これさえあればVAPEデビューに迷わない、そんな全部入りセット
VAPEという電子タバコのデバイスの販売方法は色々あります。
MODと言われる本体に、蒸気を生成するアトマイザー。
まずこの組み合わせをどれにするべきか悩みます。(実際私も悩みました)
そして、VAPE以外では触れることの少ないサイズのバッテリーや、その性能についても勉強しないといけません。
さらに星の数以上にあるリキッド。
MOD、バッテリー、アトマイザー、リキッド、この4つをそれぞれ1つずつ選ぶとなると、膨大な時間と労力がかかってしまいます。
それじゃあVAPEを始めるハードルが高くか感じてしまうのも無理はありません。
ですがこのセットさえあれば、すぐにVAPEが始められるという本当に抜け目のないトータルコーディネートセット。
VAPEを初めて数年ほど経ちますが、ここまで至れり尽くせりなセットは見たことがありません。
それでいて値段も約1万円。
周りにVAPEに関して質問することができない状況にいる人も、これさえあれば簡単にVAPEを始めることができます。
付属品
- Geekvape Aegis Mini 80W
- Sikary OG Tank
- Vapelog タバコリキッド
- Vapelog 巨峰メンソールリキッド
- Vapelog ドライハードメンソール
- リキッド持ち運び用ボトル
- 専用ケース
- 専用取扱説明書
専用の取扱説明書というのがどういうものかというと、下記の写真のようなものが付属します。
まだまだ日本語の説明書が少ない中で、このような日本語の説明書が付属するというのはVAPEを初めて扱う人にとってはありがたいと思います。
写真付きですし、どのように使用するにあたっての最低限の知識はこの説明書からでもGETできます。
ですが、ぜひぜひ【何をもって安全な使用方法とするか】というのは色々調べるようにしましょう。
【Sikary】OG Tank(オージータンク)
今までのクリアロはコイルが使い捨てでした。
このクリアロの特徴は、クリアロそのものが使い捨てという点です。
使い捨て用に作られているだけあって触った感じはチープですが、何よりもものすごく軽い。
最近流行りの使い捨てクリアロですが、使い勝手はどんなものなのか見ていきたいと思います。
付属品
パッケージにはクリアロが3つと交換用のゴムキャップが付属しています。
使い捨てなのに交換用のパーツが必要なのでしょうか?
確かに一番壊れやすい部分ではありますが、そこまでして使い捨てアトマイザーを使いまわすかなぁと不思議に思います。
エアフロー
エアフローは対面に1つずつ開いています。
全開だとかなりスカスカ、全閉でMTLぐらい。
エアフローの調整は上の部分を固定しながら、ロゴの入った真ん中のパーツを回して調整。
どちら側に回してもストッパーがありますので、アトマの付け外しも簡単です。
タンク構造
分解できないので、唯一分解(?)することができるのはリキッドチャージホール。
まぁニードルボトルなら難なくリキチャできるかと。
セットに一緒についてくるリキッドなら、難なくリキッドチャージができるはずですのでご心配なく。
コイル
分解できませんので、唯一除くことができるドリップチップ側からのぞき見します。
メッシュコイルが確認できますが、困ったことに直接コットンにリキッドを垂らすことができません。
最初のひと吸いで盛大にドライヒットをしてしまわないように、リキッドの浸透時間を十分に確保するか、下記の豆知識を活用してください。
【Geekvape】Aegis Mini 80W(イージスミニ)
つい先日、同じGeekvapeの18650 Aegis Solo MODをレビューしました。
あまり大きくは変わりませんが、一応比較という意味も込めて大事そうな部分を並べてみます。
右が今回のAegis Mini 80Wです。
その名の通り、ちゃんとサイズ的にもMiniになっています。
ですが、スクリーンに至ってはMiniではなく同じ大きさ。
視認性の高さから言っても、スクリーンは同じというのはありがたいです。
比較はこれくらいにして、実際にどのような感じになるのか見ていきたいと思います。
スペック&付属品
W数(min-MAX) | 5-80W |
使用バッテリー/本数 | 内臓2200mAh |
USB充電 | 可 |
温度管理 | SS, Ni, Ti 対応 |
ファームウェアアップデート | 可 |
中に入っているチップなどは特に他のMODと大差ありません。
Aegisの本当の良さはその頑丈さ、防水、防塵というハード面にあります。(あれ?デジャブかな?)
