スタイリッシュなカラーリングのMOD &アトマイザー
まずはこちらの写真をご覧ください。
何と美しいカラーリングなのでしょう。
キラキラすぎるわけでもなく、かといってチープな感じを全く感じさせない高級感あふれる仕上がりです。
題名にもあるように、こちらはスターターキットなのです。
何が言いたいかというと、このCascade One plusはよくあるスティック型AIOではなく、MODとアトマを分離させてそれぞれ別に運用することも可能なのです。
これはかなり幅を持たせた使い方ができそうです!
では、細かく構造を見ていきましょう。
付属品
箱を開けるとデデンと本体が鎮座しております。
蓋に当たる部分に付属品が入っております。
- 取扱説明書(翻訳されたもの)
- USB充電ケーブル
- リキッドチャージ方法案内カード
- コイルヘッド×2
充電用ケーブルが高そうなちゃんとしたヤツが入っています。
これはスマホの充電にも使えるので、結構嬉しいかもしれませんね。
日本語にも翻訳されていますが、不思議な日本語のオンパレードです。
大体の要旨は伝わりますし、絵も描かれているので初めてのVAPEとしても問題なく使えると思います。
アトマイザー
ではまずKitの名前にあるクリアロ、Cascade(カスケード)をご紹介しましょう。
とりあえず分かっているのは、メッシュコイルを選択することができるということ。
メッシュコイルを使うクリアロと言えば、Firelukeを思い出しますが、Cascadeの実力はどうなのでしょうか。
エアフロー
エアはボトム部分の3つのスリットから吹き込む形となっています。
組んで吸ってみましたが、全閉でも吸い込むこと自体は可能です。
しかしながら、メッシュコイルの抵抗値はどうせ超低抵抗になるのでしょうから、それなりのエアが必要になると思います。
タンク構造
トップパーツに、薄く矢印が印字されています。
この部分にリキッドチャージホールがありますよ、という印です。
この部分を持ち上げて…
クイッと横にねじることによってリキッドチャージができます。
結構最後までキャップを引っ張らないと開かないので、壊れるならここ(トップパーツ)から壊れそうだなぁと思います。
あまり乱暴に扱わず、優しく開閉してあげてください。
リキッドチャージホールは大きめに開いていますので、先が細いものなから十分ですし、ガラススポイトでもリキチャ可能です。
コイル
これが話題のメッシュコイル。
ほーら、0.18Ωという新世界が開けてしまっています。
何度も繰り返しますが、自分でビルドをして0.18Ωなら組み直すレベルです。
そんなことを言っても始まりませんので、ボトムパーツにコイルを装着します。
他のクリアロのようにねじ込むだけで完成です。
コイルの作りに関しては、Firelukeの方がキレイに作られていたかなぁという印象。
多少コイルやコットンがウネッていても、リキッドが染み込めばなかったことになるレベルです。
中にリキッドを適量入れて…
ジュースホールにも少しリキッドを付けてあげるのもいいかもしれません。
これでクリアロの準備はOK!
MOD本体
スターターキットなので、当然MODもついてきます。
シンプル極まりないMODですが、Cascadeとのマッチングは最高です。
スペック
W数(min-MAX) | 調整不可(電圧由来) |
使用バッテリー/本数 | 内蔵3000mAh |
USB充電 | 急速2A充電可能 |
温度管理 | 非対応 |
ファームウェアアップデート | 不可 |
シンプルというか、必要最低限の機能です。
ボタンを押して通電させるというだけのためのMOD。
Battlestar Nano MODの電池が交換できないバージョンだと思っていただければいいかなと。
内蔵バッテリーなので電池の交換ができないのが難点ですが、普通の使い方をしていれば十分1年は使えるかなと思います。
なんだかんだで、色々なMODを試したくなるじゃないですか。
なので、1年も使えば手元にMODがたくさんあるようになりますから。
底にはしっかりとベントホールが開いています。
ボタン背面にはVaporessoのロゴと、充電用ポート。
付属の充電器や2A急速充電対応のコードであれば、急速充電も対応しているようです。
ですが、個人的にはゆっくりジンワリ充電してあげるのが電池にも優しいと思います。
基本操作&特徴
電源On/Off | 5クリック |
電源on→通電→電源off以外にできることはありません。
ですが、電圧由来のワットをコイルに流してくれるので、ものすごい熱量が必要なゴリゴリクラプトンとかでない限り大丈夫だと思います。
今回使用するメッシュコイルは、赤熱するのに電圧はそれほど必要ありません。
逆に3.7ボルトの定電圧がかかれば、十分に味が出てくれると思います。
コンタクト部分
なんかオシャレな三角形を歪めたエングレービング。
コンタクトは安心のスプリング式です。
直径は24mmなので、他のアトマを乗せて運用するということも可能です。
実際に使ってみて
メッシュコイルのおかげか、MODの性能なのか分かりませんが、立ち上がりはかなり早いです。
押した瞬間に「ジュッ」という音がします。
さすがにエアホール全開だと出力不足かなと感じ、半分ぐらいエアホールを締めた頃でしょうか。
「ヒュォォオオオ!!」という風切音が室内にこだましました。
全開ではスムーズなエアの流入音なのですが、1/2〜3/5ぐらい締めている間は笛鳴りがします。
個人的にはその笛なりがなくなったくらいの締め具合(約1/4開け)で、暖かくて味の乗ったミストを味わえます。
このあたりはリキッドの種類や個人の好みで調整してみてください。
味そのものはよく出ていて、ミスト量もメッシュコイルの恩恵か文句ないレベルで爆煙です。
ただ、そのときに笛鳴りのするエアホールの調整具合だと、なかなか外で吸うには勇気がいると思います。
そういうときは、MODとアトマを別に運用して、アトマは出力調整でエアをカバーし、MODはセミメカMODとして運用することをオススメします。
Firelukeのときもそうでしたが、メッシュコイルはやはり一筋縄ではいかないようです。
みなさんも、お気に入りのセッティングやリキッドがありましたら、色々なところでご意見くださいませ。
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