VooPooの最高傑作POD…らしい
「Doricって何?VooPooといったらDragでしょ。DragシリーズにDrag Nano 2のPODもあるし、新しいシリーズか何かなのかな?」
な〜んて思って本家VooPooのサイトを見に行ってみたら、なんか「VooPooの全技術開発力を総動員して作りました〜!」って感じの商品説明でした。
と、言いつつもまぁ「VooPoo=Drag、Drag=VooPoo」みたいなところは絶対的にありますので、このDoric(一応Vシリーズというものに相当するらしい)がどのような仕上がりになっているのか確認していきたいと思います。
Doric 20付属品
- Doric 20本体
- 交換用コイル(1.0Ω、1.2Ω)
- 充電用Type-Cケーブル
- 取扱説明書
今回はネックストラップ的なものはないみたいですね。
めちゃくちゃ欲しいという人もいないでしょうから、あってもなくてもいいのかなと思ってしまいます。
交換用コイルが2つもついてくると思うかもしれませんが、本体には最初からコイルが装填されていません。
Doric 20本体詳細
コイルパーツ
1.0Ωと1.2Ω、好きな方を選びましょう。
どっちでもいいのですが、今回は1.0Ωのコイルから。
PODの下部から押し込むだけです。
コイルの角度が決まっているようで、PODの方向に合わせてやる必要がありますが、大したことではありません。
コイルを入れるのはいいんですけど、取り外すのにちょっと苦労するかもしれません。
かなりしっかりとコイルが固定される反面、手だけでコイルの取り外しをするには相当な指先のパワーが必要になると思います。
本体部分
本体の形状はよくあると言ってしまえばそれまでなのですが、シンプルなスティック型のPOD。
複雑な操作は一切必要なく、電源兼用のパフボタンがあるぐらいです。
背面にはエアフローコントロールと充電用のソケット。
底面がゴム製となっており、意外とグリップが効きます。
「PODを立てて置いても、平面に傷が付きません」と謳っていましたが、そもそもこの細長いPODを立てて置くということがないと思います。
Drag Nano 2のときにも説明したように、VooPooのPODのエアフローコントロールは非常に優秀です。
ビチビチの激重MTLとまでは行きませんが、十分に濃厚なミストを堪能できるMTLまで絞ることができます。
リキチャ方法
PODを引き抜けば、下部にラバーキャップがありますので、そこからリキッドを注入します。
「PODが透明だから、リキッドチャージのタイミングが丸わかり!」と謳っていますが、大体のPODが半透明ですからね。
Doric 20に限ったことではないので、話半分ぐらいに聞いておきましょう。
まとめ
VooPooの全力プッシュには申し訳ないのですが、それほどまでに大きな違いが感じられるようなPODではありませんでした。
売りにしているPODやコイルの出来に関しては、正直差を感じられるような違いはありません。(裏を返せば、すべてのPODの技術力が上がったということにもなりますね)
確かにエアフローコントロールの精度は素晴らしいですが、性能がほどんど同じであるならば男子が選ぶのはDrag Nano 2でしょう。
Doric 20は、スマートにVAPEを楽しみたい層を狙っているのかなと思います。
「Dragみたいにゴツゴツしたのはちょっと…」と倦厭されがちなVooPooも、そういった層にアピールできるシリーズがVシリーズなのかなと感じました。
個人的にはVooPooはそんなことしないで、男子目線に振り切った製品をドンドン出してほしい気がしますが、それはそれ、これはこれです。