色々あった話題のテクスコ【Vandy Vape】Pulse BF 80W(パルスビーエフ)レビュー

VooPooと色々あったようで…

知ってる人は知っている、知らない人は別に知らなくてもいいPULSE BFテクスコが誕生する前に、色々あったようです。

ものすごく簡単にまとめると…

  1. Vandy Vapeがトニーさん(Youtuber)とコラボしてテクスコを開発しようとした
  2. Vandyのチップもあったが、トニーさんの好きなVooPooのGENEチップを使うことになり、VooPooと交渉、オッケーの返事をもらう
  3. 量産体制が整ったタイミングで、VooPooから価格の釣り上げ交渉があり、Vandy Vapeはそれを了承。
  4. それでもチップが発送されないので再度連絡すると、さらなる価格釣り上げ&パネルのレジンがDragのそれと似てる=クローンじゃね?とイチャモンをつけられる
  5. Vandy Vapeとトニーさん激怒!もう自社開発のチップで発売してやる&世間にこのことを広めてやる!

ということがあったようです。

端折っているわけではないですが、詳しく知りたい方はご本人の動画をご確認ください。

また、海外在住のカズさんというYoutuberも、この件に関しての動画を日本語でまとめてくれているようです。(彼の動画の内容が合っているかどうかは不明です)

まぁそんなことはどうでもいい人にとってはどうでもいいことですね。

Vandy Chipを搭載したテクスコ、PULSE BF 80Wをレビューしていきたいと思います。

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もしも



スペック&付属品

W数(min-MAX)5-80W(0.5V-8.5V)
使用バッテリー/本数18650, 20700/1本
USB充電可能
温度管理SS, Ni, Ti 対応
ファームウェアアップデート可(Vandy Vape本家

メカスコのPulse BF MOD同様、18650と20700の両方に対応しています。

もちろん、アダプターも付属しています。

Vandy Vapeのチップですが、基本的には他のテクニカルMODでできることは大体できます。

(2018/06/01現在、すでに新しいファームウェアが配信されています)

  • Pulse BF MOD 80W本体
  • USBケーブル
  • 18650アダプター(本体内)

  • 取扱説明書
  • ワランティーカード
  • 証明書

付属品に関しては特に説明不要かと思います。

バッテリーの取り付け/取り外し

中身はこんなふうに収まっていました。

リキッドボトルは8mlです。

バッテリーの向きは下がプラスで、デカデカと表示されていますので、間違うことはないかと思います。

万が一のことを考えると、なんとなく+極にアダプターを被せるのがイヤなので−極に。

両方にかぶせて使ってみましたが、一応どちらでも使うことは出来ました。

電池を入れた時は、なぜかMAXの80Wとなっています。

コイルとコットンと電池のことを考えて、もうちょっと低い設定にしていてもよかったのでは?と思ってしまいます。

基本操作&特徴

電源On/Off5クリック
モード切替3クリック
モード詳細設定+/-ボタン同時押し

基本的には3クリックでモードを選択し、そのモードでいじくりたい場合は+/-ボタンを同時押しすれば、大体のしたいことは表示されます。

(このあたり、Ver.6では挙動が少しだけ違います。それについては下記参照)

Power MODE

私が個人的にこのMODで好きなのが、なんとVWだけでなくVVでも使用できるという点です。

パワーモードで+と-ボタンを同時押しします。(白飛びがすごいですね…スイマセン)

PとVの表示があるのがお分かり頂けるでしょうか。

PowerのPとVoltageのVです。

ここにカーソルを合わせてクリックすると…

最近見かけないVVに変更も可能です。

ワッテージを調整する際にも、個人的にはVの値を見ながらのワッテージ調整をしている私にとっては非常に嬉しい機能。

クラプトンなんかで組んだときは体感ですが、単線で組む時はVの値しか見ていません。

理由に関しては以下の記事で詳しくお話ししています。

様々な要素によって味が変化するVAPEの世界。それが良さでもあり、難しさでもあり、懐の深さを見せつけてくれます。 この記事では、抵抗値によってどのようにミストが変化するのか、また、MODの出力(ワット数)はどれくらいがいいのかを、VAPERのみなさんと一緒に考えるコーナーです。

Temp MODE

どの温度管理モードも初期設定は華氏450度の50W出力です。

温度の変更は+/-ボタンで、出力の変更は4クリックでワッテージが点滅します。

また、抵抗値の固定や、TCRの設定も詳細メニュー(+/-ボタン当時押し)から行えます。

温度管理の挙動に関しては、私自身が温度管理に関して詳しくありませんので、他のMODとの比較ができません。

SSの450度で吸ってみましたが、ちゃんとVAPEできるということしかお伝えすることができません…。

ファームウェアアップデート方法

Vandy Chipでのファームウェアアップデート方法があまり見当たらなかったので、個人的に調べながらやってみました。

アプリやサイトは英語ばかりでしたが、まぁ何とかなるとは思います。

不安な方はご一読ください。

①Vandy Vape本家サイトから、ファイルをダウンロード

Vandy Vapeの本家サイトより、最新版のファームウェアをダウンロードしてください。

②MODをPCと接続する

電池を抜いて、念のためアトマイザーも外した状態でUSBケーブルで接続してください。

今回は面倒くさかったので手元にあったUSBケーブルを使用しましたが、USBケーブルであればどのUSBケーブルでも大丈夫なようです。

(注:世の中にはデータ送信のできない充電専用のUSBケーブルもあるようです。そんなときは諦めて付属のUSBケーブルを使いましょう)

③アプリを起動する

さきほど解凍したフォルダ内にある「SmartEC-2.0.2」というアプリケーションを起動してください。

そうすると、以下のような画面が出てくると思います。

もしMODが読み込まれない場合は「Refresh List」をクリック。

それでも認識されない場合は、MODのファイアボタンを5回クリックしてみてください。

私の場合は、5クリックまでしてようやく認識してくれました。

MODを認識してもらったら、下の枠の横にある「…」をクリックして、ダウンロードしたファームウェアのバージョンを選択してください。(ダウンロードしたフォルダ内にあります)

2018年6月1日時点では、「Vandy Chip_80W_V006.VCdata」というファイルが最新です。

ここまで来たら、あとは「Start Updating」をクリックするだけ。

④アップデート開始!

