VooPooのかっこよくて新しいPODが登場
VooPooと言えば、機能がいいことに加えて、男子の心をくすぐるフォルムが魅力的な製品が多いのも特徴です。
今回レビューさせてもらうのも期待通り、男の子の心をくすぐる機能にフォルムが特徴のPODです。
最初に大雑把に特徴を言ってしまうのであれば、Mini iStick 2に非常に似ているものとなっています。
機能が同じなら、見た目が好みのものを持ちたくなるというのが当然の考え方。
機能が気に入ることが大前提ですが、自分の男の子心に刺さるものかどうか、確かめてみてください。
Drag Q付属品
- DRAG Q本体
- ITO – M0 0.5 Ωコイル
- ITO – M3 1.2 Ωコイル
- Type-Cケーブル
- マニュアル
見た目にはPOD MODみたいな形になっていますが、通常のPODだと考えて大丈夫だと思います。
特になんてない付属品なので、それぞれの特徴を見ていきたいと思います。
Drag Q本体詳細
POD部分
PODと本体を取り外すには、色々とボタンを探したのですが、物理的にガッと引っ張ればいいみたいでした。
これがPOD部分になります。
見た目的にはほとんどRTAみたいな感じ。
ドリップチップが交換式なんですけど…、接続形式が510ではないんですねぇ。
交換できるようにしているのに独自規格で作ってきちゃあダメでしょ。
コイルは0.5〜1.2Ωまでのコイルが色々とあるみたいで、コイルの挿入はPODの下から押し込む形になります。
本体部分
男心をくすぐるPOD本体部分。
特にこの革っぽいのがシブくていい味出してます。
PODと本体の接続は、POD側についているスプリングベアリングで固定。
早い話が金属製の爪が出たり入ったりするというもので、そこまで摩耗の心配も必要なくていいですね。
底部には充電用のポートがついているだけ。
下から見たアングルでもわかるように、かなりコンパクトで丸みがある形状をしていますので、手の中で非常に馴染みます。
AFCと出力調整が一体構造に
本体部分の特徴として、出力調整ダイアルがあります。
出力の調整と言っても、プラスとマイナスが印字されているだけで、どれくらいの出力になるのか書かれていません。
製品表示を見てみると、出力調整幅が3.2V〜4.2Vということで、それぞれ下限と上限なんだと思います。
出力の確認はダイヤルでもできますが、それと同時に反対側のライトでもほんのりと確認できます。
そして、写真ではどうやってもお示しすることができませんが、出力の調整と一緒にエアフローの調節も兼ねています。
つまり、出力を上げるとエアフローが開き、出力を下げるとエアフローも閉まるという一人二役的な機能になっています。
リキチャ方法
リキッドチャージはRTAライクにトップキャップを開いてリキッドチャージ。
小さい穴と本当にメチャクチャ小さい穴がありますが、小さい穴にリキッドボトルをぶっ刺して、メチャクチャ小さい穴の方は空気穴でしょう。
ただこの空気穴、小さすぎて絶対漏れる自信(確信)があります。
まとめ
冒頭でも言いましたが、Mini iStick 2と似たような機能性のカッコいいPODとなっています。
機能は似ていると言いましたが、機能としてはDrag Qの方が若干優れているかな?というレベルです。
というのも、出力調整とエアフローコントロールが連動しているというのが今までにない機能です。
確かにこれは人によっては嬉しい機能かもしれませんが、中にはオススメ設定がしっくりこない人や、そのオススメ設定がハマらないリキッドもあるかもしれません。
そういった特殊な設定を好んだり、特殊なリキッドを好んで吸っている人は、潔く別のPODやRBAで吸っていることかと思いますので、多くの人はVooPooのオススメ設定で満足できることかと思います。
少し気になる点があるとすれば、ドリップチップが交換できないという点。
色々な種類のコイル(0.5~1.2Ω)があるので、ドリップチップがひとつだけというのはいかがなものかと感じます。
そうなってくると、結局はドリップチップにしっくりくるコイルを選ぶという形になってしまうかも。
ドリップチップが510接続だったらほぼ完ぺきなセットアップになったかもしれませんが、詰まるところ、PODなので全てのリキッドをあらゆる設定で楽しめるという代物ではありません。(というか、RDAでもRTAでもそれは無理です)
ただ、色々と楽しめる幅があって、なにより見た目がかっちょいいいPOD、それがDrag Qです。