ベプログとRocket Fuelがコラボ
先日のライトマスカットに引き続き、今回はダークマスカットのレビューです。
ライトマスカットとダークマスカット。
まさに「陰と陽」「光と影」「正義と悪」「アンパンマンとバイキンマン」などの表裏一体の関係性となっております。
かのRocket Fuelとのコラボ製品ですので、否が応でも期待が膨らみます。
ダークマスカットは果たしてどのようなダークな一面を持っているのでしょうか。
リキッドスペック
VG/PG | 70/30 |
メンソール/清涼剤(無0 ←-→5強) | 0 |
容量/価格 | 60ml/2500円 |
メーカー説明 | マスカット味に苦みの効いたダークチェリーのフレーバーをミックスしていて、高抵抗でダークチェリーのビターな風味と濃厚なマスカットの風味が複雑な味わいを楽しむことが出来ます。また、低抵抗であればビーターな風味が柔らかくなり、マスカットとチェリーのスッキリとした香りを楽しめるリキッドです。 |
ほうほう、ライトマスカットがシンプルマスカットフレーバーで、ダークマスカットが複雑なマスカットフレーバーとな。
難しく考えなければ、チェリーとマスカットのミックスフレーバーとなります。
ただ、抵抗値によって味が変わるのは複雑系ならではの特徴な気がします。
これ、ちょっと良いんじゃない?
リキッドボトルの先端なんですが、ちょっと他のとは違うような気がします。
なんとなく先端が長いような気がしたのですが、実際にリキチャしてみると違いに気づきました。
なんと、全然液ダレしません。
リキチャしていると、結構先端から伝い漏れしてきたりするのですが、リキッドのキレがとてもいいという気がします。
かなりストレスフリーにリキチャできるので、個人的にはとても嬉しい気持ちになりました。
それでは、実食!
香り&味チェック
香りは、マスカットではなくチェリー優位な香り。
甘い香りは一切感じず、スッキリとしたフルーツフレーバーという印象。
お味の方ですが、ものすごいダークチェリーの存在感と再現度。
「さくらんぼ」ではなく、明らかに「アメリカンチェリー」の風味です。
それも、子どもは「美味しくな~い」と言って、大人が「え~、美味しいのに!まだまだ子どもだねぇ~」とか言いながら食べるタイプのチェリー。
ペロンチョの時点では、マスカットは後味の雰囲気づくり程度にしか感じませんでした。
テイスティング環境
コイル | シングル |
コイルの種類 | Ni80単線 |
抵抗値 | 0.53Ω |
ワット数 | 25W |
VAPER側(Ko)の感想
これはライトマスカットとは全然別物です。
吸い始めに感じるのは甘さ控えめの大人のチェリーの風味。
チェリーのあとに、マスカットフレーバーがチェリーの風味をバックアップする形で前に出てきます。
その2つが見事に融合したときには、フルーツカクテルのような、ワインのような奥深い香りを楽しめます。
チェリーとマスカットの風味やそれらの融合したときの風味で、吸っている途中でどんどん表情が変わっていくリキッドです。
ガンクの付きやすさ
いつもと同じ5ml消費時ですが、ライトマスカットの時とは違い、コイル中央付近に何やら黒いものが見えるような気がします。
複雑系のリキッドはガンクがつきやすい傾向にあるようにですが、そうは言っても、ガンクが多いわけでは決してなく、むしろ少ないと感じるほど。
一般的なリキッドと比べてもコイル寿命は長く取れそう。
クリアロでも十分使ってもらえるリキッドです。
Non VAPER側(嫁)の感想
「(スンスン)あ、いい匂いじゃん」
『あらそう?それは朗報』
「え~っと、これはフルーツ…いや、お花の匂いか…?」
「またハイビスカスとか?」(ハイビスカスティーで嗅いだことあり)
『いや、これはマスカットとダークチェリーの汁だな』
「ふ~ん、まぁ言われてみればそうかも」
最初からいい匂い宣言が出ていましたので、周りに対しての攻撃力もあまり高くはない様子。
匂いの感じ方によっては、お花の匂いにも感じるようですね。
こんな人、場面にオススメ!
ダークマスカットとはよく言ったもので、確かにダークマスカットは妖艶な感じがします。
イメージでいうなら、ライトマスカットは「元気、若さ、純粋」という感じ。
ダークマスカットは、「大人、玄人、落ち着き」といった感じでしょうか。
落ち着いた雰囲気の女性がパーティー会場から外れたベランダで夜空に向かってひとりで吸っているリキッドのイメージ。
私のイメージの意味が分からない人は、是非一度吸ってみてください。
おそらく納得していただけるのではないかと思います。