アップデートが開始されると、赤字で「抜くなよ、絶対USB抜くなよ」という表示が出てきます。

フリのような気がしますが、絶対抜いてはいけません。

中途半端な状態でアップデートが中断されると、最悪の場合はMODが動かなくなってしまうこともあります。

完了すれば、完了したというポップアップがでますので、そうなったらもうMODを取り外しても大丈夫です。

Ver.6の新しい機能

今回のバージョンの追加点としては…

  1. モードの切り替え方法の変更
  2. VVモードの追加
  3. プリヒートの追加
  4. 不要な機能のブラインド機能追加

モードの切り替えは、毎回3クリック方式だったものが3クリック&+/-ボタンで変更することができるようになり、モード変更が圧倒的に楽になりました。

そして、VVモードがデフォルトのモードに表示されるようになりました。

これは個人的にとっても嬉しい変更です。

プリヒートが詳細設定内(+/-同時押し)で選択できるようになりました。

最後の不要な機能のブラインド機能ですが、例えば温度管理を一切使用しない人、Bypassモードなんていらねーぜという人にとって、モード変更時にそのモードが出てくる必要はありませんよね?

そういう不要なモードを非表示にすることができるようになりました。

このあたりの機能はあってもなくても大丈夫ですし、ひとつひとつ説明していくとメチャクチャ長い記事なってしまいますので割愛します。(面倒だからじゃないよ♡)

それぞれの操作方法を実際に見たいという人は、DJLSBというVAPEオタクYoutuber(VAPEに詳しすぎるという意味でオタク)の動画で操作・設定方法を確認できます。

コンタクト部分

22mm:Galaxies

最近めっきり見なくなった22mmアトマイザー。

もちろん、せり出しもなくきっちり収まります。

発売からかなり人気があったGalaxies MTL RDAが、時間の経過とともにお求めやすいお値段になってきました。タバコ吸いのRDAの中でも背が小さくて使い勝手のいい22mmアトマといえば、Galaxies RDAかなという感じ。

24mm:Gokon RDA

BFなので、BFでしか使えないアトマイザーを乗せてみます。

エッジの部分がツライチで乗っており、色も相まっていい感じ。

最近のトレンドに合わせて24mmにぴったりに作られたのではないかと思います。

24mmでシングルコイルアトマイザーを待っていた皆さん、お待たせいたしました!vpdamからGokon RDAの登場です。24mmサイズなのにあえてシングルにしたことで、かなりのフレーバーチェイス向けRDAに仕上がっています。味重視のBFアトマはこれで間違いありません。

25mm:APEX

ものすごくちょっとですが、せり出しがあるように見えます。

横から見ると、パネルの部分の厚みもあって、「せり出している!」という感じは見受けられません。

にじり寄って見ればせり出しが確認できますが、25mmも収まりよく乗っているように思います。

Dreamer MODを手掛けるTimesvape(タイムズペイプ)から、爆煙志向RDAが発売されています。その名もAPEX(アペックス・エイペックス)。見た目に大きい25mm径アトマですが、意外や意外、ビルドもしやすく味もしっかり出してくれる器用なアトマイザーでした。

パネルの着せ替え

カーボンチックなパネルです。

PULSEの特徴として、前面と背面のパネルが付け替えられることがあげられます。

こういったレジンカラーチックな専用着替パネルもオプション品であります。

急にヤンキーMODになりました。

でも、個人的にはこの社会に反抗していそうなカラーリングが好きです。

オプションパーツなので費用はかかりますが、自分のテーマカラーのようなものがある方は検討してみてもいいかもしれません。

このMODを選ぶ理由

スイッチの反応はかなりイイです。

押したらすぐにミストが立ち上がってくる印象を受けます。

ボトルもフニャフニャで柔らかく、リキッドチャージもストレスフリー。

また、多彩なモードも多くの人に受け入れられる可能性があります。

私は温度管理を使いませんが、温度管理でしかVAPEしない人もいるでしょう。

「VVなんて使わねーよ」というVAPERがいれば、「VV最高!」と思うVAPERもいるでしょう。

そういったニーズを余すところなくカバーしてくれます。

一点だけ難点があるとすれば、MODが少し大きいかなというのが難点です。

私はどちらかというと大きい方の手の持ち主なのですが、それでも握り込めません。

これを女性VAPERが持つことを考えると、シングルバッテリーMODとしてはかなり大きめのMODと言わざるを得ません。

バッテリーとボトルとチップ・液晶が入っているので、どうしようもないのかもしれませんが…。

その点だけクリアできれば、長く付き合っていけるテクスコだと思います。

ここで買えます

ベプログショップ(本体)

ベプログショップ(着せ替えパネルのみ)

その他交換用ボトルや、はじめから付け替えパネルが選択できるものもあります。

ベプログショップ

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