度重なるたばこ税…。今こそVAPEで”禁煙”スタート
10月1日、そう、それは喫煙者にとっては憎むべき日付となることでしょう。
最近、コンビニやスーパーなどでよく見かけるポップといえば「たばこ税増税の前にカートンのご注文を!」という触れ込み。
確かに増税前に沢山ストックを買い込みたいのは山々なのですが、日本の多くの喫煙者はお小遣いの中でやりくりをしているわけでして、そんなに多くのストックを持っていられるような環境にいないのであります。
一気に買えたとして3〜6カートン(15000〜30000円/30箱〜60箱)ぐらいが関の山。
通常の喫煙者であれば1〜2日で1箱吸うか吸わないかぐらいだと思いますので、早い人だと1ヶ月後には増税後の値段で購入しなければならない日が来ます。
ならいっそ、禁煙してやろうという波が起こるのがこの増税のタイミングでもあるわけです。
ということで、VAPEという電子タバコに乗り換えようとしている人に向けて、おすすめのデバイスやらセットをご紹介。
かくいう私もVAPEで禁煙を成功させた一人でもありますから、それなりに喫煙者の思っていることを想像しながらご紹介していけたらと思います。
【そもそも論】どこのどのメーカーのものを買えばいいの?
これは結構悩ましい問題かと思います。
まず、気になるのがコンビニやドラッグストア、たまにドン・キホーテなんかで売っている電子タバコですよね。
最近ではテレビショッピングなんかでも見かけることもあります。
あれはあれでいいのかもしれませんが、私の友人があれを買おうとしていたら間違いなく止めます。
主な理由としては…
- 交換部品が少ない
- そもそも商品自体が無くなる可能性が高い
- リキッド(煙の味)が美味しくない
があります。
交換部品が高ければ維持費が高くなりますし、商品自体がなくなればまた代替品を購入しなければならないですし、リキッドの味が美味しくなければそもそも続かないですし。
「部品がなくなったりするんなら、じゃあネット通販で買えばいいじゃないの」というのは実は大正解でして、それならいっそ最初からネット通販で品揃えのあるものから選んでしまうのが正しい選択だと思うのです。
メーカーさえ選び間違わなければ、ネット通販での購入先は大体のところが有名ドコロなので大丈夫です。
心配な人はベプログ(楽天などではVape Collection)、オフィスエッジ、Flavor Kitchenという店舗から購入すればまず間違いないです。
VAPEの路面店(ショップ)が近くにある人は実際に相談してから購入できるのですが、路面店の数が少ないので多くの人はインターネット通販が重になると思います。
デバイス編
デバイスを選ぶ際のポイント
出力調整の有無
個人的にはPODに対しては不要だと思います。
出力がオートのものを選んでおけば、自動で最適な出力になるようになっています。
特に初めてVAPEというものに触れる人に対しては、出力の調整の塩梅(何ワットが最適なのか)が分からないというのが問題になります。
必要以上に強い出力設定で吸い始めてしまうと、一気にコイルが熱せられてしまい、すぐに交換用PODがだめになってしまいます。
上手に使えば2週間ぐらいは交換無しで使えるものが、一瞬でパーになるのはコスパも悪いですからね。
もし出力調整をしたいという人は、一番小さい出力から試して、徐々に出力を上げていってスイートスポットを探していく方法が考えられます。
押しボタン式(パフファイア)か吸引検知式(オートパフ)か
これは好み次第というところですが、PODに対しては吸引検知式(オートパフ)で十分、というかそっちの方がいいと思います。
私も押しボタン式のPODを持っていますが、結局オートパフで使っていたりします。
確かに一昔前のものですと反応が悪かったりしましたが、最近のものは検知能力もとても上がっていて、吸った瞬間に反応してくれます。
押しボタンがついていても、オートパフに対応していたりしますので、悩ましい人はその点だけ確認していればいいと思います。
POD交換式かコイル交換式か
なんのことかわからないと思いますが、消耗品の交換方法のことです。
POD交換式というのは、液体を入れるカートリッジそのものを交換するタイプのことです。
コイル交換式というのは、カートリッジ似の中のコイルを交換し、液体の入っている部分はそのまま洗って使うタイプのことです。
エコな生活を基本としている人はコイル交換式なのですが、POD交換式のほうが圧倒的にメンテナンスが楽です。
だって、変な味がしてきたらポイッとして新しいPODに付け替えればそれで終了ですからね。
コイル交換式は、コイルだけを抜き取って交換するのですが、カートリッジ内に液体(リキッド)が入っている状態だと漏れてしまう可能性大ですし、何ヶ月も同じPODであれば洗いたくなってくるじゃないですか。
でも、PODカートリッジってかなり小さいですし、中まできれいに洗うとなるとものすごく大変(だと思うの)です。(←やったことない)
