巷で噂の美味いやつ
販売が決まり、構造が明らかになると同時ぐらいに
「これは買いだ」
「これで美味しくないわけがない」
と、多方面から大絶賛されていたRDA、GALAXIES MTL RDAのレビューです。
発売当初はそこまで安くはありませんでしたが、価格の熟成期間を経て、ある程度手ごろな値段になってきました。
既に多方面でレビューされまくっていると思いますが、温かい目でご覧ください。
付属品
- Galaxies MTL RDA本体
- マニュアル
- コイル
- Ni80クラプトン×2
- Ni80スペースド×2
- コットンかと思いきや手ぬぐい
- 付属品バック
- 交換用Oリング×4
- 六角
- BFピン
- イモネジ×8(マイナス×4、六角×4)
なぜ手ぬぐいが入っていたのか気になるところ。
サンプルバージョンだからかな?
そして、大量のイモネジ。
これだけたくさんあれば、複数なめてしまっても安心ですね。
コットンがあれば、すぐにでもビルドして吸うことができるセットになっています。
トップキャップの黒いプラスチック部分が外れるかと思いましたが、外れませんでした。
構造は至って一般的な3ピース構造です。
ではでは、各部を詳しく見ていきましょう。
ポジティブピン
デフォルトで装着されているピンは通常のコンタクトピンで、メカでの運用にも耐えられるレベルといっていいでしょう。
デフォルトは通常ピン。
これ、意外と大事なことだと思います。
やはりデフォルトでは通常のピンにしておけば、万が一通常のテクMODで使用してしまっても故障を避けられます。
最初からBFピンで、確認不足でテクニカルに乗せて使用してしまうと、一発で故障です。
BFピンにしてみても、しっかりと出ています。
メカスコが多くなっていますので、最近のピンはすごく優秀な出方をしてくれています。
コンタクトの接続部分も、リキッドが横に流れていってしまわないようになっています。
リキッドの出口はこんな感じ。
余分なリキッドを吸い込みやすいとか、出たリキッドがタンクに戻るのが嫌だとか色々言われていますが、個人的にはどちらでも。
要はリキッドがしっかりとRDA内に出てきてくれれば私はそれで構いません。
このあたりの好みは人それぞれです。
トップキャップ裏
「The ドーム型」という感じでドームになっています。
そして、写真で言うところの上下に切欠きのようなものが。
この機構、私の好きなヤツな気がします。
そうです。トップキャップが回ってしまう問題を解決してくれるやつです。
エアホールの調整幅を超えて回し続けると、この切欠きがストッパーとなり、RDAが取り外しやすくなります。
エアフロー
トップキャップのホールはこんな感じ。
縦に開いている3つがそれです。
一番左と、一番右はエアホールかと思いきやデザインですので、穴は開いていません。
こんな感じで縦の三連星が下から順に開いていく感じになります。
エアホールは一つですが、トップキャップの穴の数で外気の取り込み量を調整する構造。
エアホールからイモネジが見えているかと思いますが、イモネジの開閉でもエアの量を調整可能とのことですが、そこまでクリアランスがいいわけではありませんでした。
メインのエアの調整はトップキャップの縦の三連星です。
エアホールは下からの吹き上げ構造になっています。
こうすることで、コイルの下からエアを当てることができますし、ウェルも若干深くとることができて、漏れ対策にもなっています。
デッキ構造
デッキを真上から見るとこんな感じ。
中央にあるイモネジはエア調整用のイモネジです。
ワイヤー用のイモネジは、ワイヤーが逃げるのを防止するために若干せりあがっています。
ただ、よく見ると分かるのですが、デッキの壁側にも若干ネジ山が切ってあります。
つまり、際までワイヤーが寄っていてもしっかり固定できるということですので、壁側に思いっきり寄せて固定すれば大丈夫です。
そしてこのイモネジたちですが、好みに応じて六角に交換したりマイナスに交換したりすることができます。
さらに、エア調整用のイモネジも最悪なくても大丈夫なので、いざというときにはそちらも代用できます。
こんな感じに組んでみました
この切欠きにコイルロッドを乗せることができます。
ビルドにというより、コイル位置の設定に便利です。
こんな風に、コイル位置が下がりすぎないように固定することができます。
初めてのVAPERにも優しい親切設計ですが、慣れると別になくても大丈夫かな。
そして、コイル固定部が外周から少し凹んでいます。
なので、ワイヤーカッターで余分なワイヤーを切りやすいですし、ある程度の場所で切ってあげればトップキャップとの干渉も予防できます。
若干汚いですが、こんな感じ。
コイルレッグが上から来るようにすれば、コットンを下に落としやすいかなと思い、このようなセッティングにしてみました。
これぐらいコットンを残して…
結構なコットンスペースがありますので、しっかり塞いであげましょう。
そうすることで、RDA内の余分なスペースが減り、リキッドの風味もUP(する気が)します。
あまりスコンカーが性に合わないのですが、一応スコンカー的な使い方で試してみたいと思います。
実際に使ってみて
いくつかリキッドを吸ってみましたが、やっぱりMTLにはフルーツ系やタバコ系が合うかなと思います。
エアは三連星ひとつで完全MTL、三連星全開でMTLには緩いけどDLにするには抵抗を感じすぎるという感じ。
味は当然のようにいい味出ていますが、おそらくドリップチップが相当いい働きをしているのではないかと予想します。
かなり咥え心地もいいですし、ミストが凝縮されて口の中に入ってきます。
個人的にはリキッドを選らぶRDAな気がしますが、「VAPEは断然MTL派」の方はお試しあれ!