Wismecお得意のReuleaux(ルーロー)シリーズ
何度も何度も使用されると、読めなかった単語も読めるようになってきます。
初めは何度調べても覚えられなかった読み方も、とうとうマスターしました。
でも、Reuleauxのスペルだけは全然覚えられません。
意味はおしゃれで丸みを帯びた三角形を意味するものらしいです。
そのReuleauxの意味に沿っているのか、バッテリーを3本使用する重量級Tinker MODと、「柱」を意味するColumn Tankのレビューです。
付属品
KITとして、1つの大きな箱に入っているように見えます。
取り出してみると、MODとクリアロが別々のパッケージに入っています。
実は昔からこうやっておけば、パッケージングの削減になるのにと思っていたんです。
いずれMODだけとか、アトマイザーだけとかで売り出すときにも売りやすくなるのにと。
さて、そんなことは置いておいて、各部分を確認してまいりましょう。
Column Tank(コラムタンク)
英語のColumn(コラム)には色々な意味がありますが、冒頭で申し上げたように「柱」の意味かと思います。
なんとなく、古代ローマ的な柱に見えてこなくもない佇まいじゃないですか?
付属品
- Column Tank本体
- 交換用コイル
- Oリングたち
- 交換用ガラスタンク
- マニュアル
ひとしきりの交換部品が入っています。
あまり見ないかもしれませんが、一応日本語でも説明がなされています。
目を通してみましたが、理解するには全く問題ありませんでした。
初めてのクリアロならいざ知らず、別に初めてでなければクリアロの使い方に関しては説明不要かと思います。
エアフロー
片方に6つずつ、合計12個のエアホールが対面に開いています。
その穴を閉じながらエアの量とドローの重さを調整していきます。
吸い込んだエアは、コイルの中を通ってミストとともに口へ運ばれることになっています。
タンク構造
デカイということは、それだけリキッドを入れられるということ。
タンクの容量は驚愕の6.5ml。
ちょっとしたスコンカーボトルですね。
バカスカ吸ってもすぐに無くなるということはなさそうです。
タンクの三角形を探して押し開けます。
すると、リキッドチャージホールが確認できます。
トップキャップの置き場所を探さなくていいジーニアス(天才)スタイルと呼んでいます。
ジーニアススタイルだと、空気をタンク内に押し込むこともなくなりますので、漏れ対策にもなっています。
その点においてもジーニアス。
コイル
側面に抵抗値と推奨ワッテージの表示があります。
0.15Ωとバカみたいに低いので、必ずテクニカルMODで電池のスペックに合わせた出力で使うようにしましょう。
コイルの中身は最近流行りのメッシュコイル。
RDAでもメッシュコイルは組めますが、メッシュが一番輝くのはクリアロだと思います。
ベース部分にねじ込みます。
コイルの下の部分に段差があるのが確認できますでしょうか。
その段差がなくなるまでねじ込めば、しっかりと固定されたということになります。
Reuleaux Tinker MOD(ティンカー)
バッテリーを3本使用するスペックの割には、可愛らしい名前がついています。
tinkとは、「(高い音が)鳴る」という意味。
アニメのピーターパンに登場する小さな妖精Tinker Bellは、実は「チリンチリン鳴るベル」という意味とも読むことができます。
そういえば、ティンカーベルは効果音だけで言葉は話しませんね。
どのあたりがTinkerなのか見ていきましょう。
スペック&付属品
W数(min-MAX) | 1-300W |
使用バッテリー/本数 | 18650/3本 |
USB充電 | 可 |
温度管理 | SS, Ni, Ti 対応 |
ファームウェアアップデート | 可(Wismec公式) |
バッテリーを3本も使用するモンスターMOD。
だからといって、超ウルトラハイパーハイワッテージでVAPEすることのないようにしてください。
例えるなら、どんな車も140km/hぐらい出すことができますが、そんなスピードで走ってはいけないのと同じです。
良い子はきちんと電池のスペックに合った出力でVAPEしましょう。
これでもかと主張してくる真っ赤なボタンがファイアボタンです。
下にある赤い小さな丸ボタンがUp/Downボタン。
置いて写真を取ればいいと思ったのですが、コロコロしてて全然止まらないのでご容赦ください。
横から見るとこんな感じ。
何となくAegis MODを彷彿とさせるデザインですが、こちらは落としたり水に入れたりしたら壊れちゃいます。
背面もこんな感じ。
見れば見るほど、太っちょなAegisです。
スプリング式の510接続。
一応、Reuleauxらしくロゴが確認できますが、このMODの形状とは大きくかけ離れていますね。
底部にはバッテリードアとベントホール。
さすがにバッテリー3本を磁石で留めはしません。
留め具でしっかりと開閉させるタイプのバッテリードアです。
Avatarcontrolとは?
