう。
クリアロのコイル寿命を気にされる方は、吸い方に注意してください。(低抵抗だとガンクが付きにくいという話を聞いたことがありますが、真偽不明のため)
Non VAPER側(嫁)の感想
『(スンスン)あ、これはあれだ、マンゴーとか桃とかのあっち系の果物だ』
「確かに。ただ、そのあっち系とは?」
『果実っていうのかな。みずみずしい系のあの系統の果物』
「おぉ、言わんとすることは分かる。パパイヤとマンゴーとパッションフルーツとアプリコットらしい」
そう言えば、南国のフルーツってあっち系の果物が多いですね。
嗅いでもらった感じも、フルーツの香りがして攻撃力は低めな様子でした。
こんな人、場面にオススメ!
夏も爆煙で楽しみたい人に是非!
冬はスイーツ系リキッドを爆煙でモクモクと楽しむ方法が一般的だったりしますが、夏はどうしてもスイーツ系は遠慮しがち。
夏でも爆煙でガンガン行きたい人にとってはコスパ面でも、風味面でも楽しんでもらえるリキッドかなと思います。
チューチュー吸っても美味しいかもしれませんが、ここは大容量の良さとUSA産ということを考えて、低抵抗爆煙設定でバカバカいっちゃってください。
(電池の用法・容量を正しく理解して使ってくださいね!)