中二病的な見た目のテクニカルMOD
個人的な見解ですが、VAPERはどうしても中二病の発生率が高い気がしてなりません。
かくいう私も、ゴツいMODに魅力を感じてしまいます。
上記の中二病MODはメカニカルですが、今回ご紹介するのはテクニカルMOD。
Dagger MODで有名なVO TECHから発売されているMODです。
United Society of Vape、通称USVと、Vo Techは姉妹メーカーとなっているようで、それぞれがそれぞれの商品を紹介していたりします。
メーカー名はVo Techなのですが、販売サイトはUSVにしかないという不思議な設定。
販売戦略としてどうなんでしょうね。
さて、今回レビューするVIA240ですが、見た目の中二病感もさることながらかなりの大きさ。
小さいものがもてはやされる日本のVAPE界ですが、使い勝手はどうなのか見ていきたいと思います。
スペック&付属品
- VIA 240本体
- マニュアル
- ワランティーカード
- オーセン証明書
- 充電用USBケーブル
W数(min-MAX) | 5-240W |
使用バッテリー/本数 | 18650/2本 |
USB充電 | 可 |
温度管理 | SS, Ni, Ti 対応 |
ファームウェアアップデート | 不可 |
ファームウェアアップデートはありそうですが、今のところUSVにもVo Techにも、ファームウェアの更新情報はありません。
それどころかアップデートを配信している気配がありませんので、ないものと思っておいた方がよさそう。
充電は本体でも可能なようですが、専用の充電器で行うのがベター。
アップデートもない、充電も非推奨ということで、USBケーブルは無くてもよかったのでは?と思ってしまいます。
今回提供いただいたデザインは、Shield(盾)というデザインらしいです。
絶妙にダサいです。
側面にはファイアボタンと+/-ボタン、USBソケットがあります。
ボタンはコチコチと小気味よい音を鳴らしてくれます。
反対側は中学生御用達の英字フォントで「VIA」と描かれています。
繰り返しますが、絶妙にダサいです。
底部にはシンプルな「VO」のロゴ。
この程度のロゴで、それに目立たないカラーリングは嬉しい限り。
ただ、側面にダサい柄が集約されているので、底部が控えめでもあまり意味がありません。
510部分は全体にフラットな作りになっていますので、良識の範疇のサイズのアトマならせり出しなく使用できると思います。
バッテリーの取り付け/取り外し
バッテリーの取り外しはカバーを取り外して行います。
MODの上部を軽く抑えながら、下部を引き抜くことで外すことができます。
さらにバッテリー格納部分には、大きめの切欠きが付いていて、これもスライドして外します。
+と-の表示もされています。
さらに中を覗いてみると、反対側にもバッテリーの向きをお知らせしてくれる表示があります。
これでグッと方向を間違えることは減りそうです。
バッテリーを挿入したら、ロックをかけて、カバーをつけて、元通り。
バッテリーのぐらつきもなく、しっかりとバッテリーをホールドしてくれています。
基本操作&特徴
電源On/Off | 5クリック |
モード切替 | 3クリック |
モード内切り替え | +/-ボタン同時押し |
VO chipという基盤で動いているので、どのような挙動をするのかと思っていましたが、操作性は他のMODと大差ありません。
図体の割に、スクリーンが小さいかなぁという印象。
でかけりゃいいってものでもありませんので、このくらいのサイズ感が好みだったりします。
ではでは、各種モードを見ていきましょう。
【VW MODE】
10W以下は、0.1W刻みで調整が効きます。
高抵抗コイルを使用する場合は、その0.1Wの違いで味わいが変わったりするのでこの範囲の設定は意外とシビアに設定が必要になるかと思います。
ですが、個人的にこのサイズ感のMODで高抵抗コイルを使用しないとは思います。
10Wを超えると、1W刻みで出力の調整ができます。
この辺りになると、0.1Wの違いなんて微々たるものになりますので、この設定の違いはありがたい。
右下のNormというのは、おそらくNormal(ノーマル)のことでしょう。
Soft→Normal→Sportsの順で立ち上がりのスピードが変わります。
クラプトンコイルなどならまだしも、単線ビルドメインの私にとってはノーマルで十分な立ち上がり。
それ以上を追い求める人は、+/-ボタンの同時押しで変更してみてください。
【Bypass】MAX Wattage MODE
電池の出力をそのまま伝えるBypassモード。
右にバッテリー残量(電圧)が表記されています。
バッテリーはスタック(直列)で挿入されていますので、MAX8.4V付近です。
ですが、そんな電圧で通電したら大体のコイルは溶けてなくなってしまいますし、電池の爆発もそこら中で発生するでしょう。
表示の8.12Vで出力するのではなく擬似パラレル状態に変換し、約半分の電圧で出力してくれていました。
本体カバーは交換可能
取り外し可能な本体カバーですが、上下とも取り外すことができます。
公式ショップでは、カバーのみを$15で販売をしてくれています。
ですが、最初から気に入った柄のカバーで購入するのが一番いいかなと思います。
また、公式でのカバーのタイトルと、Health Cabinのタイトルに違いがありますので簡単にご紹介。
Health Cabin | 公式 | |
左 | Cloud God | Jinn |
右 | Joker | Joker |
Health Cabin | 公式 | |
左 | Transformer | Shield |
右 | Alien | Species |
くれぐれも間違って好みでない柄を選んでしまわないように注意しましょう。
バッテリー部分と同様に、510コンタクト側もがっちりと磁石で固定されます。
かなり磁石が強いので、ICカード(スイカなど)の近くに置いておくのは止めておいた方がいいかもしれません。
コンタクト部分
22mm:Theseus RDA
流石に22mmアトマはせり出さずに乗せられます。
22mmにしては背の高いRDAなのですが、違和感なく乗せられている気がします。
これならタンクを乗せても変な感じにならなくていいかもしれません。
24mm:DROP RDA
今や主流となった24mmアトマも、もちろんせり出しなしで乗せられます。
結構存在感のあるDROP RDAですが、MODの大きさとちょうどいいマッチングになっています。
25mm:BTFC RDA
巨大な25mmアトマでも余裕を持って乗せられています。
両端まで1mmほどは余裕がありそうなので、27mmまでは大丈夫そうです。(実測で27mm)
このMODを選ぶ理由
気分によって着せ替え可能
気分によってカバーを付け替えることによって、気分の違いを得ることができるでしょう。
ただ、どのカバーを選択しても中二感は拭いきれませんので、最初に選択するカバーが大事になってきます。
公式ではHealth Cabinにない柄も選択でき、このZombieが邪悪な感じがして一番心くすぐられるカバーでした。
Health Cabinの選択肢から選ぶとすれば、JinnかJokerかなぁと。
とっても軽いデュアルバッテリー
いくつかデュアルバッテリーを所有していますが、断然軽いです。
ヘタなシングルバッテリーMODよりも軽いんじゃないかと思わせる重量。
これならギリギリポケットに入れておいてもずり落ちてこないんじゃないかと思えるレベルです。
信頼と実績のVO Chip
何が『信頼と実績』なのか分かりませんが、反応が非常にいいチップです。
操作性も非常に簡単で、パフの反応も爆速です。
なんなら、表示している出力より数パーセント割増しているのではないかと思える熱の入り方をしています。
最近のチップはどれもこれも非常に優秀ですが、名のあるチップはやっぱり有名なだけあると思いました。