外箱に「Avatarcontrol」という見慣れないロゴが、これ見よがしに付いています。
『コントロール』というところから、Minikin V2のタッチパネルや、Avenger MODの音声認識システムに続く操作性なのかと期待させます。
ググってみると、どうやら電化製品を生産するメーカーなようです。
新規参入するメーカーなのでしょうか?
VAPEのすそ野が広がることはいいことです。
バッテリーの取り付け/取り外し
パカっと底部を開けるとバッテリー格納部がこんにちはします。
目で見て一発で分かるように印字されていますので、バッテリーの向きだけ気をつけましょう。
デュアルバッテリーMODもそうですが、トリプルバッテリーMODも同スペックの同時期に製造されたペアリングされたバッテリーを使用しましょう。
基本操作&特徴
電源On/Off | 5回クリック |
モード切替 | 3回クリック |
基本的な操作は画面の説明を見ながら行うことができます。
(電源OFF状態でプラス・マイナスを同時長押し→画面上下反転という機能がありますが、間違いなく使わない機能でしょう。)
VWモードでの画面はこんな感じ。
必要な情報は大体載っています。
暗くて見にくいかもしれませんが、スクリーンの下部にはそれぞれのバッテリー残量が確認できるようになってします。
3回クリックでメニューに入ります。
モード選択では、VW、TC、TCR、RTC(温度管理のカーブモード)が選択できます。
SETはセッテイングのことでしょう。
抵抗値のロック、パワー(TC出力の設定)、ステルスモード、サブパラ(デフォルト画面にある回数のリセット)、そして次のページでは…
時間設定、プリヒート、電源の自動オフが設定できます。
インフォでは、ファームウェアのバージョンや電池のボルテージなどが確認できるようになっていました。
Luxotic DF MODと比較
似たような形状のLuxotic DF MODと比較してみたいと思います。
背丈に関しては『ほぼ』というか、『全く』同じです。
バッテリーの長さのことを考えるとこれが限界ということですね。
上から見てみても、Tinkerの方が丸みがある程度でほとんど同じ。
3本目のバッテリーを入れるか、スクォンクボトルを入れるかの違いのようです。
【欠点】これだけは言わせて!
①スクリーンが暗い
もしかしたらお気づきの方もしらっしゃるかもしれません。
このスクリーンがちょっと暗い印象を受けます。
室内でも暗いなと感じるレベルですので、晴れの日の屋外だと見えなくなってしまう可能性も。
このMODを持ち運ぶかどうかというのはまた別のお話。
②手榴弾を吸ってるみたいに見られるかも
昔のMODで手榴弾そのものを模したMODがありました。
あれはあれで問題な気がしますが、今回のTinkerもサイズ感的には似たようなもの。(使い方を間違えば本当に爆発してしまう代物ではありますが。)
遠くからヒソヒソと、「最近の手榴弾はパステルカラーもあるのねぇ」と言われかねないビジュアルです。
こちらも同様で、このMODを持ち運ぶかどうかは別問題。
実際に使ってみて
メッシュならではが楽しめるColumn Tank
前回のSinuous Soloのメッシュコイルは、お世辞にも美味しいとは言えない代物でした。
ですが、今回のColumnのメッシュコイルはきちんと味が出ます。
大きなジュースホールのおかげで、チェーンしててもイガることもありませんし、一晩放置でも漏れてくることもありませんでした。
低抵抗であるがゆえに、複数バッテリーMODでの仕様が推奨されるメッシュコイル。
Tinker MODとの相性バツグンです。
エアフローは固定されがち
困ったことといえば、エアホールの調整がしにくいということ。
セラピンの部分がMODだとすると、アトマとMODの締め付けによってエアフローコントロールが固定されてしまいます。
私は一度ドローを決めれば動かすことはほとんどありませんが、人によっては気になるかもしれません。
握りやすさにこだわったTinker MOD
バッテリーを3本利用するTinker MODですが、そこはしっかりと握りやすさの部分で対応しています。
ファイアボタンに沿って、ややクビレた部分があります。
そのクビレに親指がジャストフィット!
反対側にも同様のデザインが施されていますので、右利きVAPERにも左利きVAPERにもフィットするデザインとなっています。
ハイパワーで爆速レスポンス
メッシュコイルということもありますが、反応は爆速。
ファイヤボタンを押すとすぐにミストが立ち上がります。
太いワイヤーや多少の低抵抗コイルでも、ハイワッテージでガンガン焚いてあげられるMOD。
パワーとスピードの両方を携えたお家用MODとして活躍することでしょう。
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