Tarlessカートリッジに新しいラインナップ
一定期間ごとに進化していくTarless Plusのカートリッジに新作が登場しました。
今回の特徴は、「焦げない・漏れない」
「焦げない」の部分に関しては、使い方次第で予防できますし、いくら焦げにくかろうが焦げてしまうような使い方をしていれば焦げてしまいます。
気になるのが「漏れない」という部分。
PODのカートリッジは漏れないとはいえ、なんだかんだ漏れてくるというのが関の山だったりします。
特に下からコイルを挿入するタイプのカートリッジは、構造上、漏れにくくすることはできても、漏れないはずがないというのが最大の宿命だったりします。
そもそもが使い捨てのTarlessカートリッジの漏れない構造はどうなっているのかを確認しながらレビューしていきたいと思います。
Rich longカートリッジ
これはかなり特徴的なPODになっていますね。
構造としては使い捨てPODの構造をそのままPODに移殖した形となっています。
リキッドを液体のまま入れておくのではなく、コットンに染み込んだ状態で保持する構造となっています。
コットンの保持率が高いものであればあるほど、漏れにくくなりますし、コイルへの供給もいい(焦げにくい)はずです。
本体詳細
コイルパーツ
マウスピースはちょっと大きめに設定されています。
これはこれまで同様、プルームテックのタバコカプセルを挿入して使用することができます。
もちろん、このまま使用することもできます。
エアフロー
マウスピースの横に縦長のスリットがあります。
ここからコイルへ空気を供給する形となっています。
確かにエアの供給口がリキッドより上に位置しています。
ということは、逆さまにして放置しない限り、エアフローからリキッドが漏れてくるということは無さそうです。
逆さまにしてしまったからといって、リキッドが漏れてくるかと言えばそうでもなさそうです。
コットンがPOD内に敷き詰められていますので、このコットンがリキッドをしっかりガードしてくれているうちは漏れ出てこないと思います。
ただし、リキッド満タンの状態で長時間、逆さまに放置するという「それはリキッドを漏らしたいのか?」という持ち方でない限り、漏れ出てくることは無さそうに感じます。
リキチャ方法
POD上部のキャップを外してリキッドを流し込みます。
こんな風にリキッドがコットンに染み込んでいくのが分かります。
結構な量のコットンですので、下の方まで染み込むまで少し時間がかかりますが、カートリッジが透明なおかげで目視確認ができます。
コットンにリキッドが染み込んでいない状態で吸ってしまえば焦げ付くのは当たり前ですので、しっかりとコットンにリキッドが染み込むのを確認してから使用しましょう。
本体にセットした状態でも確認はできるのですが、視認性は落ちます。
一旦染み込んでしまえば大丈夫なのですが、最初はカートリッジをしっかり見てから使うようにすることをオススメします。
まとめ
カートリッジ自体の性能は以前から大きく変わっていません。
味もしっかり出ますし、PODらしいミスト量でVAPEを楽しむことができます。
Richカートリッジの最大の魅力はコットンが敷き詰められたことによる漏れ防止構造。
漏れないというのはPODを持ち運ぶうえでかなりのストレスを軽減してくれます。
また、コットンがしっかり入っていることにより、コイルへのリキッドの供給も途切れることがなくなります。
これまでのカートリッジに比べて何かが大きく変化したというよりは、より漏れにくくなったカートリッジがRichカートリッジです。
となれば、Tarlessを使っていくのであれば、このカートリッジを選択するかなぁという印象を受けました。