WotofoのTrollといえば、変なおじさんのロゴでおなじみでした。
実はTroll V2も持っているのですが、このTroll RTAは味も出るし爆煙もできるしで、Troll V2の出番が少なくなっているというね…笑
私がヘビーユースしているタンクのレビューです。
付属品
説明書、プラスドライバー、予備ガラスタンク、予備Oリング、予備イモネジ4つ、インシュレーター(絶縁パーツ)、クラプトンコイル3つ、コットン
予備ネジが4つもついてくるし、ガラスタンクの予備がついてくる点もうれしいですね。
本体を分解すると、こんな感じに分解できます。
エアフロー
下から鼻の穴みたいに2つ並んでいるのが空気の通り道です。
それぞれのコイルの下にあり、ボトムエアフローのみです。
全開だと全く抵抗を感じないぐらいスムーズ。
全閉だとギリギリ空気を吸えますが、実際にVAPEできるほどの空気は通りません。
タンク構造
タンク容量は驚きの5mm!
というのも、デッキの下がえぐれているので、その分リキッドをしっかり入れられます。
このデッキにかぶせるチムニー部分ですが、きれいに傾斜がかかっていて、ミストがきれいに流れていきそうな感じ。
そして、リキッドチャージも安定のトップフィルなので、ガシガシリキチャできます。
デッキ構造
なんか見たことないおもしろいデッキになっていますね。
プラスとマイナスが左右に分かれているのではなく、上下に分かれているという。
組みやすさはというと、ベロシティータイプと比べてそれほどビルドのしやすさに変化はありません。
というか、最近のアトマイザーはどれもビルドが簡単です。
各メーカーが試行錯誤して、どんどん組みやすくなるのはいいですね。
こんな感じに組んでみました
コイルビルド編
24Gで9巻で攻めてみます。
秘技シャーペン…と思いましたが、コイルの全長と固定用ホールの差がほとんど一緒でしたので、そのまま使いたいと思います。
プラスとマイナスが上下になっていますので、段違いにコイルを通さないと通電しませんので要チェック。
高さはこのあたりまで下げて、エアフローの出口に近づけます。
ポールからの距離はこれぐらい。
あまり離しすぎると、チムニーと接触してしまいますので話しすぎは禁物。
写真のように、デッキの下にある丸い金属より外に出さないようにしておけば大丈夫です。
完成したデッキがこちら。
ウィッキング編
Troll RTAはリキッド供給が不安ということをよく聞きますが、私はTroll RTAでドライヒットを食らったことがありません。
①ウィックは、タンクの底に着く長さで切ります。
これは賛否両論ありますが、私は底につけます。
しっかり最後の一滴までタンク内のリキッドを吸ってほしじゃないですか。笑
その辺はもうコスパというか、貧乏性の粋ですね。笑
②コットンの10~20%を目安に、先っぽを削いであげる。
こうすることでウィックの間にリキッドがしみこみやすくなります。
③ウィックホールに通して、もう一度先を広げる
しっかりと供給できているか確認するには、吸った後にすぐタンクの中身を見てみてください。
こんな風に気泡ができていれば、ちゃんと供給できているというサインです。
この方法でウィッキングすれば、80/20のリキッドでもドライヒットすることなく楽しめました。
実際に使ってみて
エアフローを全開にすればクラウドチェイスマシーンになりますし、絞っていけばフレーバーチェイスも可能です。
でも、どちらかと言えばクラウドチェイス機かなぁという印象です。
味重視のアトマイザーとしてはドリップチップの直径が大きすぎますし、専用ドリチなので変更できないんですよね。
なので、爆煙吐きながら味も楽しみたいという用途向けな印象です。
これだけ使い勝手が良くて$20を切っていますので、コスパは上々ですね。