リキッド付属の有無
一緒にリキッドがついてくるものを選ぶか、そうでないかに関しては、もう完全にそのリキッドが好みかどうかという点に集約されます。
付属しているリキッドが好みでないなら本体だけ購入すればいいですが、リキッド付属のほうが大抵はコスパが良くなっています。
コスパがいいからって求めているリキッドでない味のものを選択すると、結局別でリキッドだけを購入することに繋がりますので、自分が好みのリキッドかどうかで判断するのが、結局は安くつくのかなと思います。
オススメの持ち運びに便利な小さいPODたち
小型で持ち運びが便利というのは、公私問わず持ち運ぶ必要のあるものとしては結構重要になってきます。
小さければ小さいほどかさばりませんし、ものによってはネックストラップで持ち運ぶという方法もできたりします。
そういった持ち運びを第一に考える方向けのおすすめをいくつかご紹介。
小さいと電池容量の心配が出てきますが、最近のものであれば2〜3日であれば充電しなくても十分使っていけるレベルだと思います。
minican+ ミニカンプラス&りきっどや 極セット
出力調整 | なし |
パフ方式 | オートパフ |
交換方法 | POD交換式 |
Pagee ペイジースターターキット
出力調整 | あり |
パフ方式 | オートパフ/ボタンパフ切替可 |
交換方法 | コイル交換式 |
TARLESS PLUS(ターレスプラス)スターターキット
出力調整 | なし |
パフ方式 | ボタンパフのみ |
交換方法 | POD交換式 |
Favostix(ファボスティックス)スターターキット
出力調整 | あり |
パフ方式 | ボタンパフ/オートパフ切替可 |
交換方法 | POD交換式 |
リキッド編
リキッドというのは電子タバコの煙の材料となるものです。
このリキッドの良し悪しが禁煙を成功させるカギといっても過言ではありません。
テレビショッピングなんかでついてくるリキッドは、VAPE歴5年以上にもなる私が聞いたこともないような中華リキッドだったりします。
もしかしたら美味しいかもしれませんが、そうであれば電子タバコ業界に普通に流通しているはずですからね。
そうなっていないということは、そういうことなんだと思います。
ということで、これもネット通販で購入してしまうのが間違いない選択肢だと思います。
ちなみにどれほどのスピードで減っていくのか気になるところですが、60mlボトルを上記のPODで煙草のような吸い方(1〜2日で1箱ぐらい)をするのであれば、3ヶ月ぐらいは追加購入しなくてもいいと思います。
どんなに大量に吸っても、1ヶ月でなくなるということはまず考えられません。
そのあたりも考慮しながら、60ml1本購入するもよし、30mlのものをいくつか持っておくのもよし、という感じで考えていただければと思います。
値段の相場的には60mlボトルで2000〜3000円ぐらいです。
基本的には美味しいものが多いので、気になる方は私のリキッドのレビューを参考にしていただいたり、他の人のレビューを参考にしてもらったらいいと思います。
「VAPE ○○○(商品名) レビュー」とかでググってもらえれば、誰かが紹介していると思います。
VAPEに慣れてきたら、色々なメーカーのものに手を出してみてもいいと思いますが、最初から冒険するのはちょっと…という方向けに、まず間違いない選択肢をいくつかご紹介します。
本格的な煙草感を感じたいあなたへ
【IPPUKUSAN】Royal Menthol(ロイヤルメンソール)
【りきっどや】煙草系シリーズ
「りきっどや」というメーカーですが、大本はサロメという日本にある老舗の喫煙具メーカーです。
で、そのりきっどやのリキッドは国産なのにコスパが以上にいいのが特徴。
安いだけじゃなくて、味の再現度も非常に高く、どれを選んでも間違いありません。
実は上のIppukusanもりきっどやとのコラボ制作品です。
【AZHAD’S ELIXIRS】10.000
どうせならタバコ臭さから離れたいあなたへ
それぞれ単品でいいよという方は単品でも購入できるのですが、個人的にはセットで購入して自分で混ぜてみたりなんかしても面白いと思います。
煙草のあの肺に「グッ」と来る感覚が忘れられないあなたへ
この項目はちょっと特殊です。
これまでご紹介してきたリキッドには何ら特殊な効能のあるものは入っていません。
その分、喉へグッと来る感覚(キック感)というものは感じないと思います。
ですが、その感覚が忘れられない、でも煙草は辞めたいという願望を叶えてくれるのがCBDリキッドという選択肢。
最近良く耳にするCBDというものが何なのかというのを簡単にまとめているページもありますし、気になる人はとことん自分で調べて納得の上で選択するのがいいと思います。
もちろん私もCBDリキッドは吸ったことありますし、なんなら今この文章を打ちながら吸ってたりしますが、警察に捕まったり家宅捜索が入ったりということはありませんのでご安心を。