これぞ世に言う”電子タバコ”
禁煙したい・減煙したいと思って電子タバコを始めようと思った時に、まず頭に浮かぶのが、まさにこのMalle S Liteのような電子タバコだと思います。
見た目は本物のタバコに近く、煙の量も同じくらいで、吸えば先端が光る…。
冷静に考えれば、禁煙・減煙とは直接関係なさそうな【見た目をタバコ寄り】にしたVAPEを電子タバコと呼んでいるのかなぁと思います。
しかし、VAPEを楽しむという目的ではなく、禁煙するという目的のためならこのMalle S Liteは正しい選択肢なのかもしれません。
初めて電子タバコらしい電子タバコを触ってみた感想をレビューしていけたらと思います。
付属品
- Malle S Liteケース
- Malle本体×2
- 取扱説明書
- 保証書
- 付属品BOX
- 交換用コイル×2
- USBケーブル
タバコ状の本体2本に加えて、交換用コイルが2つ、合計4つのコイルが付いてくるというお得感を感じる付属品。
そして、VAPEを始めてから売るほど手元にあるUSBケーブルです。
前作のMalleの本体ケースは、iQosのようにバッテリーの役割も果たしていました。
しかし、新しくなったこのMalle S Liteはケースの役割は、中の本体を充電して持ち運ぶだけのものとなりました。
小さくて軽くなった半面、充電の面でやや不安が残りますが、実際どの程度使用できるのかも見ていきたいと思います。
本体詳細
本体は至ってシンプルな構造になっています。
クルクルと回して、最終的に3つの部品に分けることができました。
それぞれの部分について詳しく見ていきたいと思います。
コイルパーツ
まずは、AIO(オールインワン)系の命ともいえるコイル部分から。
本体が小さいので、必然的にコイルも非常に小さなコイルになります。
ただ、この小ささで抵抗値は1.5Ωとしっかり高抵抗です。
セラミックピンセットで挟んでいますが、小ささが分かるでしょうか?
そして、内径も非常に小さく、完全MTL(マウストゥーラング)のタバコ吸いに特化しているといっていいでしょう。
横に小さな穴が開いており、ここからリキッドが中のコットンに入っていく形になっています。
コイルが1.5Ω、そして口吸いということを考えると、この大きさのジュースホールでも十分だと思います。
交換の際は、本体からネジでクルクルと回すだけです。
非常に簡単&シンプルです。
本体部分
基本的にはバッテリー部分と言っても差し支えない先端の部分になります。
まずは内側(1枚目)と先端(2枚目)の部分から。
「お!穴が開いてて、先っちょから空気を取り入れるのか!」と思うかもしれませんが、先端に開いている穴はベントホールです。
コイルへの吸気は、ネジの近くの小さな穴から空気を取り込みます。
まぁ別に大した空気の量ではないので、どこから取り込んでくれてもいいのですが。
そして、忘れてはいけない吸うと先端が光るという小粋なシステム。
ボタンを押したりせずとも、吸えば勝手に電源が入ってミストが発生するタイプです。
これは完全に周りの人に対しての配慮なのかなと思います。
だって、吸っている本人はこのライト見えないですからね。
ただでさえバッテリー容量に不安があるのに、このライトに少ない電力を使用することがもったいないと思ってしまいます。
本体ケース
持ち運び時は特に仕事をすることのないケースも少し触れておきます。
大した仕事はしませんが、ただ非常にスタイリッシュな見た目になっています。
これならデスクの上に置いてあっても変な注目を集めることもありませんし、女性が使用する際も抵抗感なく持つことができるかなと思います。
充電はこのケースに差し込んで行うのですが、この底の方にマグネットが付いているようで、スティックの納まりは非常にいいです。
リキッドチャージ方法
リキッドを入れておくタンクの部分を細かく見ていきます。
これがコイル側から見た様子です。
真ん中は突き抜けていて、ここをミストが通って口に入ります。
分かりにくいかもしれませんが、横から見たガラス部分の写真です。
ここでリキッド残量を確認することができます。
そして、ここからも中に管が通っているのが分かるかと思います。
先ほどから見てきたように、真ん中はミストの通り道なのでそこにリキッドを入れても意味がありません。
タンクの壁を這わせるようにリキッドを補充します。
タンク自体がかなり小さいので、リキッドは一気に入れるのではなくゆっくりと入れましょう。
リキッドを入れすぎて漏れてしまっても故障はしませんが、リキッドがもったいないので。
合体させるときはコイルが付いている部分を上からはめるようにしましょう。
逆にすると、物理法則に従ってリキッドが流れ出てしまいます。
コイルにリキッドが染み込むのを待って、実際に吸ってみたいと思います。
まとめ
このMalle S Liteですが、ほとんどと言っていいほどリキッドの味は出ていません。
ただひたすらに、タバコの煙のようなミストを発生させる機械と思っていただいて結構です。
なので、このMalle Sを吸って「あ、VAPEってこんなものね」と思ってはいけません。
冒頭でも触れましたが、これはVAPEではなく、電子タバコなのです。
電子的にタバコの代替品として活躍するのが本来の目的であり、味を楽しむなんてことは考えられていません。
では、実際にタバコの代わりになるのかというと、なります。
このMalle S Liteに、キツめのメンソール系のリキッドを入れて、清涼感で口をごまかすことができれば、減煙に効果が出てくるでしょう。
ニコチン入りリキッド(私はそれを禁煙とは言えないと思っていますが)を使用すれば、ニコチン摂取機材としては完全にタバコの代わりとなりうるでしょう。
まさに、絵にかいたような「電子タバコ」そのものです。
気になるバッテリー持ちに関してですが、満充電から充電切れまで吸いましたが、タンクのリキッドがちょうど無くなっていました。
リキッド容量は公式発表で0.8mlなので、それよりも入っていた容量は少なかったかもしれません。
それでも、それが2本あれば飲み会1回分は十分に持つでしょう。
日常生活であれば、問題なく1日過ごせるレベルです。
感覚的には、2本でタバコ1箱とまではいかないまでも、15~16本ぐらいの量は吸うことができている感覚です。
ここだけ注意!
繰り返し吸っていると、この真ん中あたりがとても熱くなります。
というのも、この内部でリキッドが熱されてミストになっているので当然と言えば当然です。
チェーンして吸う際には持つ部分にも気を付けてください。
そして、ケースにしまう際も、この部分が熱くなっていないことを確認してからしまうようにしましょう。
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