初めてのRTAに最適
私がVAPEの沼に片足を踏み入れた際に購入した最初のRTAです。
レビューというか、なかなか紹介する機会がありませんでした。
ですが、先日、家に私一人だけになる(嫁と子どもは外出)というマリオのスター状態が発生しましたので、引っ張り出してきたわけでございます。
それに、後日書こうと思っているブログネタの布石にもなりますし。
慣れないレビューですが、暖かい目を通り越して、熱い目で見守っていてください。
付属品
Serpent Mini本体、予備ガラスタンク、コットン、プリメイドツイストコイル、交換用Oリング&イモネジたち、六角レンチ、マニュアル、Giveawayカード
※いつも思うのですが、このT-shirtのGiveawayカード、誰か応募した方います?笑
本体をばらしたところを載せておきます。
デッキ、ガラスタンク、チムニー、トップキャップ、ドリップチップ(左から)
付属のドリップチップは結構なワイドボアです。
吸い口に向かって広がってきています。
510接続なので、好みのドリチに交換可能です。
分解途中でガラスタンクにヒビが入ってしまったのは内緒です。
エアフロー
全開だと結構スカスカ、全閉だとほぼ吸えないぐらいの精度で幅広く運用できると思います。
ですが、DLのフレーバーチェイス的な使用法がピッタリだと思います。
タンク構造
もはや何も珍しくないトップフィル。
容量は2mlとタンクにしては少ないような気がしますが、このサイズ感で2ml入れば、まずまずといったところでしょうか。
デッキ構造
組みやすいと一部で評判だったこのデッキですが、私のイメージとしては少々難ありなデッキ。
まずは、真ん中の丸いところからエアーが上がってきます。
そして、「難がある」と言った理由のひとつがこのクランプ部分にあります。
これがイモネジを締めたところなのですが、イモネジとデッキの底にスキマがあるのが分かりますか?
太いコイルならまだしも、細い単線で組もうとすると、この隙間にコイルが逃げてしまうことがあるので要注意です。
こんな感じに組んでみました
エアフローも大きいですし、クランプ間もタンクにしては広め、さらにコットンで大きめのジュースチャンネルも埋めないけませんので、3mm軸で巻いてみたいと思います。
さて、この2つのコイルの違い分かります?
そう、順巻(左)と逆巻(右)です。
コイルジグを使って普通に巻くと、順巻となり左のようなコイルができます。
それをSerpentに乗せようとすると…
やっちまったな!!
ということになります。
上下逆さまにすれば使えなくもないのですが、逆巻の方が固定しやすいです。
こんな感じ。
そして、「難がある」といった理由のふたつ目になるのか、コイルレッグの処理。
クランプ部分とツラツラで切らないと、チムニーに接触してショートしてしまいます。
精度のいいニッパーであれば大丈夫ですが、もしそうでない方は…
ラジオペンチなどでコイルレッグを持って、上下左右にウネウネ動かしてください。
そうすると、金属疲労で固定部分から勝手に切れてくれます。
固定が緩んでしまうかもしれないので、しっかりとネジの確認もしておいてくださいね。
コットンはこれぐらいで切って下の凹みに合わせてあげてください。
そして、「難あり」ポイント3つめが、このコットンワークです。
ちまたでは、すぐにイガるというお話ですが、こういう類の問題解決は得意です!笑
長くなってしまうので、後日(おそらく明日)追記します。
※追記はここ↓※
※追記終わり※
リキチャして吸っていきましょう!
実際に使ってみて
久しぶりに取り出して吸ってみましたが、まだまだ第一線で活躍できる実力持ってますよ、こいつは!
シングルコイルの割には結構な量のミストも出てくれますし、申し分ない出方をしてくれます。
ちょっと残念なのは、ビルドしながら紹介した3つの「難ありポイント」ですね。
イモネジとデッキの隙間以外は解決方法を紹介した(する)つもりですので、困っているようでしたら使ってみてください。
そして、もう一つ難点を挙げるとすれば、付属のドリチが短いという点。
トップキャップに唇が当たってしまいます。
まぁ気にならない方もいるでしょうが、チェーンしているとトップキャップが熱くなってくるので注意が必要です。
気になる方は、510接続なので好きなドリチに変更すれば問題解決!