正面は上にパフボタンと、下部にUP/DOWNボタンがあります。
本気を出せば、このボタンの色もカスタマイズできるという噂です。
510コンタクトは幅広設計となっています。
この部分は同じものを使いまわしているような気がしますので、Miniのくせに26mmアトマでもせり出しなく乗せられそう。
MODの底の部分には充電用USBポートのカバーらしきものとベントホールらしきもの。
ベントホールの中まで詳しく確認できませんが、MOD内部に水分が入ってしまわないような設計になっていることを信じましょう。
USBポートのカバーは分厚い設計になっています。
端の方が欠けてしまっているのは、私が開くときに端の方を持ちすぎたせいで欠けてしまいました。
こういった部分も気になる方は、USBポートのカバーの開閉には気を付けるようにしましょう。
基本操作&特徴
電源On/Off | パフボタン5回クリック |
モード切替 | パフボタン3回クリック |
特に特殊な操作は必要ありません。
5回クリックで電源を入れて、パフボタンを押して通電させるというのが基本の操作です。
押し心地もコチコチとクリック感があっていい感じ。
【VW MODE】
何か特別な機能があるわけではありませんが、前回乗せていたアトマイザーと抵抗値が異なるものを乗せたとき、抵抗値の再設定を求められます。
迷ったらとりあえず+を押して、抵抗値の再設定を行いましょう。
また、手巻きコイルを嗜む方は、思っていた抵抗値と大きく異なる場合はショートの可能性がありますのでご用心。
光度調整
パフボタンとUP/DOWNボタンの同時押しでスクリーン光度の調整が可能です。
屋外でスクリーンが見にくいなと感じるようなことがあれば、このようにして調整することができます。
コンタクト部分
ミニの名に似つかわしくない大きなコンタクトピン。
せり出しがないのはいいことですが、ここまで大きくある必要はなかったのではないかと思ってしまいます。
ただ、不自然なくらいに大きいというわけではありませんのでご安心を。
付属のリキッド
付属するリキッドは全部で3種類。
ひとつひとつ紹介していると長くなってしまいますので、細かく知りたい方はそれぞれのレビューをご覧ください。
タバコ
このリキッドは0.15ΩのコイルのDLで吸うようなリキッドでは無いイメージ。
もしOG Tankで運用するなら、エアホール全閉の出力激絞りでチューチューMTLっぽい吸い方が適切かと思われます。
巨峰メンソール
一番OG Tankと相性が良さそうな巨峰メンソール。
初めてのVAPEという方は、まずはこのリキッドから吸ってみるのがいいかもしれません。
出力は30Wのエアホールは半分くらい。
そこから自分の好みに合わせて出力を調整したり、エアホールを開いたりしてみてください。
Dry Hard Menthol
コイツぁだめだ、吸っちゃいけねぇ。
0.15Ωで爆煙だと?
ふざけんじゃネェぞ、バヤロベラボーめぇ!
死にてぇのか!?
断りを入れましたので、実践するかどうかはあなた次第です。
理由はドライハードメンソールのレビューをご覧ください。
実際に使ってみて
Aegis Mini 80W
かなり小型で、持ち運びには最適のサイズ感。
バッテリー容量が2200mAhと、0.15Ωのタンクと一緒に使うには少ないと感じてしまうかもしれません。
ただ、「頑丈、防水、防塵」という安心感は何にも代えがたいものがあります。
バッテリー容量が気になるようなら、もう少し抵抗値の高いアトマイザーに手を出すのもあり。
付属のアトマイザー(OG Tank)が求める出力と、Aegis Miniのバッテリー容量の埋まらない溝がありますが、MODの性能としては申し分ないものとなっています。
OG Tank
クリアロそのものが使い捨てという画期的なコンセプトのクリアロマイザー。
「使えなくなったら捨てる」という便利さが売りとなっています。
0.15Ωという低抵抗なので、推奨ワッテージで運用した際のミスト量は申し分ありません。
味の出方としては、もう少ししっかり出てくれればもっと人気が出るかなという印象です。
味が出ていないわけではありませんが、他のメッシュコイルのクリアロマイザーと比較すると、やや見劣りするのは否めません。
とは言え、OG Tankの売りはその取り回しの楽さ。
VAPEが初めての人は悩まなくていいですし、ある程度VAPEに慣れ親しんである人でも、アトマへの匂い移りが気になるリキッドなんかを吸う場合なんかに使えます。
使い捨てアトマイザーだけを使い方はこちら。
付属のベプログリキッド
0.15Ωで運用するにはちょっと違うなぁというリキッドが2つほど。
初めてで何も知らない人が、ドライハードメンソールを0.15Ωの70Wなんかで吸い込んだら、それこそ事件レベルです。
たくさんのリキッドを取り扱っているベプログさんなら、もう少し違うリキッドで組み合わせてほしかったなと思います。