バカみたいに安くて、アホみたいに美味い

なんか一昔前にあった映画のタイトルみたいですね。

「ありえないほどうるさくてありえないほど近い」みたいなタイトルでしたっけ？

『ものすごくうるさくてありえないほど近い』でした。

映画の話からは離れますが、うるさくて近ければこれほど迷惑なことはないでしょう。

ところが、バカみたいに安くてアホみたいに美味しければ誰も文句は言わないでしょう。

そんな幸せなリキッドを世に送り出しているRYPE JUICEのTropical Strawberryのリキッドレビューをご堪能あそばせ。

リキッドスペック

イチゴメインで、ココナッツはサポートに回る感じですね。

イチゴ系のリキッドは世に星の数ほどありますが、あまりハズレがない印象。

トロピカル＝ココナッツという感じが私にはありますので、それとイチゴがどのようにコラボするのか楽しみです。

しかしまぁこの120ml入っていて2600円という破壊力抜群のコスパは、何度見ても衝撃です。

ボトルのキャップ部分の大きさも相まって、350mlペットボトルぐらいの印象を受けます。

それでは、実食！

香り&味チェック

香りはイチゴのフレッシュな香りが感じられて、ココナッツはあまり感じないかも。

この時点で既に味の説明に沿っていますので、リキッドに期待が持てます。

お味の方は意外にも全体に味付けは薄め。

味付けと言っても、吸ってナンボのVAPEリキッドなので味の薄さ＝ミストの薄さではないので、そのあたりはご安心を。

この時もイチゴはメインであって、ココナッツらしい風味が鼻の奥から抜けてくる感じです。

テイスティング環境

VAPER側（Ko）の感想

イチゴを食べたときの感覚にも似たミストが入ってきます。

イチゴ味ではなく、ほぼイチゴを食べている感覚に近いレベルの再現度のミスト。

ペロッとしたときに感じた味の薄さは全くなく、しっかりと味の乗ったミストを楽しむことができます。

「ほほ～、すごいイチゴだなぁ」と思った瞬間に、ココナッツがヒョッコリ出てきます。

このココナッツの風味が絶妙で、主張しすぎないのだけれども存在感はあるちょうどいい立ち位置です。

「主演：イチゴ、助演：ココナッツ」という感じで、それぞれがしっかりと風味に似合った仕事をしてくれています。

俳優さんで説明すると、イチゴが船越栄一郎さん、ココナッツが遠藤憲一さん、という感じ。

ね？いい感じでそれぞれ味を出してくれそうでしょ？

ガンクの付きやすさ（約5ml使用後）

真ん中の方に若干の黒い物体が確認できるかもしれません。

ガンクと言うには程遠いですが、ガンクの子どものようなものができています。

まだまだ味に変化をもたらすほどではありませんが、ガンクが全くないというレベルではありません。

Non VAPER側（嫁）の感想

（ｽﾝｽﾝ）うわ、なんかまた甘いなぁ

甘くていい匂いというのがそろそろ分かってもらえんもんかね。

そいで、何の匂いでしょ～か？

う～ん、パイナップル

違うんだな、これが。
正解はイチゴ&ココナッツでした。

別に全然悔しくないけど、ココナッツってこんな匂いなんだ？

（ボトルを見て）いや、っていうか何それ。笑

嫁も何度かリキッドというものを見たことがあるのですが、それでも笑ってしまうほど大きいボトルということです。

香りも「甘い」とは言われましたが、お決まりの「臭い」とは言われませんでした。

周りへの攻撃力は比較的少ない方のリキッドだということができるかもしれません。

こんな人、場面にオススメ！

このリキッドで最も感動したのは、ココナッツのちょうどよさです。

何かを引き立たせるために使用するはずのものが、全力で前に出てきてしまっているものって世の中にありますよね。

例えばパクチー。（パクチー好きの人、ごめんなさい）

あれは香草なので、パクチーサラダのようにメインでモシャモシャ食べるものではないと思っています。

同様に、ココナッツが苦手な人はココナッツが全力で前に出てくるから苦手なんだと思います。

Tropical Strawberryはイチゴとココナッツ、それぞれの特徴をしっかりと活かしています。

ココナッツがイチゴが引き立たせ、またイチゴがあるからココナッツの風味も楽しめるという塩梅です。

双方が双方の風味を伸ばしあっている絶妙なバランスのリキッド。

それでいてこのコスパなので、他のリキッドが減らないかもしれません。

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